Andyの雑記帳blog (andy-e49er) ⁦‪@Accurasal‬⁩

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謹賀新年、令和四年の書き初め

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新年おめでとうございます。

今年もよろしくお願いします。

こんなのを1/10 成人の日に見かけました。これから人生80年を残す人に幸せがありますように


🐯寅年の令和4年・2022年元旦、10ヶ国で期待のRCEPが発効しました。

2018/12/30発効のTPP11, 2019/2/1発効の日EU-EPAと並ぶ "メガFTA" 揃い踏み、となります。この間、日米貿易協定と日英EPAも発効しました。

日本は国際取引の相手として重要な欧米との貿易協定、アジア太平洋での貿易協定を揃えた格好です。18年から4年間は大きな進歩でした。

  • 日本にとって初のFTAとなる対中国🇨🇳と対韓国🇰🇷(2月1日発効)を含む大型のメガFTAです。
  • 活用可能なFTAEPA)が重層化となるASEAN10ヶ国、を含め豪・NZを相手とする2国間での輸出入における関税譲許メリットのみならず、
  • 日本やアジアのRCEP締約国で製造した部品を中国に供給して生産した完成品を域内に輸出販売したり、本邦へ輸入調達するなどアジア太平洋地域の複数国を跨ぐサプライチェーン活用がさらに進展する素地が揃います。

RCEPの行方や効果を今後よく見て参ります。

(その後にこれを追加発信👇)

2022/1/13 (木) 追記

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5年前、2017/1/13 この時点で既に某公的機関に受かり3月1日勤務開始が決まって、長年勤務してお世話になってきたエレクトロニクスメーカー退社をひとり決意していました。

この日 たぶん職場に2月末で退職したいと正式な辞意の話を告げるタイミングの頃合いだったのでしょう。昼に外に出て歩き、近くのお稲荷さんに御参り。そこから戻るところではなかったかと記憶します。

(発つ鳥後を濁さず…後任者も具体的に念頭にあり上司に話しました。今だから書きます。)
あれから5年、転職も含めてキャリア開発を続けてきました。長いようで短いのは仕事を3回チェンジしたから。

一貫して海外取引のアドバイザリー職に従事をしています。まだまだ学び取ることは多く新たな知識も必要。これからも変わらず、毎日少しでも何か新しいことを吸収、成長して、そのインプットをアウトプットすることにより具体的にビジネス領域で社会貢献していきたいと思っています。

EPA活用で中小企業の海外取引を助けて円滑に運ぶように助言して、結果的に日本を元気にします。

来週、2回目のEPA活用メンバー向けウェビナーのzoom収録に臨みます。資料は細部に至るまで作り込んだ。あとは話し方を磨きます。

勇気が出る話→武井壮Twitter https://twitter.com/sosotakei/status/1481852219863728137?s=21

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1/5 (水) 追加🐯 メガEPA・RCEP

AIBA会員つながり知人の木村徹氏が毎号発信されるメルマガで、”UNCTADレポートの抄訳” ポイント紹介がありました。ご本人のメルマガ(下記URLリンク)から一部を抜粋引用します : 下記

UNCTADの試算では最も恩恵を受けるのは日本であり輸出額が約200億ドル増加するであろうということで、これは日本からRCEP加盟国への2019年の輸出額と比較して約5.5%の増加

出典・メルマガ →
https://logi-trading.com/archives/3448?fbclid=IwAR3lcC5tRWLYIHfFa6zWy9lsyD4we574zDls3IMT2Y9uhxZtL4JR3c182kE

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TPPへの加盟申請の行方も今年国際社会、特にアジア太平洋地域での焦点の一つだろう。👇

中国は環太平洋経済連携協定(TPP)加盟に向けて、さまざまな理由をつけてルール適用の除外を求める可能性がある。日本をはじめとする加盟国は、ルールをゆがめることなく、交渉するスタンスを取ることが重要だ。

