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2024年 地政学的動向、特にNATO

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今年はどんな年になるだろうか。『今年』...4月スタートの『年度』ということに頭が固定されている(私を含む)日本人は、ゆでガエル化している。だが冷静に考えれば2024年はもう4分の1終わった。のんびり構えている場合ではなかろう。

さてこのストーリーissue では、新たな規制が次々と出てくる。4/5 (金) にはこんな報道が出た。これもReutersから。👇

米政府がASMLに中国向けサービス業務打ち切り要請へ=関係者 | ロイター🔗リンクはこちら👇

米政府がASMLに中国向けサービス業務打ち切り要請へ=関係者 | ロイター

『経済安全保障』分野ではこの手の制限・規制、自主規制の名の下でのコントロール(制御・統制) が今年米国から多く出ることだろう。

  1. 企業は海外ビジネスにおけるこの類のリスクに常に目配りし、関係スタッフや海外拠点に見張らせておく。それもできるだけ現地の生の情報、一次情報をゲットすべきだ。判断も即座に下すべきだ。
  2. 遅くとも二次的な報道を見て、あらかじめ決めておいたプログラムを発動するなど、即座に必要な対応を取れるように準備しておかなければならない。

いわゆる "常在戦場" と心得るのがよい。それは、具体的にはcontingency であり、リスク回避あるいはリスク受容の準備だ。アカデミアからは先日以下のレポートを拝見した。ナルホド

【 2024年 地政学的動向 】

2024年に予想される地政学的動向トップ10

| EY Japan
2024年に予想される地政学的動向トップ10 | EY Japan

2024 Geostrategic Outlook全文をダウンロードする👇リンク🔗 https://assets.ey.com/content/dam/ey-sites/ey-com/en_gl/topics/geostrategy/ey-2024-geostrategic-outlook-report.pdf?download

▼そして2024/4/3 (水) Reuters報道をみた👇

NATO事務総長、ウクライナに1000億ユーロの直接軍事支援を提案 | 出所 : ロイター
NATO事務総長、ウクライナに1000億ユーロの直接軍事支援を提案 | ロイター

▶︎NATOメンバーであるアメリカ合衆国。現在のバイデン政権はウクライナ🇺🇦支援に積極的な一方、議会・共和党は他国への軍事支援に懐疑的で強く反対の立場。そして今年11月の同国大統領選挙では共和党指名候補・前大統領トランプ氏とバイデン氏の支持率は現在非常に拮抗しておりどちらが勝つか全く予断を許さない。

▶︎仮にトランプ候補が次期大統領に就任するとASAPウクライナ軍事支援を予算カットする可能性が高い(本人が既にそう表明している)

巷間語られる"もしトラ" からの "ほぼトラ" ...ほぼトランプで決まり... と仮定したとき、このストルテンブルグ事務総長の提案発言は欧州のみならず世界経済に対してもたいへん重大な意味を持つことになるだろう。

 戦争には絶対に賛成できず・できるだけ早く終わって欲しい。なんのうそ偽りも何もない。しかしながらロシアの脅威を直接受ける欧州大陸でNATOの懸念は明らかだ。以前からウ国ゼレンスキー大統領自身が警告し支援強化を叫んでいる通り ... 今ウクライナによる対露戦勝利という一種の防波堤を諦めると、その先には何があるのか。

ロシアによる隣接NATO加盟国への次なる侵略リスクで結果的に費用が高くつくだけという計算が成り立ち、多くは脅威を感じている。だから『今』この戦争で、ウクライナ国土でロシア🇷🇺をくい止める強い意志を持たねばならない。それが現在の多くのNATO加盟国の考えだろう。ドイツ連立政権では🇩🇪少々不協和音が発生したが。

👉こうなるとエスカレーションは止まらない。良くも悪くも "Balance of Power" である。互いに譲る要素がなく、戦争は終わらず、金を喰う戦争費用はさらに増加していく。(結果、人の命も失われていく) 欧州経済をむしばむ。( それは敵国ロシアも同様だがP大統領の頭にはそれを上回って余りある動機がある )

✖️残念ながら世界経済の行方も悪い方向に向かうだろう。今よりよくなる楽観的な見通しは持てない。つらくて厳しい今の現実がある。動向は悠長な調査レポートでなくリアルの大問題だ。

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さらに翌日 (4/4) 、Reuters報道で続く内容が出ている👇

