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世界はどこへ向かうか (デザインなき漂流)

【 2024年地政学の動向】が参考になる👇

2024年に予想される地政学的動向トップ10(EY Japan)
2024年に予想される地政学的動向トップ10 | EY Japan

2024 Geostrategic Outlook 全文をダウンロードする👇リンク🔗

https://assets.ey.com/content/dam/ey-sites/ey-com/en_gl/topics/geostrategy/ey-2024-geostrategic-outlook-report.pdf?download

4/25 セミナーがありますね(勝手に宣伝掲載)👇

安全保障貿易管理セミナー「外為法だけでは危ない?日本企業は今何をすべきか」 | 日本 | トムソン・ロイター
https://www.thomsonreuters.co.jp/ja/events/seminar-on-export-control.html

 

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( Reuters のWebサイト画像をスクショで引用 ) 

◉ やはりと言おうか、自由闊達だった世界の国家の集合体はそれぞれが方向転換して、成長が懸念される想定方向へと世界経済が進みつつある。

2022/2 ロシアによるウクライナ侵攻というタブーはそれに火をつけた🔥まさに火蓋である。

👉80年代から進展してきた globalization その後は2001年のアメリ同時多発テロの勃発で、イスラムとキリストの宗教対立は国家と外交と軍事というリアリズムに火をつけた。

globalization に対する アンチテーゼとしての "自国第一主義”  あるいは過激なポピュリストである、ドナルド・トランプ前大統領による “MAGA” のスローガンワード から連想される通り、今や "経済安全保障" による自国第一主義 (あるいは、共通の方針を抱くアライアンス=同盟国家群による団結と結束) が現代国家運営での一つの大きな焦点になっている。第二次世界大戦後 (WWII)の世界の経済と貿易や財政金融面の国際システムはたいへん残念なことに、錆びつきつつある。

WWII後の、新国際秩序はその次への構築に当たり、各方面で国と国とがぶつかり合い、水面下でのせめぎ合いに忙しい。好むと好まざるとに関わらず、自陣のinterestを推し進め、指示と協力以上の同盟的なつながりを作り上げないことには国と国民の安全の保障が得られないと知っているからだ。

  • WWII後の新たな世界秩序で先頭に立つべく、政治経済そして軍事のリーダーが率いる国や地域の秩序へ向けた方針転換は、今止まることなく急速に進む。

👉既に米英というAnglo-Saxon勢力は、 AUKUS * や、QUAD ** そして、IPEF *** などの囲い込みのシステム(同盟) を作り上げ先へ次へとその歩みを強めながら進めつつある。これに対して東アジアの対抗勢力は、明白なる反発を強めている。そのことが北朝鮮🇰🇵による弾道ミサイル発射など止むことのない挑発的デモに表出している。

ゆでがえるになったとき、われわれは危ない。

関連する投稿内容はこちら▶︎ 『戦争と人類』 - Andyの雑記帳blog (andy-e49er) ⁦‪@Accurasal‬⁩

世界は、

  1. 自由と民主主義やその基になる国際法など法令やルールを重んじる国家群
  2. 統治リーダーによる専制的な国体の国家

2つの大きな "対抗勢力" へと分断されている。それがさらに進みつつ、その差もより拡大している。そこに、少し離れる形で、

3. いわゆる一時期 BRICS **** といわれた、南半球の国々…South (第3世界) のうち、既に超大国化した中国とロシア以外、南半球に存する大国小国があり、それぞれの国家体制は異なり政治的な方向性として一つのまとまりになるにはまだまだのレベル。(それぞれの国の民がいて信ずる宗教の存在は大きい) ▶︎末尾にNEWS

👉太平洋諸島の国々は『インド太平洋経済枠組み』のスローガンの下、国際法による自由と民主主義の安定を目指す西側リーダーによる政治外交(軍事)アプローチを受けるが、他方専制的な国からの誘いとの "せめぎ合い" の狭間に置かれ微妙に揺れ動く、避けられない流れがある。

  • 米中それぞれが浸透を図る中、いずれかの勢力による、仲間としての新取り込み施策 (これは形を変えた新たな新帝国主義ではなかろうか⁇) の狭間で、揺れ動いていること。それは既に公に報じられている。
  • 例えば ; 警察システムの支援的導入だ。支援や提携(という名目での取り込み)、経済協力関係。それらの裏にある軍事支援やインフラ開発の資金供与 (港湾インフラを資金供与で取り込んで、借金返済のかたに軍事利用する権益の確保目的) などが進む。