早稲田大学大学院アジア太平洋研究科教授・青山瑠妙氏の『TPP加盟交渉慎重に』@日本経済新聞1/1 15面《特集》岐路2022 から)

閑話休題】さて全然別の話です。公開の場に会社の代表としてチームで出てこられて、厳しい専門家のジャッジを目の当たりにする。プロ対プロの真剣勝負が、時に感動もの🥲

身近な「食べ物」でこれだけのぶつかり合いと、情熱が垣間見れるので、この番組はよく拝見しています ♪

感動を与えるのはその現場で外に現れる外見、外観、見栄えだけではなく、陰でかいてきた汗の質と量によるものだと思っています。

新年の抱負を言えばこのような真剣勝負のぶつかり合いのように、聴いてくれた受講者がその内容と資料と話し方の3つともに感動してくれる質感のセミナーを講義していきたい。

日記がわり…💮新年一月二日の朝…関東に住んでいると雪は2月頭まで見ないし、元日を含む前後1週間以上は雨もほとんど降らないのがありがたい。

新型コロナはなんとか第六波にならずに持ち堪えて年末年始に突入中で、ありがたい。

9時を過ぎたし、そろそろ起きて箱根駅伝を見なくちゃ。

1/8 (土) 既に報道されたPanasonicの英断に最大限のエールを贈る。#週休3日 により副業ならぬ複線、いや #複々線人材 よ、大きく育て!

🖊追記。2022/1/15 (土) 新型コロナ COVID-19 の変異株であるオミクロン株によるコロナ感染が第五波を上回るスピードで急速に日本全国に拡大中。昨年9月初めの感染状況になって来ている。特に沖縄。東京都や神奈川県などはまだまん延防止措置までには至らず。そんな中、四半期に一度の一般社団法人の理事会に出席👇

 

 

僕はイエロー、ホワイトでブルー…

いきなりこう言われて、あなたは何を思うだろう。後から追記して末尾に載せたTwitterだとすれば、『ヒトの一生』のストーリーかも知れない。あなたの "今" はなに色ですか? 私は今、何色なんだろう⁉️

"イエローホワイトブルー"

名は体を表す、と言うが、まさにこの表題をまとった文章、そのページを開いてみたいと思わせるのに、わたしには十分すぎた。

  2019/6 新潮社から刊行され「単行本発売から2年という文庫化は、標準的なサイクルではある。しかし(中略)本社が今も単行本のままベストセラーランキングの上位にあり、売れ続けているからだろう。」(引用 : 『解説 この不幸な時代に』日野剛弘)

この解説の日野氏は肩書きが "書店員" 、「おやっ」と思った。

 いつからだろう、私は小説を読むときは解説を読むことにしている。何かの学びの書物の時はまず目次を必ずチェックする。全体を俯瞰し大きな理解を持って臨みたい。そんなわたしの心に響くこの解説者は何者か⁉︎ まずそちらに興味が移ったのに触発され、即座にこの文を書き始めているというわけだ(笑)…。

 さて、ブレイディみかこさんが著したこの一冊『ぼくは、イエローでホワイトで、ちょっとブルー』は発刊直後からなんとなく目に入り、気になる一冊だった。これは小説というよりドキュメンタリーなのだろう。『はじめに』が表されており、内容に至った経緯がよく分かる。

 松本清張とその同類同種系の推理や社会派小説が好きと公言する私には、リアルなサスペンスで詳細な筆致のものが性に合うのだ。サスペンスとは、必ずしもヤバい、危ないものだけではない。展開にハラハラ・ドキドキも十分にサスペンスである。その点、この一冊は資格十分。しかも未知の、普通は体験できない『日常冒険小説』仕立てなのだ。面白くないわけがない。これから触れていくはずの、階級制が根強く残る英国社会と人種民族多様性の(そんな紋切り型だけで表しきれないものに違いないと大いに期待を抱かせる)多感な14歳の少年の学校生活ドキュメンタリーな物語。それを離見の見で、ウィットとユーモアで描くであろうみかこ氏の母親目線がリアルで現在進行形的だから、エキサイティングに違いない。