北朝鮮とイランの対ロ軍事支援、安保上無視できず=NATO事務総長 | 出所 :ロイター

北朝鮮とイランの対ロ軍事支援、安保上無視できず=NATO事務総長 | ロイター

👉アメリカという世界の警察官がオバマ政権のときの宣言で、地域紛争から離脱・退場をして既に数年が経ち、バイデン政権でアフガニスタンから撤退。米国の、パクス・アメリカーナのプレゼンスは明らかに縮小傾向で低下する一方である中、だからこそ、このNATO事務総長の発言なのだろう。世界の安全保障においてその重みも役割も加速していくのではなかろうか。

そんな時代に生きているわれわれは『どう生きるか』...宮崎駿監督の映画は語りかける。

🥂

そしてこんな風に生きている働き手(タクシーの運転手の方)が日々の暮らしの助けになる話👇

https://x.com/yoshiharuhabu/status/1779463450038817042?s=46 ←羽生善治さんの話

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日本の良心、良識ある心、美しい思いやりを、ただ当たり前のことをしただけ、と思い、話す。そういう人格が多いこの国の、今の平和と平穏がこれからも続きますように!

事件で今知りたいことは何⁇

まずは、前置き。有名人をどう呼ぶのか。

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スクショで引用、Xポスト@ParrotMistery さん

人を呼ぶときには、敬称があるけれど、説明にあたる肩書きをつけることも多いよね。"選手" とか、"容疑者" "被疑者" など。逆に被害者だと、「被害を受けた◯◯さん」になるし。「氏」をつけると敬称ではないけれど、丁寧な印象になり good かな

年度末、かつ大事件につき、超・無関係なる番外編として。X ( 旧twitter ) のポストが参考になるからここに掲載しておく。関心ある人どーぞ

大谷翔平と水原氏の巨額振り込み方法は?

https://x.com/doughimself/status/1772893861951738364?s=46

(引用) アメリカの銀行口座の解説、間違えています。アメリカには口座の特別階級があります。(僕の口座を例にして以下を説明します) @doughimself Doug@宮古島さんのポストから

そして翌日(3/29) 👇

https://x.com/decoohtani117/status/1773529993202806797?s=46

Shohei Ohtani shows no hint he's distracted by gambling scandal - Los Angeles Times🔗
Shohei Ohtani shows no hint he's distracted by gambling scandal - Los Angeles Times

☝️捜査当局が捜査中の当然のレスポンス

From X's post by @DecoOhtani117 アカウント

こういう "私立探偵" (w) も出てくるし…。👇 引用「1回50万ドルを8~9回、数カ月にわたって送信してた」と言う話がありますが、水原氏が最初に、大谷氏が「もう二度とするな、私が返済してあげる」と言ったことと矛盾しませんか?返済なら一括で、送金限度なら数日で終わるはずもし、大谷氏が自ら賭博をしていたなら、掛け金は均等にはならない  (X @RetiredBKK )

 

本📖『ナショナリズムの復権』

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先崎彰容ナショナリズム復権
著者(日本の思想家)先崎彰容
書籍📚ナショナリズム復権ちくま新書
2013/6/10 終章・戦後思想と死の不在 から
引用。P.220
🔻
 たとえば国家を考えるうちに、高坂正堯 (1934-1996) は次のように思った。

国家には三つの要素がある。「力の体系」「利益の体系」「価値の体系」

この三つがからまりあって国家はできあがっている [ 高坂 1966 - 19 〜 20 ]

 そして戦後の日本は経済成長=利益の体系だけを国家目標とし、一方で力の体系はアメリカの軍事協力にゆだねてきたのだった。そして、価値の体系を置き去りにしてきたのである。

 価値の体系とは、私たち自身の生き方や死に方について考えることである。生死をどう理解し、どう処理してきたか。ここから国家のあり方について考える際、出発するということである。

関連するこのblog、別投稿記事へのリンク🔗

 『戦争と人類』 - Andyの雑記帳blog (andy-e49er) ⁦‪@Accurasal‬⁩

『戦争と人類』 - Andyの雑記帳blog (andy-e49er) ⁦‪@Accurasal‬⁩

やってきたこと…my dedication to The Company

☪️ "Dedication (貢献と成果) シリーズ No. 1"

所属する部がなくなるとか、組織改変という "事変" は長い人生につきもので、避けられないそんな昔話の語り部になってもいいかなと思う(日本語部分は末尾に続く)

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( from my facebook dated March 25, 2013. ) 歓送会にて
11 yrs. ago, there was a Farewell for me as a Manager at IT Platform BU. Then returned to headquarters to work for “Global Procurement group” - a succeeding department of former IPD ( International Purchasing Division) of The Company. This was a sort of “Origin regression”.
Such an old legacy, and one of my home.

