ときおり人生ジャーナル by あきしお ⁦‪@accurasal‬⁩

内外について個人の思いを綴る雑記帳です|andy-e49er | Twitter@Accurasal

10代20代のあなたに

「知性とはムカつく相手をどれくらい早く言い負かせるかだし、教養とは狡い男に騙されず自分の好きなように生きるスキルのこと」

(パッキパキ北京、綿矢りさ

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この (元の) ブログ表題 : "AI を支える電子部品産業の栄枯盛衰" として前半は日経記事から、後半は…「4,000万円なんか貯めなくていい。それよりもっと大切なことは何か?」の思いで少しバラバラなオムニバス超だけどもの、これ書いてます。
日本経済新聞2024年(令和6年) 5月23日(水)から.           「通信不要AI主戦場に」

マイクロソフト アップルに対抗端末上で素早く作動  「新半導体、アームを採用」  薄まるインテル

  • エッジAI 世界市場、29年に16兆円  (出所 : 今日のことば)

19xx年代〜2000年代初頭を通じて、パソコンの心臓部で多く採用され、完全なるメジャーとして半導体業界の主流であり続けていた巨人・アメリカのインテル、そしてその対抗馬であるAMD (American Micro Devise) 。両社ともシリコンバレーに本社がある半導体メーカー。

さらに昔話ですが…

・200x年頃、日本国内市場ではNTTドコモiモード が爆発的ヒットをしていた。携帯電話(のちの呼び方となるいわゆる "ガラケー" ) が国内で一世を風靡している頃、携帯電話向けCPU (Central Processing Unit : 中央演算処理としての半導体の電子部品) は、モバイル機器専用の別アーキテクチャーでのロジック半導体だった。(これらはIntelアーキテクチャではなかった)

・これに対し、PC (パーソナルコンピューター)やメール管理など司るPCサーバー、さらには企業で使われる より高性能・高額で会社基幹業務に使われる規模の中大型サーバー向けには、長い年月ずっとインテル製CPUがその主流であり続けていたものだ。 ▶︎そこに変化が起きて 「薄まるインテル色」だという…

・近年 AI 時代に入り、メジャーだった立ち位置を iPhoneなどのスマホ向けに強いクァルコム (Qualcomm) 製のCPUに譲り始めている。

テクノロジーとしては記事解説がある通り。"エッジ "ということばの意味は端末側 (つまりは端っこ・先端にある端末側 ) だけで、中央の基幹処理を行うセンターである中大型のサーバーと通信せず、AIによる計算や対応などの🧮「演算処理」がスタンドアローン (独立) で可能 だということ。

このようなことは、二千年のミレニアム初頭には考えもつかなかった。そんなわけで、それだけハイテク業界の企業の浮き沈み、伸びる会社と落ちていく会社の見極めは難しいということがいえるだろう。(就職?いゃ就社する会社の未来はどうか。君たちはよく見極めることがこれから必要だ)

だからこそ、株や社債といった金融商品を扱う証券会社。預かり資金を運用して儲ける資産運用会社、そして投資会社には各業界を専門にウォッチし研究するエコノミストがいるわけだ。

 株式投資の神扱いをされている "オマハの巨人" ウォーレン・バフェットはいまや相当な高齢。いずれ後継者へと代替わりするだろう。

彼であっても、株価の読み・企業の儲けの行方と株式価値 (企業価値、すなわち株価) に関しての並はずれた超人的な読みがあるわけではなかろう。彼とその投資会社は、市場の動き・世界の動きと、それらに左右され、また裏打ちされる経営環境や、投資している業界での会社の位置付けや実力、さらには個別企業の経営数値(スコア、成績表) などを継続してしっかりと調査分析・比較することで、割安だがこれから伸びていくはずとの分析を持ち得た会社に、それも中長期の長さで持っての投資をしている。リスクを的確に計算しているのだろう。

▶︎われわれ普通人やシロウトに同じ読みや株式投資で儲けるパフォーマンスはほぼ無理だろう。

積み立てNISAとか生命保険など、できるだけ個人としてリスクの少ない安定目の金融商品にわずかな資金を投下する。

👉銀行マンや金融系のサラリーマンはこのような分野の基礎知識と、嗅覚や独特の勘などは一般人よりも上だろう。うらやましい。まぁ少しだけだが…

一方私のような製造業・技術関係企業の勤めが長かった人間は、そこには遅れをとるだろう。

例えば。資材購買・調達分野に従事し、周辺としての生産・ものづくりやロジスティックス、担当する特定業界の「もの」のことに、人より詳しい。

また取引先管理手法の社内教育を受け、取引の現場実践活動からある企業の経営の成り行きを見る力などはしっかりと持っている。

だとしても所詮は会社員として経験値の範囲内留まり、基本はそのレベル。それだけでは不足がある。

例えば…

ことし11月に行われるアメリカ合衆国大統領選挙共和党候補 (トランプ前大統領) と 民主党候補 (ジョー・バイデン現職大統領) のいずれが次期大統領になるか。あるいは何か予想だにしないことが起きるか…この可能性はごく小さい。

