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新技術と新事業で突出成長する

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新技術と新事業で突出するためには何が必要なのか。その視点でオムニバス形式によりいくつか質感の異なる話を載せてみよう。(笑)

はじめにこの話はどうだろう?

💮 アナログ・フィルムカメラが実質的にスマホにとって変わられた歴史と同種の『盟主交代』の見方・予測は果たして正しいか⁉️

➡️ ガソリンエンジン車と電気自動車がそれと同じような新旧交代の道筋を辿るのかはまだ全く分からない。

『モノ』やものづくりはもちろん変わるけれど、メーカーの栄枯盛衰が同じようになるか?そこが問題だ。なぜなら

  • 当然ながら既存カーメーカーも、EV時代に向けてそれなりに断層的転換や変革をする。もしかしたらテスラより大胆な改革や新たな生産などの転換もあるかもしれない。
  • 何よりも「使う立場からの」運転した時のdriving feelingを含む完成度とか、自動運転とか安全性能など、オペレーションソフト面を合わせ込んで総合競争になる。

#トヨタ #Tesla

アングル:トヨタからテスラへ、EVが呼ぶ自動車業界の「王者交代」 | ロイター 
https://jp.reuters.com/article/autos-electric-idJPKBN2U604K

💮 次に、テクノロジーと法務・社会のルール形成との間(ハザマ)について

👇

メタバース統治法整備急げ」テクノロジーの行方 (下)  (#平野晋 中央大学教授)
🔻
昔この人の法律系の著書を買って興味深く読んだことがあり、名前でピンと来て記事がすぐに目についた。
▶︎ポイント(日経新聞1月24日26面)
1. AIは普及前に国際的な統治の検討進む
2. メタバース統治はサイバー法学を参考に
3. 現実世界にはない特殊事情を考慮する必要

「新興技術に必要な予防法務」として、

(横軸) 現状・課題 

(縦軸) AI・メタバース

の4象限に表整理した分析があり、これは役立つし、内容が興味深い。

ところで身近なところでの余談 : 
◉ 先日仕事がない日にPC上でクラウドデータサービス #Evernote (←から便利です。検索性が◎)のnoteデータの整理や削除を行った。多分10年以上もこのサービスを使っており、自分が貯めたデータ件数は、今や6,000程ある。
気づいたこと:
・役立つと思い、貯めた知識情報は陳腐化しているものも結構ある
・年に1度データを見直して、不要なものを削除した方が良い

出所 : 日経新聞1月24日26面経済教室「メタバース統治法整備急げ」テクノロジーの行方 (下)

「後で読もう」と思い、とっておいても結局忙しかったり次の情報がどんどん入って来て追いつかず溜め込むだけになることは誰でもある。

➡️ 新たなテクノロジーやその "事業の萌芽" を先端部分で、人より早くキャッチするのは企業も個人も大事。頭や我が身に取り込むには

  • その場・その時・その瞬間に、すぐに読むこと、頭に入れることが大切

改めてそう反省しましたね。生徒や学生の時と同じデジタルで勘違いをしない当たり前の勉強の努力です。

 

次は国際ビジネスで活躍するための必要条件。

さて国際ビジネスで渉外に必須の英語力といえばこちら👇

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https://englishfactor.jp/learning/9990.html

 

💮 英語で数字の言い方ってなかなか難しいんですよねぇ。会社で海外と交渉する時、結構言いづらくって。若いうちに数字の読み方を英語で慣れておくことも大切で、テクノロジーやサイエンス系の方は必須なのかな、と。

私は文系で数字や計算を英語で話すのが苦手だった。でも新技術と新事業で相手との対話を弾ませるには語彙力を含む話題力が必須不可欠なんですね、これ経験からの大きな反省です。

 