Since then, final 4 years begun.
My LAST 1st half-2yrs at GPG, then next was my 2nd half-2yrs at “Solution & Software Purchasing Division”, where I led corporate-wide Licensing business entirely with 3 expert buyers. It was also exciting business and responsibilities were imperative for the company.

Also had been kept dedicating and engaging Corporate-wide “Alliance activities” which I and my then-current Boss had established back in 2006 along with some M&A type of planning works as an Acting Sr. Manager, belong to Corporate New Business Planning.

It was my honorable last 4 years at NEC and the TIME of the best and the final engagement on behalf of The Company.

Thank you, All.

高校生の時のラジオ文化放送『百万人の英会話』(確か)土曜の番組テーマが英語の歌。そこで歌詞をノートに書き取りして暗記したものでした。もちろんテキストには歌詞があったはず。そのノートは今はもうないけれど、頭の中に歌詞は刻まれている。

  • あるときリスナーとして、感想を投書したら選ばれて掲載されたことも。
  • それから一度平日クラスの放送に高校生ゲストとしての出演もしました。

そのときのテーマ、”馬蹄” を魔除けとして門に飾る話でした。今だに覚えているのはやはり若い頃の強烈な記憶だからかな 👇下記X ( 旧twitter ) 投稿に対し

https://x.com/accurasal/status/1772585136095125582?s=46

【百万人の英語】が正しかったかも。今もその時(私の読者投稿が掲載されたとき)のテキスト本、家に保管しています。
こんなことはあくまでも自己満足ですけれど、忘れないことの大切さ。今もそこをキープしています。続ける意思が大切ですから。 ( @Accurasal X ( 旧twitter ) 投稿を元に改変 )

出所 : 筆者個人のfacebookから記録に残すこと

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2015/4/3 @グループ解散会って、

"グローバル調達グループ" ( 元は国際購買部とか国際資材部 という名称。会社に必要なものを海外調達により賄う機能。今でいうなら "サプライ" 部門ですね。全社が必要とする所要を全てまとめて調達して供給する "集中購買部門" で、その後継組織に当たります ) が会社本体から機能的部門として別会社にスピンオフした。

ほかの事務処理部門やアドミスタッフ部門(人事、経理ほか) もまとめてスタッフ系子会社にひとまとめにする大きな機構改革をしたとき。いまは昔。

その頃 流行りの、いわゆる BPO” business process outsourcing ってやつ。

✍️海外調達のエキスパートであるバイヤーたちが長年積み重ねて来た発注事務処理者への指示。それをトランスファーする指示内容を含む社内ノウハウに、リスクマネジメント思想もbuilt-inして、次世代へつなぐ新たなオペレーションに落とし込むことをおこなった。それは、業務を外注化、つまりアウトソースするための全く新たなプロセスを設計すること

  • それがここでの私の最後の仕事だった。

こんなこともやってきたんだなの感慨あり。

それまでワンチームだったバイヤーとアシスタントのペアリング業務プロセスを組織として真っ二つに分離することには、賛否両論が内部で大いに渦巻いたことは記録に残しておくべきかと。

世の中、いつでもどこでも誰でも、変革することにはネガティブなもの。スレッシュホールドを乗り越えるには、人並みはずれたパワーとエナジーと適切なタイミングが必要。いわゆる天の時みたいな。

人は石垣、人は城

 

世界はどこへ向かうか (デザインなき漂流)

【 2024年地政学の動向】が参考になる👇

2024年に予想される地政学的動向トップ10(EY Japan)
2024年に予想される地政学的動向トップ10 | EY Japan

2024 Geostrategic Outlook 全文をダウンロードする👇リンク🔗

https://assets.ey.com/content/dam/ey-sites/ey-com/en_gl/topics/geostrategy/ey-2024-geostrategic-outlook-report.pdf?download

4/25 セミナーがありますね(勝手に宣伝掲載)👇

安全保障貿易管理セミナー「外為法だけでは危ない?日本企業は今何をすべきか」 | 日本 | トムソン・ロイター
https://www.thomsonreuters.co.jp/ja/events/seminar-on-export-control.html