さまざまな政治経済と国際協力という名の、羊の皮を🐏被ったテーマで、狼🐺国家が自国の権益獲得をオブラートに包み込んでやって来る。絡めて手のアプローチにより相手国を自陣へ取り込み、そして組み込んでいきたいのだ。

 世界は3つの方向性や進化度合いの、塊・グループへとさらに明確なる分断(区分け)がなされていくのであろうことは、過去からも現時点でも多く語られるが、この後の世界はどうなっていくか。どうなるべきなのか。

戦争と平和」あるいは「戦争と人類」そのグランドデザインはどこにも存在しない、それこそが現代の地球🌏人類の決定的な弱みである。

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▶︎30〜50年後に、現在202x年の世界の枠組みはどう変わっているだろうか、どのように折り合いをつけているであろうか、はたまた破綻をしてはいないか。自分の見れない未来の地球環境と人類の先行きを不安視している。

  1. WW IIの戦勝国のうちの米英仏🇺🇸🇬🇧🇫🇷
  2. 同・中華人民共和国🇨🇳、ロシア🇷🇺
  3. インド🇮🇳南アフリカ🇿🇦アルゼンチン🇦🇷他

AUKUS : (オーカス) 米国、英国、オーストラリアの3カ国が2021年9月に立ち上げたインド太平洋地域での安全保障協力の枠組み。 バイデン米大統領、ジョンソン英首相(当時)、モリソン豪首相(当時)が対中国を念頭に発足させ、名前はそれぞれの国名の頭文字から取った。

(出所 : 日経4946, AUKUS|きょうのことばセレクション 詳細|経済ナレッジバンク|日経をヨクヨムためのナビサイト…)

** QUAD : (クアッド) 日米豪印戦略対話

出所 : ウィキペディア🔗

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E7%B1%B3%E8%B1%AA%E5%8D%B0%E6%88%A6%E7%95%A5%E5%AF%BE%E8%A9%B1

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*** IPEF : (アイペフ) インド太平洋経済枠組み

出所 : ウィキペディア

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**** BRICS : ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカの5カ国を指す言葉。5カ国で世界人口の40%を占め、世界経済に占めるシェアは22年は26%に上った。経済力の拡大とともに、先進国が主導してきた国際社会の中で、新興国が存在感を主張する場となっている。

(出所 : 日本経済新聞)

#中国 #米国 #第3世界

☝️👉🙏🤲👇

私の仕事 (貿易アドバイザー) は経済や産業、企業の事業に📢✍️貢献すること。そうではあるけれど、いまこれほどまでに🔥不安定化した微妙な世界の行方がそこにある。✴️国際関係や外交よりもフォーカスされてしまっているのは、軍事や防衛、そして宗教対立である。

そこに現実に起きてしまっているロシア・ウクライナ戦争、ロシアによるあからさまな侵略行為を止められていない事実がある。その現実社会のテーマに無関心でいられようもない。

脱炭素社会・地球環境🌏に無関心ではないが、それを上回る危ない時代になりつつあること。それは間違いなく。また心苦しい。しかし一人では何もできず、こうして考えを駄文であろうとも、身近でblogによって表明するだけ…。

世界はどこへ向かうか分からないのは、まさにこれこそが(デザインなき漂流)だからである。

そんな中、タイムリーにも以下の報道がある。

【 報道から / 日本経済新聞、2024/3/27(水) 】

アルゼンチン、中国と距離 外相「民間には介入せず 記事の趣旨 :

  • 中国との経済関係について「民間企業だけが中国企業と売買できる」と述べ、政府として中国当局とは一定の距離を置く立場を示した。(同国ディアナ・モンディノ外相)
  • インドやブラジルなどが新興国の存在感を誇示するときに用いる「グローバルサウスの分類に対しても「とても誇張されている」と否定的な考え方を示した。
  • メルコスルと日本とのEPA締結に向けた交渉開始についてはブラジルやパラグアイなどの加盟国が前向きな姿勢を示している。他の加盟国との同意を前提としつつも「日本との対話を始められることを願っている」と語った。
  • ミレイ政権は自由主義経済の志向が強く「アルゼンチンは貿易に向けて国を解放すべきだ。FTA (自由貿易協定)は最良の選択肢」とも付け加えた。