☝️〔6/7 土曜朝のテレ東、日経サタデーから〕
昨日の投稿内容 (リンク🔗はこちらから👉) [ 講演 ] トランプ関税と日米貿易協定(EPA/FTA) - ときおり人生ジャーナル by あきしお @accurasal ...これに被せて翌日 (6/4) 時点ではリアルタイムにこのニュースが目に飛び込んできた⤵️
出所 : Reuters 2025/6/4 (水) net news報道から
(一部を抜粋) ロイターは2日、トランプ政権が米国の工業製品や農産物の輸入に関する関税や割当枠の提案、非関税障壁の是正計画など主要分野で最善の提案をリストアップするよう各国・地域に求めていると報道。
米側は書簡で、7月8日以降の各国の関税率を含め「着地点」を示す回答を「数日内」に提示すると伝えたという。
⭕️ この報道から私なりに推測を試みてみる。
"米国の工業製品や農産物の(相手国による調達)輸入に関する関税や割当枠の提案、非関税障壁の是正計画など、主要分野で最善の提案をリストアップするよう各国・地域に求めている"
ということは、交渉の常として、プロアクティブにこの要求をする意味は何か?
- 第一に、自国の描くスケジュール感で交渉イベント自体をクロージングに導きたい、
- その主導権を取る意図が表れていること
- 特に『最善の提案』の意味は、いわゆる、相手国への、最後通牒であり、文字通りの "ベストアンサー" 要するにこれ以上ないという "ファイナルアンサー" を出してこい、
という通告である。
従って当然ながら、これこそ一方的で不可逆な最後通牒と思って良い。
ただこれは、対等な立場であるならば、その最後通牒を突きつけるのは "アンタの勝手、自由だ " けれどもこちらが、それをまともに受け止めることにするのかどうか、そこまでの束縛を是とするのか、そこをよくよく考えることだ。
ただ明記すべきことはここで真っ向から反論しても言い合い、argument というニュアンス的には口喧嘩レベルに落ちるだけ。だからここは、余裕で大人の構えで、冷静かつ冷徹に次の一手を考えるべきだ。
◉いゃ、これを相手に出される前からタイミング的に交渉の当事者なら、それを予測できていなければならない。
それができなければ既にして交渉では相手に負けていることになる。
✴️ ここが交渉術のポイントで真髄の一つだ。
👉これはよくある相手方からの常套手段であり、かつ、自国が優位にあるという先方なりの自覚のもとで、上から目線である。
これくらいで驚く必要はない。
実に普通のことなのだ。焦ることもない。
拙いかもしれないが、私のアメリカ企業とのシビアな調達交渉の数々、売買の国際間のビジネスデシジョンではごく普通、よくあることだ。
ただ、交渉の戦略として、ここに至って最も大切なことは、何か?それがポイントだ。
この相手に求められて出す自国からの提案は、『一応』相手土俵に立つとすることになる。ならばその仮定の上に立つ、"ファイナルアンサー" となること。それはまずしっかりと認識しなければならない。そしてさらにいうと、それに何かこちらとしては留保条件をつけることは不可能ではない...かもしれない。それくらいの骨太な度量を持とう。
次に最も重要なことは、何か?
(Q) 相手の土俵にまんま乗る必要あるの ⁉️、ということだ。
そこまでの交渉のやり取り経緯を踏まえた、相手との距離感を交えた "読み" である。
何を言いたいかというと,
このまとめに応じて自陣が出すのは、"ベストアンサー" であるべきか・否かである。
最後の最後に自分が勝つには、カードを手元に残して、相手の最後通告に対抗する自陣の手立てを保持しておくか?
いゃそれとも"ベストアンサー"を真正直に出してしまって、『丸裸』になるか、そこだ。
もう一度これを振り返ってみよう⤵️
“経済・政治秩序の大崩壊” となるか⁉️ - ときおり人生ジャーナル by あきしお @accurasal けれども私はこう思う。まず今の危機感はこれだろう👇
🇺🇸米国はこれまでの対ソ冷戦、ベトナム、イラク、🇦🇫アフガニスタンと続けてきた戦い。世界の警察官だったステイタスは、オバマが捨てた。貿易赤字と財政赤字。双子の赤字が続く中、この超大国にして自由民主主義のファーストランナーだった輝ける国家は、未曾有の危機に瀕していることは嘘ではなかろう。
もはやこの壊れかけたままの社会システムをこれまで通りに維持することは出来ない。保守は、危機感を得て大改革に乗り出す。それは、時に破壊的行為すらもたらす。まさに今このときのドナルド・トランプは♠️それだ。
彼の場当たりに見えるメチャクチャな心理と、それに呼応して右往左往する社会風潮は、移民の流入などの諸要素による 『分断社会』 が生み出した怪物🧌なのだ。その結果、トランプという異形のリーダーをアメリカ国民自身が選んだ。
しかし、日本は法の下に守るべき自由貿易の旗手であり、開かれたインド太平洋の次のリーダーとして、強固な同盟国である🇺🇸の誇りを傷つけないように、配慮しながら、自由と平和を護り続ける義務がある。
昨日の大分での講演ではこんな大風呂敷を広げることは出来ないが、ここでの私個人はそう強く宣言しておきたい。
(その後。7/4 金曜になり、この話へ続く…) ⤵️
▶︎ 大詰めを迎える日米関税交渉 - ときおり人生ジャーナル by あきしお @accurasal
BTW.......
✳️ 昨日の長時間の移動分を取り返すべく、今日は出勤しない1日を有効活用して、時計を持たずに終日、ジェットバスや鉱泉につかり、サウナで整い、英気を養うことにした。
ここに来るのは一年弱ぶり、だろうか。
11回シリーズの券も終わって、一回限りで入るのは今日が初めて。
たっぷりと食べて、この後も💤昼寝してからまた一風呂浴びて。 至福の癒しが明日を産み出す
この癒しを得て明日からまた元気良く、次を求めていく
(6/7 土曜、追加して)
👉『歳だなぁ』と独り言、、
年齢を重ねると疲れがなかなか抜けなくなる。月曜と水曜仕事せずも、火曜朝から夜遅くまでの移動が疲労の色を濃くして。木曜は終日なんだかパフォーマンス🎭が低かった。パソコン操作の動きも鈍いことを自覚する。
✖️ 今週は感覚が違う。すごく長いものに感じられた。(金)ようやく本調子に戻った。
◎ 仲間と昼は🇮🇳インドのお店ショルナガでキーマ・カレーと巨大ナン🫓をペロリと平らげて、午後眠くはならずに次の内部教育セミナーの演習問題づくり。予定より一日早く作り終えた。(水)のジェットバス、鉱泉とサウナの癒しが2日遅れで体にみなぎったのだろうか....。
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2025 (令和七年) /6/10 (火) Linkedinデータから