 

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( Reuters のWebサイト画像をスクショで引用 ) 

◉ やはりと言おうか、自由闊達だった世界の国家の集合体はそれぞれが方向転換して、成長が懸念される想定方向へと世界経済が進みつつある。

2022/2 ロシアによるウクライナ侵攻というタブーはそれに火をつけた🔥まさに火蓋である。

👉80年代から進展してきた globalization その後は2001年のアメリ同時多発テロの勃発で、イスラムとキリストの宗教対立は国家と外交と軍事というリアリズムに火をつけた。

globalization に対する アンチテーゼとしての "自国第一主義”  あるいは過激なポピュリストである、ドナルド・トランプ前大統領による “MAGA” のスローガンワード から連想される通り、今や "経済安全保障" による自国第一主義 (あるいは、共通の方針を抱くアライアンス=同盟国家群による団結と結束) が現代国家運営での一つの大きな焦点になっている。第二次世界大戦後 (WWII)の世界の経済と貿易や財政金融面の国際システムはたいへん残念なことに、錆びつきつつある。

WWII後の、新国際秩序はその次への構築に当たり、各方面で国と国とがぶつかり合い、水面下でのせめぎ合いに忙しい。好むと好まざるとに関わらず、自陣のinterestを推し進め、指示と協力以上の同盟的なつながりを作り上げないことには国と国民の安全の保障が得られないと知っているからだ。

  • WWII後の新たな世界秩序で先頭に立つべく、政治経済そして軍事のリーダーが率いる国や地域の秩序へ向けた方針転換は、今止まることなく急速に進む。

👉既に米英というAnglo-Saxon勢力は、 AUKUS * や、QUAD ** そして、IPEF *** などの囲い込みのシステム(同盟) を作り上げ先へ次へとその歩みを強めながら進めつつある。これに対して東アジアの対抗勢力は、明白なる反発を強めている。そのことが北朝鮮🇰🇵による弾道ミサイル発射など止むことのない挑発的デモに表出している。

ゆでがえるになったとき、われわれは危ない。

関連する投稿内容はこちら▶︎ 『戦争と人類』 - Andyの雑記帳blog (andy-e49er) ⁦‪@Accurasal‬⁩

世界は、

  1. 自由と民主主義やその基になる国際法など法令やルールを重んじる国家群
  2. 統治リーダーによる専制的な国体の国家

2つの大きな "対抗勢力" へと分断されている。それがさらに進みつつ、その差もより拡大している。そこに、少し離れる形で、

3. いわゆる一時期 BRICS **** といわれた、南半球の国々…South (第3世界) のうち、既に超大国化した中国とロシア以外、南半球に存する大国小国があり、それぞれの国家体制は異なり政治的な方向性として一つのまとまりになるにはまだまだのレベル。(それぞれの国の民がいて信ずる宗教の存在は大きい) ▶︎末尾にNEWS

👉太平洋諸島の国々は『インド太平洋経済枠組み』のスローガンの下、国際法による自由と民主主義の安定を目指す西側リーダーによる政治外交(軍事)アプローチを受けるが、他方専制的な国からの誘いとの "せめぎ合い" の狭間に置かれ微妙に揺れ動く、避けられない流れがある。

  • 米中それぞれが浸透を図る中、いずれかの勢力による、仲間としての新取り込み施策 (これは形を変えた新たな新帝国主義ではなかろうか⁇) の狭間で、揺れ動いていること。それは既に公に報じられている。
  • 例えば ; 警察システムの支援的導入だ。支援や提携(という名目での取り込み)、経済協力関係。それらの裏にある軍事支援やインフラ開発の資金供与 (港湾インフラを資金供与で取り込んで、借金返済のかたに軍事利用する権益の確保目的) などが進む。

さまざまな政治経済と国際協力という名の、羊の皮を🐏被ったテーマで、狼🐺国家が自国の権益獲得をオブラートに包み込んでやって来る。絡めて手のアプローチにより相手国を自陣へ取り込み、そして組み込んでいきたいのだ。

 世界は3つの方向性や進化度合いの、塊・グループへとさらに明確なる分断(区分け)がなされていくのであろうことは、過去からも現時点でも多く語られるが、この後の世界はどうなっていくか。どうなるべきなのか。

