ときおり人生ジャーナル by あきしお ⁦‪@accurasal‬⁩

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2024年 地政学的動向、特にNATO

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今年はどんな年になるだろうか。『今年』...4月スタートの『年度』ということに頭が固定されている(私を含む)日本人は、ゆでガエル化している。だが冷静に考えれば2024年はもう4分の1終わった。のんびり構えている場合ではなかろう。

さてこのストーリーissue では、新たな規制が次々と出てくる。4/5 (金) にはこんな報道が出た。これもReutersから。👇

米政府がASMLに中国向けサービス業務打ち切り要請へ=関係者 | ロイター🔗リンクはこちら👇

米政府がASMLに中国向けサービス業務打ち切り要請へ=関係者 | ロイター

『経済安全保障』分野ではこの手の制限・規制、自主規制の名の下でのコントロール(制御・統制) が今年米国から多く出ることだろう。

  1. 企業は海外ビジネスにおけるこの類のリスクに常に目配りし、関係スタッフや海外拠点に見張らせておく。それもできるだけ現地の生の情報、一次情報をゲットすべきだ。判断も即座に下すべきだ。
  2. 遅くとも二次的な報道を見て、あらかじめ決めておいたプログラムを発動するなど、即座に必要な対応を取れるように準備しておかなければならない。

いわゆる "常在戦場" と心得るのがよい。それは、具体的にはcontingency であり、リスク回避あるいはリスク受容の準備だ。アカデミアからは先日以下のレポートを拝見した。ナルホド

【 2024年 地政学的動向 】

2024年に予想される地政学的動向トップ10

| EY Japan
2024年に予想される地政学的動向トップ10 | EY Japan

2024 Geostrategic Outlook全文をダウンロードする👇リンク🔗 https://assets.ey.com/content/dam/ey-sites/ey-com/en_gl/topics/geostrategy/ey-2024-geostrategic-outlook-report.pdf?download

▼そして2024/4/3 (水) Reuters報道をみた👇

NATO事務総長、ウクライナに1000億ユーロの直接軍事支援を提案 | 出所 : ロイター
NATO事務総長、ウクライナに1000億ユーロの直接軍事支援を提案 | ロイター

▶︎NATOメンバーであるアメリカ合衆国。現在のバイデン政権はウクライナ🇺🇦支援に積極的な一方、議会・共和党は他国への軍事支援に懐疑的で強く反対の立場。そして今年11月の同国大統領選挙では共和党指名候補・前大統領トランプ氏とバイデン氏の支持率は現在非常に拮抗しておりどちらが勝つか全く予断を許さない。

▶︎仮にトランプ候補が次期大統領に就任するとASAPウクライナ軍事支援を予算カットする可能性が高い(本人が既にそう表明している)

巷間語られる"もしトラ" からの "ほぼトラ" ...ほぼトランプで決まり... と仮定したとき、このストルテンブルグ事務総長の提案発言は欧州のみならず世界経済に対してもたいへん重大な意味を持つことになるだろう。

 戦争には絶対に賛成できず・できるだけ早く終わって欲しい。なんのうそ偽りも何もない。しかしながらロシアの脅威を直接受ける欧州大陸でNATOの懸念は明らかだ。以前からウ国ゼレンスキー大統領自身が警告し支援強化を叫んでいる通り ... 今ウクライナによる対露戦勝利という一種の防波堤を諦めると、その先には何があるのか。

ロシアによる隣接NATO加盟国への次なる侵略リスクで結果的に費用が高くつくだけという計算が成り立ち、多くは脅威を感じている。だから『今』この戦争で、ウクライナ国土でロシア🇷🇺をくい止める強い意志を持たねばならない。それが現在の多くのNATO加盟国の考えだろう。ドイツ連立政権では🇩🇪少々不協和音が発生したが。

👉こうなるとエスカレーションは止まらない。良くも悪くも "Balance of Power" である。互いに譲る要素がなく、戦争は終わらず、金を喰う戦争費用はさらに増加していく。(結果、人の命も失われていく) 欧州経済をむしばむ。( それは敵国ロシアも同様だがP大統領の頭にはそれを上回って余りある動機がある )

✖️残念ながら世界経済の行方も悪い方向に向かうだろう。今よりよくなる楽観的な見通しは持てない。つらくて厳しい今の現実がある。動向は悠長な調査レポートでなくリアルの大問題だ。

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さらに翌日 (4/4) 、Reuters報道で続く内容が出ている👇

北朝鮮とイランの対ロ軍事支援、安保上無視できず=NATO事務総長 | 出所 :ロイター

北朝鮮とイランの対ロ軍事支援、安保上無視できず=NATO事務総長 | ロイター

👉アメリカという世界の警察官がオバマ政権のときの宣言で、地域紛争から離脱・退場をして既に数年が経ち、バイデン政権でアフガニスタンから撤退。米国の、パクス・アメリカーナのプレゼンスは明らかに縮小傾向で低下する一方である中、だからこそ、このNATO事務総長の発言なのだろう。世界の安全保障においてその重みも役割も加速していくのではなかろうか。

そんな時代に生きているわれわれは『どう生きるか』...宮崎駿監督の映画は語りかける。

🥂

そしてこんな風に生きている働き手(タクシーの運転手の方)が日々の暮らしの助けになる話👇

https://x.com/yoshiharuhabu/status/1779463450038817042?s=46 ←羽生善治さんの話

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日本の良心、良識ある心、美しい思いやりを、ただ当たり前のことをしただけ、と思い、話す。そういう人格が多いこの国の、今の平和と平穏がこれからも続きますように!