ときおり人生ジャーナル by あきしお ⁦‪@accurasal‬⁩

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日本製鉄・USスチール、アライアンスの行方

(最新追加)2025/4/1のニュース報道から : 

[31日 ロイター] - 日本製鉄(5401.T) の森高弘副会長は4月1日にラトニック米商務長官と面会する。米メディアのセマフォーの記者が関係筋の話として31日、Xへの投稿で明らかにした。日鉄による高炉投資拡大などにについて協議するとしている。

(最新追加)2025/3/27 のニュース報道から : 
日本製鉄、USスチール買収時期を25年第2四半期に変更 | 出所 : ロイター[東京27日 ロイター] 日本製鉄(5401.T) は27日、USスチール(X.N) 買収実行の予定時期を2025年(暦年)第2四半期に変更すると発表した。

これまでは25年(暦年)第1四半期としていた。

https://jp.reuters.com/economy/industry/TWQPGONPRJNI7GF6UMLQZR3DIQ-2025-03-27/

f:id:andy-e49er:20250210105215j:image☝️画像はReuters NewsWebサイトから

石破首相が初めてトランプ大統領ホワイトハウスに出向いての日米首脳会談に臨んだ(米国時間 2/7)。

f:id:andy-e49er:20250215115739j:image ↑Reutersから

✴️ その席で「買収ではなく投資」として合意した。 "調整する" トランプ大統領が明言。

ただ、投資の具体的な意味や調整の意図までは明確にはなっておらず、日鉄側もその点からかコメントは出していない。ただTBSの昼番組では日鉄とは事前協議をしていたとのこと。(それはそうだろう) これは今後注視していく。
石破首相「どれだけ株を持つか」、日鉄のUSスチール買収巡り | ロイター
https://jp.reuters.com/markets/japan/funds/7DBV5RCKMZKC5PFXHBNK54K24U-2025-02-09/

(Reuters記事から一部抜粋)  石破首相は同テレビ番組で、日鉄の経営陣がトランプ大統領と協議する見通しだとして具体的な内容には踏み込まず、「あくまで米国の会社として存続する実感を米国人が持つかどうかだ」と述べた。

日本製鉄は、その日本でもおそらく随一といわれる法務部の力もあってか、バイデン大統領の買収拒否命令を違法として行政提訴する一方で、USW全米鉄鋼労組トップの委員長と、USSのライバル・クリーブランド・クリフス社ゴンカルベスCEOの2名を、買収に対し違法に謀議して邪魔だてしたことに対する民事訴訟も同時に起こした。

✴️ 後者により米国司法ルールでの「Discovery 」(すべての証拠を開示する義務あり) を通じて共同謀議の証拠を掴む。それをバイデン氏決定の行政訴訟の方に使うという、前代未聞のウルトラC級 (←古い!) 異例の法廷戦術の離れ業に打って出ている。

(以前の関係投稿、いくつか)→ 👂不揃いのトランプ2.0 (通商・外交・経済) - ときおり人生ジャーナル by あきしお ⁦‪@accurasal‬⁩ 2025/2/3

法治を超えて。米国リーダーが悪へ導く - ときおり人生ジャーナル by あきしお ⁦‪@accurasal‬⁩ 2025/1/11

そこで、別のアメリカ政権の動きの報道に照らして、考えてみたことを、少しばかり予測的なこととして先んじて個人ブログに書いてみた。(1) この行動が、当事者の交渉の妨げになることはないだろうと自己確認して。あくまでも個人としての考えであり、今の仕事とは無関係なものとして、個人blogに掲載してみる。⤵️

半導体、米国・台湾、どうなる?日鉄 - ときおり人生ジャーナル by あきしお ⁦‪@accurasal‬⁩

(2) その後、こちらが公開されているので、併せて聴いてみると良いかもしれない⤵️

櫻井よしこの特別版!】「侍・日鉄はUSスチール「買収」で闘え!」…補足 : 石破首相の対トランプ話から始まり、7’50”辺りから日本製鉄のこの話になる。
🔗▶︎ - YouTube ←ここをクリックで動画へ飛びます。

実際この櫻井さんの話。聴いてみたところ、まずスタンスとしては安倍晋三氏との比較で石破氏を格下に見る評価。保守系のある意味のオピニオン・リーダーなので安倍元首相シンパでいつもの言動には驚かない。

そして日本製鉄は「投資」だ、としたことへのその直後の日本経済新聞社の石破首相へのインタビューについて触れて少し補足解説。

👉しかし結局、核心には触れずじまい(いゃ、ご本人が石破氏をディスるのと同じに、あなたもそれ以上の論理はないんですね、の話) 。買収か投資かの、資本の株式保有51%か49%かという点以外に一切の言及はない。ジャーナリズム人としての限界。専門性のない分野ではここまでか、と感じたことをここでは率直に記録しておく。

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✴️ この課題は、私の予想通り…日米の思惑をうまく『投資』、それも巨額の、トランプ政権としての成果として大々的に宣伝できる金額と雇用の面で前へ進めることができそうだ…という…少し先の未来の話が出た。ここに次の記事へのリンクを記載しておく▶︎ 日本製鉄の経営陣はやり抜いた❗️ - ときおり人生ジャーナル by あきしお ⁦‪@accurasal‬⁩

キーワードは、パートナーシップ

👉アライアンスとは、

  1. パートナーとの良好な信頼関係の土台を構築し、維持しながら、
  2. 両者が目指す利得を得られるよう、Win-Win situation を創出するべく、
  3. 互いが相手との距離や得られる成果の見通しを、
  4. 常に最新TPOの下、調整し合う柔軟性と適応力を持つ、"有機的な意思決定手法" である。そのために、
  5. 相手との距離や互いの思惑を常にアップデートしていることが重要不可欠

✳️ ベースはお互い生身の人間による交流。

  • 信頼関係の継続的な強化。これにより
  • 互いの利得の擦り合わせが可能となり、
  • 前進を目指すことが可能となる。

特に、上記の中では、4. と 5. とが重要なポイントだと思う。

そのためには、コミュニケーションルートを確保しつつ、常に状況と変化を見極めて、分析・把握して、次の手を用意して臨むこと。