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円高不況

「現下の円高が産業に与える影響に関する調査」の結果の公表(経済産業省 2011/9/1):http://www.meti.go.jp/press/2011/09/20110901003/20110901003.htmlについて、コメントします;
 マクロ的には海外進出が更に進むのは「当たり」であり、「正解」です。だって人口減少=市場縮小、なので新興国はじめ海外市場へ出るのが常道。
 であれば円高の中、日本で生産し、外貨で輸出する(為替・換算し入金)よりも、コスト面から「アウト・アウト」:Out(海外生産)-Out(海外現地で販売)にならざるを得ません。特に大企業・メーカーはそうなります。
 そうなると下請け工場始め国内の景気と雇用には甚大なマイナスのインパクトになります。経済が伸びない場合、税収が伸びず財政も健全化できません。税と社会保障の一体改革を一刻も早く進めないと「国債クラッシュ」など懸念がいっそう現実味を帯びてきます。
 一部の「識者」著述のように日本の財政は1,000億円の個人貯蓄があるので大丈夫だとか、95%以上の日本国債を保有する日本の金融機関が売るなんてことはあり得ない。インフレになれば実質借金(負債)は一気に解消される、だから欧州の金融危機で取り上げられるギリシヤなどとは全く異なると言っていますが。果たしてそうなりますか。