ときおり人生ジャーナル by あきしお ⁦‪@accurasal‬⁩

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イメージのボディランゲージ / 『形式知』

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腕組みは、どういうメッセージか⁉️

今回は以下の絵を見て、引用したLinkedinの投稿に対して個人的にコメントをしてみたい。

👇ちょっと面白い絵に、目が止まった。

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( Yasufumi (Yassy) Yoshino @ Linkedin )

腕組みしたプロフィール写真と言えばコンサルとラーメン屋だと思うのですが、この2つの類似性を考えるの難しいと思います。

ただ、腕組でその職種に求められる何かしらかの性質を表現していることは間違いありません

その性質を言語化できたとき、この割りと離れていると思われる2職種を線で繋ぐことができ、その線上にのる職種は全て腕組で表現できる性質があるはずです。

腕組しているプロフィールを見たとき、その職業はコンサルか、ラーメン屋か、それともその間にある何か他の職種か。検証を続けることが大事だと思います。

( 作者 : Yasufumi (Yassy) Yoshino @ Linkedin )

(以下は、私のコメント📝)その一

腕組み = 一般的には交渉ごとの場面での拒絶のポーズ…ですが、他に私が受ける感じとして自信(別の言い方では、"自惚れ" )。

己の力の確信か、過信かも(笑)。

胸を張りポーズとしてそれなりに決まっていれば…頼れる存在に見えるフォト(宣材)になる、というイメージ。職種により似合うものとそうでないものとがあるでしょう。消防士や海上保安官には似合いそう。うちに秘めた心の強さ。

▶︎本来は知的能力としてのソフトパワーが大切な売りポイント。なのに、むしろ見栄えとしてのハードパワー ; つまり外見の強靭さに化体した外見やイメージが、内なる能力ありとアピールする表現の形式、だと思えます。

人により、またTPO次第で、似合わなかったり、やりすぎになるリスクなどもあるだろう。
(因みに、私はこのポーズは嫌い、偉そうだから。)

その二 …腕組みポーズが表すのは、

  • 力強さ、頼れる存在 👈自信がある
  • うまい、役立つ、使える 👈能力の高さ

ということだろう。専門的なコンサルタント、あるいは、ラーメン店の作り手、共にこの印象はポジティブなイメージを作り出す。

一方で思うことがある。それは、

  • 外見やポーズだけが良くても、中身が薄ければ結局、印象と実態の乖離が裏腹となり、逆効果にもなりかねないという点だ。

そこで思うことは、

  • 過去の積み重ねや実績、功績が高くてその本人は自信に満ちていて、確かに過去はそうだったとして、
  • 今現在とこれからも、『頼りになるか』『役立つか』、
  • 過去と同じだけのパフォーマンスを出せるのかは、また別の問題だということ。

つまりポージングで宣材としてカッコ良くてもそれは外見の話。直接に接してみて、人は直感的に実質的な相手のお役立ち度、能力の幅と深さをも推し量るということだ。心しておこう。

『お里が知れる』ことのないよう気をつけたい

 ものごとの意味や概念を形式知つまりで表した方がよりよく伝わるケースがある⤵️

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上の絵が象徴的。このはてなブログの別項で取り上げた英語の前置詞の意味を表した絵図。テキスト表記の説明文を読むより、直感的に意味が伝わる。この場合の形式知は、絵や図だ。

形式知は、知識の分類の一つであり、主に文章・図表・数式などによって説明・表現できる知識を指す。暗黙知に対する概念である。明示知ともいう。 形となって表に表れているため、誰にも認識が可能で、客観的にとらえることができる知識である。

ナレッジマネジメントにおいて、形式知という概念は暗黙知と共に使われる。

Source: ウィキペディア

形式知といえば真っ先に頭に浮かぶのは、野中郁次郎先生による経営学の理論 🔗⤵️

👇SECI モデル👇 (2025/2/12 のblog投稿へ)

SECI モデル (野中郁次郎名誉教授) - ときおり人生ジャーナル by あきしお ⁦‪@accurasal‬⁩

"ソフトパワー" とは先日亡くなられた知の巨人アメリカ・ハーバード大学ジョセフ・ナイ教授に関する当blog投稿 (5/8付) へ⤵️
Joseph Nye 氏 R.I.P. - ときおり人生ジャーナル by あきしお ⁦‪@accurasal‬⁩

 

最後にまとめとして、学んだことを整理しておこう。

  • 外見の見栄え・イメージは大切な要素で、頼れる存在と思われ /  役立つ能力を持つから自分に使える存在だ、と相手に受け取られる。第一印象の好感度が多くの割合を占めることはよく知られている
  • しかし実際、明日や将来に向けてのお役立ち度 (使える評価) は、いまその場で出せる自分のソフトパワーの裏付けと合わせたそのパフォーマンスが十分に出せなければ、評価されないばかりか、逆効果となる

過去どれだけ立派なことをしても、これから評価される行動が今できなければ、その人は昔の栄光に生きている "化石" 。厳しくいえば "老害" とみなされる。よくよく自分に命じておきたい