ときおり人生ジャーナル by あきしお ⁦‪@accurasal‬⁩

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法治を超え米国リーダーが悪へ導く

前回の投稿内容はこちらの👉 法を超える存在 ドナルド・トランプ - ときおり人生ジャーナル by あきしお ⁦‪@accurasal‬⁩ (リンク🔗) に続けてコメント📝。

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↑日本では神頼みの御神籤 (おみくじ) だが、このゴチャった映像をこの投稿に備え、邪気払い!

本件表題を『法治を超え米国リーダーが悪へ導く』とした。イアン・ブレマー氏が率いるシンクタンクの今年の10大リスクを見るまでもなく、明白な世界のリスクにして、不協和音を奏でるは、もちろん Donald Trump その人。

トランプ次期大統領、そして彼に加えて、支援者という立ち位置から大きく逸脱して、ほとんど右翼か政治家のような動きをする稀代の世界一大富豪イーロン・マスク。その馬鹿馬鹿しい動きは11月🇺🇸大統領選の際の、違法スレスレの金配り行動でも発揮していたけれど。

こちらでも動きがわかる👇

出所 : ライブドアニュース

  • 【共同声明】ドイツなど60超の大学や機関、Xの利用中止「価値観にそぐわず」
    news.livedoor.com/article/detail…

    声明では、「Xの変更」により、継続した利用が正当化できないものとなったと説明。「多様性、自由、科学を促進する価値観は、もはやこのプラットフォームには存在しない」としている。

https://x.com/livedoornews/status/1877941506620731894?s=46

👆直近で更に目立って酷い。他国への内政干渉を行っている。これも不正かつ不愉快である。

  • ドイツ国の首相が退陣して総選挙になる来月のタイミングで、独の極右政党を支持するよう、自前のXで投稿した。ありえない行為で、ショルツ首相もコメント反論など📝詳しくはネット記事などでご覧あれ…)

 トランプに話を戻す。グリーンランドを国防・安全保障上の要所として🇩🇰デンマークに対して自国に売り渡すよう求めたり、🇵🇦パナマに対しては、パナマ運河アメリカに返還せよ、あるいは通行料金を安くしろ、中国系の企業に牛耳られている。さらにはメキシコ湾の呼び名変更("アメリカ湾" がいい…beautiful だなどと…)

極め付けの失礼は、カナダ🇨🇦に対する物言い。アメリカの51番目の州になった方がよい、などなど。枚挙に暇(イトマ)なく。正式就任前から、いゃおそらくだからこそ今このタイミングで次々に、本人確信犯的な意識での戦術展開だろう。

➡️まぁこれらの全てが、大国の大統領が口にしてはいけないとんでもない内容。実のところは、二流ビジネスマンが、交渉する相手に脅し文句を意図的にまず投げつけての Deal よろしく、感覚だろうか。そんな程度。意図的に交渉前の為にする発言だろう、と私なりに足下を見透かしてはいるが。

とにかく非常に失礼千万。

🇲🇽メキシコの大統領が冷静に昔の絵地図を持ち出して、Mexicana American と逆に提言など。余計な議論が出てくる元凶は全てトランプ 2.0

正直なところ、鬱陶しい( イマフウにいえば、"ウザい!" ) 。日々の報道でいやでも目に入ってくる。年末から年始にかけて国際政治面はこんな感じで毎日不愉快が続いている。言われた側は当然、反論したり、何某かはコメントする。日本のメディアもコメンテーター含めて発信するから、残念だけれどもこんな後ろ向きのことで相乗的に、世の中ギスギスしてくる。

だが全く無視することもできない。それはアメリカを中心に報道される世界政治の動きが世界と日本の経済や国際通商に直結しているからだ。例えばその後の続報の一つがこれだ!…

トランプ氏に刑罰なし、有罪評決は維持 不倫口止め事件でNY地裁 | ロイター
トランプ氏に刑罰なし、有罪評決は維持 不倫口止め事件でNY地裁 | ロイター

全くもって、何ということだろうか。

さて頭を冷やして冷静に戻り発信を続けよう。

毎回、私が情報や報道を引いている日本経済新聞その1/11 (土) 朝刊「読書」欄(27面) で、こういう内容 (分析として◎) が取り上げられた。

コラム『今を読み解く』(成蹊大学教授・西山隆行) から、 "支持を広げたトランプ 2.0 …マイノリティー・若者にも" という記事があり、そこで新刊書の読後感想的な論説の一部にはこうある ; 引用👇

会田弘継著『それでもなぜ、トランプは支持されるのか』(東洋経済新報社・24年)は、何故トランプ氏のような「破壊的存在」が登場して支持されているのかを、建国以来の保守思想を分析しながら解明している。

会田によれば、今日の米国の民主主義が抱える諸問題の根本には経済格差があり、社会の底辺から上昇する可能性を見出せなくなった人々は米国社会から阻害されていると感じて絶望している。金持ちエリートの政党だった共和党を乗っ取ったトランプ氏は、彼らの不満をくみ上げた。他方、ネオリベラル化してエリートと結託して新たな金持ち政党たる民主党は、アイデンティティー政治を重視する一方で階級を軽視した。経済を重視する人は、白人もマイノリティーも、トランプ氏に投票した。左右ではなく上下の分断に対応できなかったこと民主党の敗因の一つである。

なるほどよく喝破している。まさしくそれだ。

✳️ 私の知るアメリカ。それは29才のとき。管理職の端くれである主任に昇格する直前となった1987年度から、仕事のために移り住んだアメリカ合衆国(カリフォルニア州) での住民感覚で私自身が当時の社会を身近に感じて持っている、"あの憧れの強かったアメリカ" 。それはたぶん少し前の70年代から続く、明るく屈託のない豊かな中間層に支えられていたと思う。物質的にもそして国民の心の中としても、少なくとも大多数の中間層はとても豊かな生活を送り、家の広さもバックヤードとフロントヤードも含めると中間層でも100坪くらいの広さか。日本のそれの3倍から5倍はあったかという生活感覚だ。だからこそなのかは分からないけれど、当時は移民を含む他国出身・他者への対応として、心の余裕も持ち合わせていたように思う。日常生活だけ見たアメリカは内国的にはそんな印象だった。

✴️ 政治面に目を向けて少し批判的に表現するならば、彼の国は当時から極めて唯我独尊的な、いわゆる "大きなお世話をする" うるさい強国であった。それが昔はうまく機能していたとはいえるかもしれない。一つの見方だが…

We are Number One !  U.S.A. を連呼するあのお決まり、ワンパターンの民衆の連呼の形、である。

👉日本の多くの人たちが知っており、私の持つそんなあの国の感想はほぼ間違いなかろう。

(平和主義とか核拡散の脅威をみてとると他国の政権に躊躇わず介入し、国連を無視して独自に戦争すら行う大国。世界一の軍事強国にして民主主義のシンボリック信奉者。人道主義を重んじ、相手の国の態度にまで口を出す。自らの考えを相手にも強いる超大国だったアメリカ🇺🇸)

現在・今の、殺伐とした国の分断と共にある、酷さと醜さと怖さを全て持ち合わせた三悪のようなひどい「とても変な」国へと至る、深部にある底流の政治背景を鋭く見破っている

……ということで、一個人的に最近は不愉快極まりないのだが、こんな話題は楽しくないし、非生産的なので、しばらくは投稿しないことにしたい(自分に向けての言い聞かせての、宣言…)  なお、日本製鉄のUSスチール買収の件も uncomfortable な事案であることを附記しておく