💮 そして世界の経済に目を向けるとき。今はまぁ例のホットな賃上げ議論がありますが…。とにかくまず先にこの停滞気味の日本経済の生産性を高めること。(再度)成長軌道に乗せること が大事でしょ。コレ喫緊の課題。そこでNHK朝ドラを見てこんな感想を持ってます。

今回の『舞い上がれ』は挑戦、変化、改革、人材活用・転職、地方創生が詰まっていて、かなり好きなテイストのドラマだな。

 

💮 続いて『新技術と新事業で突出する』ために変化はフィットするのではないか?をみる。

三菱電機が事務系職種別採用を始める(2024年度入社の新卒採用から)。

事務系社員の職種別選考を導入。「経理財務」「資材調達」「人事総務」「法務知的財産渉外」4分野を職種ごとの募集・採用に変える。ジョブ型

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 昔との比較で考えてみよう。

 私が大卒の時、事務系は一括採用方式。人事部が採用決定後の配属先(振り分け)を決めていた。本人適性を "評価" して所属部門と調整を経て、まとめて必要な人数をその部門に分ける。そこから先は部門の中の各部署へ配属の振り分けをその部門内で行なっていた。

 配属部門を決定するこのプロセス。うまく機能して正しい場合もあれば、ハズレもある。

本人に配属希望先調査をする。だが本人が行きたい部署と配属先が必ずしも一致しない。あるいは希望通り配属されても、本人適性と合っていなかったり、配属を受けた職場でケミストリーが合わないということがどうも「あるある」なのだ。

だから私の周りでも1、2年で異動する人を見かけていた。そしてそれが本人希望によるものか、所属先の判断だったのかはわからない、そういう仕組みになっている。これって一種の性善説で『よかれ』と思っての対応だということになっているが、果たしてそうだろうか。

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➡️ 今は透明性や納得性…説明責任が求められる。そもそも初めから職種別応募の職種別採用【Job型人事制度】にする方が良くはないのか? 会社側も人材管理の効率化が可能ではないのか? AIを使った書類選考時点での評価振り分けもうまく使えそうだ。

このように今までのやり方とはオサラバして、

変えて行く、変わって行く企業は生き残るチャンスがあると思う。そもそも『新技術と新事業』って新しいこと、未知のこと、やってみて学びとること、なんだから。

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💮 大きなニュースが入って来た❗️トヨタ

このブログ記事の冒頭にはテスラとの世代競争、盟主のポジショニングについて述べた。

トヨタ自動車社長に佐藤氏 (53歳、豊田章男氏は会長に)  という4月1日付人事異動を1/26に発表したのだ。日経新聞1月27日1面と3面に記事)

この決断の動きは大きな意味を示唆していると思う。それは

  1. トップは長く君臨してはいけない
  2. 世代交代を挙行するべき
  3. 変化の多い時代の今は経営者も変わるべき
  • 危機を乗り越えるには創業家出身
  • その後はプロパー社員からの昇格

→反面教師は『日本電産永守重信氏かな⁉️

▶︎新社長 佐藤恒治執行役員は 53歳(若い!)が、現在の豊田章男氏が社長になった時と同じ年齢だとのこと。

▶︎豊田元社長によれば

「古い世代。『車屋』としての限界も感じている。新しい時代には私が引くことが必要だと思った」

と語ったそうだ。

豊田氏は周辺に

トヨタの経営の最大のリスクは私が社長であり続けることだ」と漏らし、ここ数年は社長交代を意識して佐藤氏を重要なポストに登用するなどの布石を打った。

(出所: 日本経済新聞1月27日1面・3面から)

【結論は?】新技術と新事業で突出して他社より群を抜いて大きく成長するには、

  • 「考えても見なかった新奇なやり方」や断層的なイノベーションと言われる事業転換、それに市場創造や新規参入など、思い切ったことをやる。

それをやった者が勝ち残ると思う。それをやれるための条件は?

  • 夢やビジョンを大切にする経営(者)と経営システム、企画実行で牽引する強い人が最低条件ではないだろうか。