戦争と平和」あるいは「戦争と人類」そのグランドデザインはどこにも存在しない、それこそが現代の地球🌏人類の決定的な弱みである。

⬇️⬇️

▶︎30〜50年後に、現在202x年の世界の枠組みはどう変わっているだろうか、どのように折り合いをつけているであろうか、はたまた破綻をしてはいないか。自分の見れない未来の地球環境と人類の先行きを不安視している。

  1. WW IIの戦勝国のうちの米英仏🇺🇸🇬🇧🇫🇷
  2. 同・中華人民共和国🇨🇳、ロシア🇷🇺
  3. インド🇮🇳南アフリカ🇿🇦アルゼンチン🇦🇷他

AUKUS : (オーカス) 米国、英国、オーストラリアの3カ国が2021年9月に立ち上げたインド太平洋地域での安全保障協力の枠組み。 バイデン米大統領、ジョンソン英首相(当時)、モリソン豪首相(当時)が対中国を念頭に発足させ、名前はそれぞれの国名の頭文字から取った。

(出所 : 日経4946, AUKUS|きょうのことばセレクション 詳細|経済ナレッジバンク|日経をヨクヨムためのナビサイト…)

** QUAD : (クアッド) 日米豪印戦略対話

出所 : ウィキペディア🔗

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E7%B1%B3%E8%B1%AA%E5%8D%B0%E6%88%A6%E7%95%A5%E5%AF%BE%E8%A9%B1

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*** IPEF : (アイペフ) インド太平洋経済枠組み

出所 : ウィキペディア

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**** BRICS : ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカの5カ国を指す言葉。5カ国で世界人口の40%を占め、世界経済に占めるシェアは22年は26%に上った。経済力の拡大とともに、先進国が主導してきた国際社会の中で、新興国が存在感を主張する場となっている。

(出所 : 日本経済新聞)

#中国 #米国 #第3世界

☝️👉🙏🤲👇

私の仕事 (貿易アドバイザー) は経済や産業、企業の事業に📢✍️貢献すること。そうではあるけれど、いまこれほどまでに🔥不安定化した微妙な世界の行方がそこにある。✴️国際関係や外交よりもフォーカスされてしまっているのは、軍事や防衛、そして宗教対立である。

そこに現実に起きてしまっているロシア・ウクライナ戦争、ロシアによるあからさまな侵略行為を止められていない事実がある。その現実社会のテーマに無関心でいられようもない。

脱炭素社会・地球環境🌏に無関心ではないが、それを上回る危ない時代になりつつあること。それは間違いなく。また心苦しい。しかし一人では何もできず、こうして考えを駄文であろうとも、身近でblogによって表明するだけ…。

世界はどこへ向かうか分からないのは、まさにこれこそが(デザインなき漂流)だからである。

そんな中、タイムリーにも以下の報道がある。

【 報道から / 日本経済新聞、2024/3/27(水) 】

アルゼンチン、中国と距離 外相「民間には介入せず 記事の趣旨 :

  • 中国との経済関係について「民間企業だけが中国企業と売買できる」と述べ、政府として中国当局とは一定の距離を置く立場を示した。(同国ディアナ・モンディノ外相)
  • インドやブラジルなどが新興国の存在感を誇示するときに用いる「グローバルサウスの分類に対しても「とても誇張されている」と否定的な考え方を示した。
  • メルコスルと日本とのEPA締結に向けた交渉開始についてはブラジルやパラグアイなどの加盟国が前向きな姿勢を示している。他の加盟国との同意を前提としつつも「日本との対話を始められることを願っている」と語った。
  • ミレイ政権は自由主義経済の志向が強く「アルゼンチンは貿易に向けて国を解放すべきだ。FTA (自由貿易協定)は最良の選択肢」とも付け加えた。

不動心の修行です

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何かに驚き心が動いても、そこから元に戻るのが速く、動揺が長く続かない。心の臓。
#平常心、精神の、己の心の 安定度が高い ということなんですね。

このことから転ずれば、経営者として優れている資質の一つとしてよく言われることとして、#社長の条件 として #胆力がある と別の言い方で言われることを思い出します。これは前社長が自分の後継者である新社長を評するとき特に多く聞かれます。

これつまり、物事に軽々に動じることがない大人(たいじん)…ということでしょう。いわゆる頭脳明晰な秀才とか、天才とは異なり【肝が座っている】タイプ。大物というやつです。