さぁ、読書に戻ろう。

(たぶん続く…と言うより書き改めた 12/31)

(あざみ野から横浜までの車中にて)

◉さて話は突然飛ぶけれど…。人生を色で表せば、それは各ステージと共に移り変わって行くものだろう。私の今はまだまだグリーンか、いや年齢と経験からすればダークグリーン辺り? ブラウンになるのはいつ頃か…⁉️ クリーム色なんてのもどうだろう、なんか美味しそうだし、清潔な感じがする…。

#健康寿命

NHKニュースから🔗 

https://twitter.com/nhk_news/status/1476024801382866945?s=21

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【これから増えていく私の回顧録

1987年6月Sacramento, California. U.S.A.

日中摂氏35度は有に超えるし、毎日晴れてた。車のボンネットで🍳目玉焼き作れたな。人生初の『メキシコ料理🫔』🇲🇽をお昼に車で出かけた先で食べることになった。

あの頃 29歳は海外生活もグリーンで、顔はイエローならぬ日焼けしたブラウンだったかもしれない。そして会社と事業はシルバー(Si Wafer)プラチナ色 !! だったと思うな(ひとり勝手に得意顔 (^○^) ; )

2021年・令和3年も大晦日。明日からの2022年はさらに考え、国際社会と日本社会に関わる事象や思想に反応し、社会にプロアクティブに関わる一年にしたい。こんな問題意識も👇

ブレイディみかこさんのこの本読了。人と違う感想であえて特筆すると、記憶に残ったことはこれ👉特に腹立たしかったのが、彼女と息子さんが地元に来日帰省した際の出来事ですねん。

居合わせた日本人サラリーマン酔客上司ニンゲンの『無礼者‼️』の対応と態度。こんなやつは必ずや成敗したいっ…なんて久々に強く憤りを感じてしまったのでした…。ガイジンをバカにするな、差別発言はアカン。ところで下記のツィは無関係だけど、これも海外に住んでいたらわかりますよ、の話。

ところで。最近は本当に面白い本が減った気がしている。こんなことも感じたな…。👇

 

amazonとJETRO

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デジタルが切り拓く中小企業の未来 Vol.17 

日本の中小企業が世界に羽ばたくために
https://www.aboutamazon.jp/news/smb/for-japanese-small-and-medium-sized-businesses-to-spread-their-wings-to-the-world

◉新たに始まった、amazonJETROがコラボする『JAPAN STOREプログラムAmazon.com JAPAN STORE プログラム | Amazon出品サービスの販促方法についての紹介👇

https://sell.amazon.co.jp/grow/promotions/japan-store

今のところ、このプログラムに私個人の現在の仕事での関係はないけれど。

👉中小企業が海外販売に挑戦する、あるいは資材や部品を輸入調達する、など、輸出と輸入、双方で新たに手掛けることはたくさんある。

👉そのうちの可能性の一つ。大手国内顧客(メーカー)からの製造委託注文(下請け取引)がそのメーカーなどが海外へ輸出するためFTA/EPAに間接的に関わることから、中小企業側で必須となる『サプライヤー証明(書)』を始めとする “原産地判定” に取り組む時必ずやってくる。そこで従来以上に支援ができると思っている。

◉支援策は、セミナー講演、オンサイトのコンサル、ハンズオンの業務支援、中小企業への顧問サポート、社内教育対応や組織の立ち上げなど、さまざまだろう。
👉RCEP発効とともに1月から中国、2月から韓国との間の関税削減が可能となれば、裾野は更に広がるはず。背景にあるのは、ASEAN諸国と日中をまたいだサプライチェーンこれは製造業で比較的多いと思っている。