それぞれのシナリオに基づきアメリカの対中貿易政策は変わる。ほぼ確実に読めるところ。

その先が問題だ。

ある業界でその主力製品はどうなるか。中国からの対米輸出はどうなるか。アメリカがスーパー301条適用をして中国からの輸入の関税率を何倍もに引き上げたとして(これは既に予想が報道されている)、中国生産品の行き先が変わる。さの可能性はかなり高い。それで間違いなく世界のサプライチェーンは変化する。

そのとき日本の関連業界の輸出はどうなるか。円高や円安の為替動向も当然関係するものの、より大きな世界の物資の流れがどうなるか。

それを先々4、5年単位で正しく読めるなら、関係する会社への株式投資も大きく失敗しないのかもしれない(あくまで想像)。そんなことだ。

👉だから、まずは自分に近い

  1. 身近な会社や業界のことから始めて、
  2. よりマクロのこと : 
  • 特に世界政治や外交。そして
  • 貿易やサプライチェーン
  • 地政学からその基礎である地理に、気象、より大きなレベルとしての地球環境🌏 
  • 産業技術や科学技術、 さらに
  • 未来を創るかもしれない先端的な研究開発やそこに関連しているアカデミアの動静まで…。

将来を変えたり創り出すかもしれないと思える情報を、取捨選択して集め…インフォメーションとして終わらせずにインテリジェンスとしてそれらを読みこなし、知識レベルを高く持つ世界の "これからの行方" をある程度想像するが、それだけではまだ足りない。

(挿話です) 以下

#マルチバース の解説 #量子理論 の話
15分番組「漫画家イエナガの複雑社会を超定義 エンタメ&科学!」初見 #紺野彩香
#町田啓太 の台詞回し超速過ぎて聴取り難しいが…#多次元世界YouTube追随だコレ。見てたからの理解可超科学の先進話はぶっ飛びテーマ。NHK版でた驚きはそっち! #世の中かわる

明らかにYouTube追随。漫画家が語る設定は中高生などターゲットか。NHKも国民から費用徴収してのオペだから新基軸に挑戦してることの証左ではある。高年齢者や科学きらいな人には無用だけれど、世界の動きとしてはこれは正しく必要だろう。意味不明の方はYouTubeの私的番組が多くあり検索を
#量子理論     (Xへの本人投稿転載, 各140字内ママ)

( 話を戻して )

 そのような仮想をする程度・夢物語の範囲を超える。会社とその業界のゆくえを、あるシナリオで仮説を立て想定をするところまで、たぶん必要だろう。

自分なりにそこまでできる力を身につける。そうすることで感覚や嗅覚も育ち、いわゆる「勘」という直感力も強くできるはず。

そんなことが、これからの若い人たちには特に大切になるだろう。

まだまだ学び取るべきことは尽きないのだ。

👉自分の頭で考えて、行動に変えて、失敗もして学び取り、一過性の成功に浮かれることなく、10年後・20年後の自分を見据えて、着々と、しっかりと地に足をつけて、詐欺まがいに惑わされもせず、堅実に成長してほしい。資産を増やす結果はそこについてくる。

パッキパキ北京 ( 綿矢りさ ) - Andyの雑記帳blog (あきしお) ⁦‪#Accurasal‬⁩

20代30代のあなたに読んでもらいたい、60代の私から
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#資産形成 #キャリア開発 #NISA  それより大切な何か

追加して : 5/25(土) Xへのポストからの転載

✴️ 今日終日家にいて感動したこと

#ときおり人生ジャーナル
さっき見た、#新プロジェクトX
島根県 #隠岐島 の町再生のものがたり。
すごいね、給料返上した町長に、給料カットした町役場の管理職たち。#島留学 という新案を生み出した高校教師。移住者も増えて、と。どん底からみんなの力で這い上がった、というに等しい脅威の努力。

プロジェクトX〜挑戦者たち〜"破綻寸前からの総力戦" 海士町 | NHK
新プロジェクトX〜挑戦者たち〜"破綻寸前からの総力戦" 海士町 | NHK

✳️ そのあとに生きる意味を見つめたこと

HIT SONG MAKERS フォークソングスペシャル BSフジ #70年代 自分を振り返れば1970年に中1、’73に高1、’76年大学で
80年卒業し社会人。ちょっと上の世代に日本の音楽シーンを大きく変えたソングライターたちがいた。あれは高1、喫茶店。大音響で井上陽水「帰れない2人」強烈な印象は今も忘れないよ。

こうして、人は己の生きた時間を辿りつつ、歳を召していく。誰もが歳をとる。でも

  • としのとりかたはさまざまだ。

70年代から1980年まで。ローティーンからハイティーンへの時代。体に染みついた何か。それは決して失われない。廃れない。なくならない

80年から201x年までの三十数年。プラスしてほぼ四十年。一筋に歩んできたビジネスの時代。その上に今がある。今の自分はそこから出来上がってきた。そして2024年。

だけど70年代から80年代の空気と生き様は音楽とともに体に残ってる。そうだ、そんな感じ。

そして、今。まだ働いているけれど。先週の広島旅行は何か少し行き方を転換する兆しになるのかもしれない、そんな気がしている。

  • 来し方と生きざま。そして今これからの自分。時間は有限。

南こうせつのソロ、"神田川" を聴きながら書いている。さぁ明日はどっちだ。