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日本政府の考え方(経済産業関係)

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最近、政府の動きに敏感になって来ています。特に将来を左右する政策面に、です。

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第3回 産業構造審議会 経済産業政策新機軸部会(METI/経済産業省)の資料4 事務局説明資料(グローバル社会の実現について)が興味深かいので取り上げます。時間を見つけてその後コメントも追記してみたい。

まずは紹介のため掲載。

グローバル社会の実現について

https://www.meti.go.jp/shingikai/sankoshin/shin_kijuku/pdf/003_04_00.pdf    (PDF形式:4,377KB)

まず現状と課題の中で、(状況の変化)についてこう述べている。

  • 従来型の輸出・ノックダウン型海外展開モデルの限界
  • コストダウン一辺倒のビジネスモデルの限界
  • 日本企業偏重による成長モデルの限界

以上3点から企業のグローバル化の遅れと社会全体のグローバル化の遅れの悪循環状況を挙げている。この項での結論は、企業の変革と社会全体のグローバルを同時に一気に進めていくことが必要、と事務局資料 P.12で語っている。

➡️ 一方、2022年1月の通常国会で取り上げられるであろう「経済安全保障」の必要性について資料 P.13 (次ページ)では以下の通り述べている。

「経済安全保障の徹底が、企業や国の徹底したグローバル化の大前提。」

足元では以下の課題あり

  • 自由貿易を前提に経済合理性を追求して構築したサプライチェーン脆弱性が顕在化している(半導体、ワクチンなど)。
  • また、軍民融合戦略を背景に、国家の介入を招く恐れがあり経営リスクとして判断を要する「機微技術」の裾野が広がり、また同様の観点から、人権やデータ活用へのリスク判断の要請が高まる。
  • 日本企業がグローバル経営を進め、大学・研究機関等がグローバルな研究コミュニティーに参加しイノベーションを推進していく上で、適切なリスク情報の管理体制を構築することが求められる。