◉だから、AIBAも、JETROも、各企業内教育も、国際取引の法務税務や貿易実務、安全保障貿易管理、経済安全保障などが更に必要になる。この領域を攻めていきたい。

ところで、2022/1/10 Twitterの広告キャッチ👇

amazon楽天市場百度(Baidu)などいわゆるdigital Platformer の商売、市場占有での勝敗はやはり DXの優劣、つまり有益情報の提供の多寡と質的優位などにより総体的に決まってくるだろう。

今のところ、やはりamazonがダントツと思って間違いない状況だろう。

*注 : 私個人はamazonと何の関係も持っていません。amazonのネット売買も使わず、awsのdata centerも無関係です、念のため。

「物言う法務部、経営動かす」

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【法務】(引用) 1200社以上の法務担当者で作る経営法友会の小幡忍代表幹事(NEC執行役員)

「契約審査等の従来の対応から、サスティナビリティや人権、経済安全保障など多岐に及ぶリスクの対応へと転換点を迎えている。経営層を巻き込み、中心的な役割を担っていくべきだ」

と話している。

(出典:日本経済新聞2021年12月27日月曜朝刊16面(法税務)

「物言う法務部、経営動かす」

三菱商事首位、日本製鐵トヨタ続く。

社内弁護士20人以上👉最多18票を集めた三菱商事は法務部門のスタッフが約130人で、日本の弁護士資格保有者も20人以上。中堅の法律事務所並みの陣容。 以下、弁護士が選ぶ「ホームに強い企業」ランキングから (得票数)

  1. 三菱商事(18)
  2. (日本製鐵)(17)
  3. トヨタ(16)
  4. ソフトバンクグループ、三井物産(10)
  5. -
  6. 三井住友銀行(8)
  7. 伊藤忠商事パナソニック日立製作所(7)

10. 花王ソニーグループ、任天堂Yahoo! (5)

企業が選ぶ法律事務所ランキング

西村あさひ、実務で評価

【企業が選ぶ法律事務所ランキング】

  1. 西村あさひ(62)
  2. 森・濱田松本(52)
  3. アンダーソン・毛利・友常(29)
  4. 長島・大野・常松(26)
  5. TMI総合(17)
  6. 大江橋(15)
  7. 中村角田松本(9)
  8. 柳田国際(9)
  9. 第一芙蓉(7)
  10. イカー&マッケンジー(6)、丸の内総合(6)

ランキングの概要

主要企業の法務担当者が「頼りがいがあると思う法律事務所」を2つまで投票。

理由として、①弁護士の知識や実務経験が豊富 ②対応が迅速 ③説明がわかりやすい ④訴訟に強い ⑤幅広い分野に対応できる ⑥特定分野に強みがある ⑦料金が適正 ⑧自社との取引関係が長い。9. その他、から選んだ。回答企業数は189社

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💮コンプライアンス, 経営リスク管理, 事業リスク, SDGs, 内部告発対応等 “リーガルマインド” を必要とする事業運営スタイルはますます重要化していると思う。経営の意思決定の中に当然入って行くべき機能だ。

2022/1/27 関連する投稿へのリンクはこちら👇

『取引法務・契約法務』とリーガルマインドSDGs …➡️ https://andy-e49er.hatenablog.com/entry/20220124/1643013758

【税務】税務5強、国際対応を拡充

弁護士が選ぶ「税務が強い企業」

塩野義製薬ソニーグループ、ソフトバンクグループ、丸紅、三菱商事

(注)弁護士に1人3社まで上げてもらい複数票を得た5社を選んだ。社名は五十音順。

「究める」お役に立てる、講師業

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Episode 2021年末@師走のハッスル:

急な代役を含め、11月・12月オンラインとオンデマンド向けの事前収録でEPA / FTAウェビナー、3回立て続けに講演しました。

11月前半には生まれて初の自宅からオンラインウェビナーで経済安全保障を講義。これは内容的には2年前の焼き直しでしたが、本人含めて復習になり有意義なものでした。

  • 講義資料の作成は2年前の資料があるとは言え、完璧を目指し2時間の講義に10倍くらいは費やしたかも。

その他来年1月ウェビナー講演2回目の資料もほぼ8割方を作り終わり。

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合計4件の集中作業でずいぶん勉強、話す内容も深掘りし、講義の話術とタイムマネジメントにも習熟。直近の会では予定時間ぴったりに講義クローズができるようになりました。(やった〜❗️)