実例としては、リアルに参加した株主総会での議長としての発言態度や振る舞いを数社つぶさに見てきた個人の実体験から、日本製鐵の現社長の方はまさにこのタイプ、とお見受けいたしました。

  • 余談ですが、同社の副社長もこのタイプ。米国のUSスチール社の買収への政治と労組への対応の責任者であり、あの胆力が必ずや力を発揮するだろうと、密かにみているところです。

先頃から定期的にメルマガに触れることにした、#田坂広志 氏の教え…下記します。
https://x.com/hiroshitasaka/status/1771672020582904149?s=46

  • 昔から武道や経営の世界で「不動心」の大切さが語られます。しかし、生身の人間であるかぎり、何があっても心が動じないことが可能でしょうか。実は、この「不動心」の真の意味を教えてくれる興味深い心理学実験があるのです⇒「風の便り」第35便/「不動心」の本当の意味⇒hiroshitasaka.jp/letter/8466/ (引用)

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残念ながら私は今も小人(しょうじん) であり未熟者のままです。しかしながら、日々の仕事としての相談員として、数少ない場面では不動心を強く意識するところです。日々是修練

どういうことかと申しますと、稀にエキセントリックだったり身勝手な質問者がいらっしゃいます。そういう人に当たることがあるのです。

  • こちらの説明を理解しない、一種の攻撃的な言動の方
  • 相手の無礼なことばにこちらがすぐに反応反発してしまい、少し炎上しそうなケース

そんな "不具合の会話" から転じて、平穏な双方向対話へと戻します。電話口の向こうから投げつけられる相手のよからぬ "ものいい" 、不遜な態度などに遭遇してもこちらは動ぜず。。 勤めて冷静かつ的確に返答する話し方になるように努力をします。これすなわち、"努めて勤める" 対応。

相手の矛を納められるよう、静かに平静を努める話し方で返す。その意識をしております。 

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不動心の修業

これは前の会社時代には無かったこと。

◎ お陰様で二度のお勤め通算七年になろうというこの頃、我ながらようやく、なんとか無難に平和理に電話相談で『いい対話をする』ことができるようになってきました。そんなテクニックと話術を身につけたような気がいたします。

小手先から入ってのトライアルでしたが、気づけば今、不動心の心構え・平常心を保つ力 を得られたように感じています♪、あぁよかった。

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☝️頑健、堅牢な石積みで決して崩れず、

『不動心』を感じる城🏯の門構え・"どすこい"
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味方を招き入れ、敵は跳ね返す。ありたい

#不動心 #平常心 #対話 #スポーツ #知の闘い

#相談対応 #質疑応答 #双方向対話 #胆力 #磨く
#不断の努力 #闘争本能 #解決する力

【関連する追記事項として】以下お読み下さい

https://x.com/chinniisan/status/1772455939271970910?s=46

(引用して掲載します) @chinniisan ちんにい : 

外来でよく「先生◯◯のサプリは飲んでいいですか?飲んだほうがいいですか?」と聞かれたときは、一切の例外なく統一して「わかりません(しらんがな)」と答えてるんだけど、大抵の患者に腑に落ちない顔されるんだけど、小林製薬のアレを見たらなぜ医者がそう答えるのかわかってくれたと思う。

☝️こういう(無意な、無為な) 問い合わせや質問にうまく答えるのは結構難しくて、それこそテクニックがいります。回答するこちらの精神状態や気分がよいときはうまく冷静に話せて、相手も理解を示してくれます。その逆も多くあって、聞いたら答えが返るものと決めつけているそういう精神の人も一定数いるんですよね。だから『不動心』って現実の日々ではどうしてもけっこう苦心するものなんです。今日もそんな質問者ありましたし… 以下、Xから転載

(横から関係ないけど関連の発信お許しください)     私は相談員をしてます。エス・ノーで単純に答えられない問題は多くありまともな専門家ほどいい加減には答えられない。質問してくるのが間違いなんですね。世の中にはとても大事でYes/No結論だけを求めることがよろしくないことあり、そういうことです。

👇もう40年くらい前の話で時効だろうか。

【ショックだったけど表には出さずの不動心】

20才代最後米国転勤控え職場資料を残すためファイリングをしていて男性上司にひどく怒られた。こんなやり方じゃ全然わからないと “なじる” 言い方…トラウマチックで忘れない。今ならパワハラ先輩の当人は気にも止めず覚えてもいないだろ。なんだったんだあれは⁇と思い出した。やり方の指示もなく