来年も頑張ろう。経済成長と人への知的投資の最前線に立つ。

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☝️丸の内オアゾの Christmasデコレーションと、ピカソの壁画版『ゲルニカ』2021/12 撮影

 

🔻2016年の暮れからの数ヶ月間のこと🔻

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さて、四年前だったか、このテキスト(Advanced Level)の構成のうち海外駐在の1章を担当した。それには自分なりに構想を練って、ものすごく時間をかけ、さまざまな経営系書籍も参照したりして、苦心惨憺して執筆したものだ。

episode 1  : 提出後、だいぶん経って忘れた頃に上から目線の見ず知らずの監修者から注文が入り、随分と書き換えたりした。その相手の対応で、もう2度とこんなことはやりたくないと思った。

episode 2  : だが、とにかく『教科書を執筆した』と言う苦労の個人一人の体験は何ものにも変えがたい。だから、これはこれで良かった。(そう思いたい…)
残念ながら、このIBAT と言う民間資格試験制度は受験者数が増えず、事業廃止となってしまった。この資格試験の上級レベルの受験対策講座の講師や、試験問題を作ることはもう無かろう。それゆえ貴重か?

この役割を引き受けて、自分なりに図書館に籠って書いたあの長かった日々は、これから必ず役立ってくると確信している。

…と、ここまで、前日( Christmas )に書いた。

そもそもの気持ちはなんだったのか?テキストのある一章を書くことにより、

  • それを読んでくれる人の海外赴任後の事務所の経営管理・マネジメントのお役に立ちたいと思ったこと📣…
  • 海外駐在の経験(や失敗からの学び、反省からの知見)を昇華して、それを誰かに伝えられたら、と言う希望、期待、気持ち、夢があったと言うことだ。

このテキストを使う貿易取引の資格試験が無くなり、テキストの存在自体も廃れていく時、私の努力は灰塵に帰すのだろうか。

これからの歩みの中、講義や講和を聴いてくれた人に何かその人なりののきっかけや人生の転換点を与える、与えられうる "結果" すなわち、影響力、たまたまにしても・偶然であろうとも、それがあるのだと仮定した時、それを産み出せる素材、素地、中身の濃さ、平たく言ってその『力』とその源泉はどこから来るか。

 それは一朝一夕には身につけることはできない。だとすれば、ゴールは見えないが、次の一里塚に向かっている現下の認識でを有して研鑽や努力を続けることが出来ることだし、大切だし、それらが無駄ということもなかろう。

人に役立つ、そして良いと評価されるコーチングの力量とは、単にうわべだけのspeechの話術なんかで相手に与えることは決して出来ないものだ。

身のこなしや外見はもちろんのこと、話し方と身振り手振り、話の構成や内容、時に切り替え、挿話の入れ込み具合、経験談のさりげない挿入、役立つヒントの語り、ぎゅうーっと詰まった中身のさまざまなる個々の経験値や知識と専門的知見などの要素をもって、話者は伝えんと心する。

対する聴衆は、学び取ろう、聴き取ろうとする。その両者の一瞬の火花が散るとき、琴線に触れられる質感・語感で講義やspeechがうまく出来た時に、真の役立つコーチングがまず聴衆たちの動機付けの入り口として成就する、そんな気がする。

 

年が変わるが、気分を新たに、更に努力と精進、そして次なる経験値を積み上げられるよう日々鍛錬していきたい。

両者一瞬の火花が散るとき、琴線に触れる質感と語感で講義やspeechがうまく出来た時に真に役立つコーチングが成就する。『聴衆の入り口として』make your day って感じか。
お役に立てる講師とは何か、ずっと考え続ける。