X投稿 @mizutanias から

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👉(書いたあとで、こんなことも思うのは、自分が随分とオトナならなったんだろうなぁ…ってかもはや企業現役は引退してるオヤジだから、かな)

壁打ちの修行は上司の基本 - Heaven's Kitchen / 清水のブログ by Seed Master Consulting

  • 部下が上司に相談せずに何かをやって怒られた記憶は今も残っています。パワハラだろ、と思う一方で、自分が職場を巣立つときにその直属の上司には相談せずに勝手に?ひとりでやってしまったことも悪かったのかな、と。
  • つまり。部下が親しく相談をかけてこず、昔風の管理だと上司は一方的に上から目線で「怒って」それがなじる言動になってしまう…というあるあるな感じ。昔は上が下をこっぴどく叱る、なじる、クレームする👉部下はただ下を向いて耐える、っていうのは多かったように記憶しますね。
  • でもそれも、よく捉えれば不動心、平常心の修練にはなっていたのかも。だからタあまり悪くはとらえていない…かも (?!?)

『戦争と人類』人がいる限り戦いはなくならない

1943年カナダ生まれ、ロンドン在住の作家、歴史家、ジャーナリスト Gwynn Dyer 著『戦争と人類』を今読んでいる。(翻訳者、月沢李歌子 ハヤカワ新書 2023年10月25日初版) 

示唆に富む良書だ。

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戦争はどうしたらなくせるのか、の困難な深淵を抉り出している。国連🇺🇳についての評価も、そう言われてみれば正鵠をついている。リアルな世界をストレートに描写している。

この一冊を大学時代に読んでいたら、何かが違っていたかもしれない。
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  1. いわゆる勉強とか学校の授業とか。知識や教養として『知ること』。概念的基本学問
  2. また別の、成人以降・会社時代の業務関連の実務研修など。学問以外の応用的実利。ビジネス遂行に必要な『知っておくべきこと』『知らなければならないこと』

いずれもそのときどきやむを得ない理由で学んだ。例えば必修科目として履修し単位を取得しなければいけないとか、業務上必須であるからなどの要請で学んできた事柄だ。

それに比べ、今この本を読む理由 : それはシンプルに『ロシアのプーチンが2022/2に(旧ソ連邦の)隣国ウクライナに軍事侵攻、戦争が今も続いている』こと。自ら読む動機と理由がある。

さて、著者について : 

  • 著者は1973年ロンドン大学軍事史と中東史の博士号を取得。その後、1977年までサンドハースト王立陸軍士官学校に上級講師として勤務。
  • カナダ・アメリカ・イギリスの海軍に予備役として在籍した経験を持つ。
  • 1980年代以降は主にジャーナリストとして活動。新聞へのコラムの寄稿やテレビ番組の制作に携わっている。著書に「地球温暖化戦争」がある。

そしてこの書は著者のバックグラウンド・職業軍人戦争論ではなく、『戦争をしないためにはどうすべきか』という "平和を希求する考察" なのである。この書を借りた理由は日経新聞の評論でそう知ったから。

WW II戦勝国の五大国、つまり安全保障理事会常任理事国はいわゆる拒否権を有するが、そのことはすなわち国連決議による自国への国連軍侵攻や国連による統治などを受けない『特権を持つ』と解説されている。

これは見るポイントが移動し、目から鱗。なるほどと感心して自身の認識を新たにしたところだ。

(抜粋・引用) 国連が力を持つことを国粋主義者たちが不安に思うのは当然だろう。国連は戦争を終わらせるために設立されたからだ。(中略) 国連の創設者たちは、隣国による攻撃に対して、それぞれの国の安全を保障し、国際紛争に関する決断をくだし、それを実行するには、強力な軍隊を指揮下におく必要があるとわかっていた。実際に、国連憲章にはそうした軍隊に関する条項がある。

【 わずかな原則、大きな力 】

力なくしての正義は無益である。

(ブレーズ・パスカル)

国連が思い描かれた通りに機能していないのには理由がある。国連が実際に軍事力を持てば、各国の政府を支配するようになる。そういった事態は、当然、どの国の政府も受け入れられない。

 国際戦争を終わらせるためにどうすべきかはわかっている。少なくとも1945年以降、ずっとわかっていた。だが、進んでそうするつもりはない。

 抵抗することができないほど強大になった国連の決定によって、いつか自国の利益が損なわれるのではないかと懸念するあまり、戦争のリスクと共存することを選んでいる。

◉ 国連はこれからも今までと同じように、聖人の集まりではなく、森番となった元密猟者の集まりであり続け、公正平等の基準によって意思決定をすることはないだろう。全人類が従う公正平等の概念は存在しない。

👉これは正鵠をつく鋭い指摘だと思う。

( 続く…) いずれにしても、国連の場で意思決定をするのは「人類」ではない。それぞれの守るべき国益に応じて意思決定をする政府である。

 現在、意思決定は極めて政治的なプロセスにより、道理の範囲内で行われている。唯一の基準となるのは、戦争回避の基本合意を決裂させないよう力のある加盟国、あるいは加盟国のグループの利益を著しく害してはいけないという共通認識だ。(抜粋・引用ここまで)

👉 なるほど確かにこれこそ現在の国連🇺🇳の限界なのだろう。安全保障理事会常任理事国五ヶ国はいうまでもないが、その利害が多くの場合一致せず、基本的に敵対しているテーマが多い。それこそ「国家主権」という概念とその組織が併立する現行地球人類のやむを得ずある真の現実。一つの真実なのだ。とても残念だが…

真実とは残酷で酷いもの。理想とは遠い。だからこの世にはリアリズムが必要。議論においてそれは力を発揮する。言論で勝つのはリアリズムや保守主義なのだ。

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◉ (抜粋・引用再度続く…) これは驚くべきことではない。どこの国の政府も似たようなものだ。わずかな原則と、大きな権力と、そうした権力の抑制の組み合わせによって動いている。(中略)

世界のどの大国にも、国連に主権を渡すことに対して国民の広い支持は得られない。国民の多くは、戦争と国家主権は固く結びついており、戦争をなくすには、主権の多くも手放さなければならないことを認めたがらない。個人の大多数は、自分の国は完全な独立を保つべきだと信じている。

◉ (抜粋・引用) 興味深いことに、この信念は、政府内よりも統治されている国民のあいだにおける方が強い。国連は多くの人々の指示によって設立されたわけではない。進む道に警戒感を抱き、厳しい状況を無視できなくなった国々の政府によって作られた。(中略) 障害となるのは「国民」だ。

われわれは、現代の国民国家をやっつけなければならない。やっつけられる前に。
(ドワイト・マクドナルド 1945年)

◉ (抜粋・引用) 大国の戦争を根絶し、国際法を作るのが100年がかりの計画だとすれば、今はいくらか予定より遅れている。だが、大きく前進はしている。第三次世界大戦は起こっていない。(抜粋・引用ここまで)

👉この書の最後の締めくくりにはこう記されている。

◉ (抜粋・引用) 次の何世代かをかけてわたしたちがやらなければならないのは、独立した国家からなる現在の世界を、真の国際共同体のようなものに変えていくことだ。そうした共同体を作るのに成功すれば、そこがどんなに論争が絶えず、不満が多く、不当行為に満ちていても、戦争という古びた慣例を実質的に排除することができるだろう。そうすれば、ようやく一息つける。( 抜粋しての引用、ここまで )

👉 今まさに現在進行形で起きている、ロシアとウクライナ、次いでパレスチナ(ハマス)とイスラエル、これらの戦争はいつ終わり、誰がどのように反省と総括をするのだろうか。そしてそれは次に継承され生かされるのだろうか。あるいは敵対関係がずっと継続したままの 米韓 対 北朝鮮、中国による海洋進出で実質的に被害を被りつつあるフィリピン、そしてインドとパキスタンの国境紛争、(起きることが懸念される) 中国による台湾への軍事侵攻、など…。

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☝️神道や仏教の心は醜い戦いを抑制する力となりうるか?

 21世紀。その4分の1が過ぎようとする今、世界のあちこちで国家体制の違いに端を発する衝突の危険がいくつか懸念される。安全保障といえば軍事問題だったり地政学のテーマだったものが今や経済安全保障も視野に入ってきた。

国際法による法の支配をしっかり確立し、戦争を防ぐ。信じられる人類の叡智による戦争抑止・戦争回避の仕組み。それは可能か。いや、それはできると信じなければいけない。そういうことではあるまいか。

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