最終的に、人格、人徳、努力してきたこと全てがその語感と五感から滲み出る、人間力が試されるのだから。

 

 

【両利きの経営】デジタル時代に何をすべきか

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写真は後付け(2022/11/14)

問題意識 : コロナ禍の新常態「乱気流」をDXでどう切り抜ければいいのか👇

顧客の付加価値や新しくて便利なサービス体験をデジタルで再定義するには【両利きの経営】が必要。今、デジタル時代に何をすべきか⁉️

両利きの経営をIT Media DX summit から学ぶ。

先日行われた、"IT Media DX summit DIGITAL WORLD 2021 winter" …『デジタルで世界はもっと良く変えられる』から企業経営戦略のエッセンスを学ぶ。

以下は、その【両利きの経営】から
(出典 : 早稲田ビジネススクール根来教授、IT戦略研究所

DX(デジタルトランスフォーメーション)は、バックヤードの業務改革ではなく、フロントの『顧客の活動や価値』を変えていくことが必要であること。

デジタル化は産業全体のトレンド、である。

デジタル化は3段階で進化する。

  1. 第一段階:単なる製品サービスのデジタル化
  2. 第二段階:顧客活動のデジタル化の支援、あるいは顧客のデジタル環境への対応
  3. 第三段階:顧客の複数活動のシナジーを実現する「One of Them」化

  • 戦略制約(既存企業にはこれがある)
    客観的矛盾構造、
    製品市場の「戦略矛盾・共食い」問題、
    資源の「不足・余剰」問題 

➡️攻撃的な戦略と、防衛的な戦略

  • 組織制約(既存企業にはこれもある)
    「官僚的組織」の安定化問題、
    現業への「組織最適化」問題
    この2つがあり、組織が重いことになる。

➡️現業への「組織最適化」問題とは?…
既存事業もさらに強くなるために人や資源を必要としている。

  • 新事業には人と資源がなかなか回ってこない。
  • 新技術・新ビジネスモデルは、【両利きの経営】市場予測ができない。
    「当たる予測」を期待するプロセスでは、投資決定が遅れる。
  • 組織の既存プロセスと評価基準が合わない。などの問題がある。

 

➡️ そこで必要なのが、両利きの経営
既存事業と新事業の両利きが難しくなる場合 : 

  1. 既存事業と製品市場で競争関係となる(カニバリズム)
  2. 既存事業と異なる成功法則を持つ
  3. 既存事業と異なる人材・事業パートナーが必要
  4. 既存事業と異なる組織構造が必要
  5. 既存事業と異なる組織文化・制度が必要

【両利きの経営】の具体的な事例としてはトヨタ自動車

👉「所有するための車の販売」と「使用経済型ビジネスモデル」の同時追求。つまりはサブスク、カーシェア。

👉移動サービスのプラットフォームビジネス(MaaS)と「ものづくり(自動車製造)」の同時追求

以上が、現代のデジタル社会における現状認識と危機の分析と言えるだろう。これに対し、既存企業がどうその経営や企業文化をうまくDXで変えていくか、について。

ここで顧客フロントではない、製造現場での最先端で何が起きているかを見てみたい。キーワード : メタバースボーイングの例を見てみたい👇

これらのdigitalが加速する新たな経営変革、その経営学的手法については、早稲田・根来教授の論をさらに学ぶ必要がある(ここでは省略するが…)。

  • 自社はどうすれば良いのか、これは各社の事業ドメインや特性に応じて、対応策を想像し、また創造して考えることは必ずしも難しくないだろう。
  • しかしそこでの問題(課題、リスク)は現実にそれを "両利きで実行すること" が難しいということにあると思える。
  • この点、まさに各社各組織はそれぞれが置かれた環境下で、経営戦略、事業戦略、パートナーシップの新たな創造などが考えられるだろう。

👉企画プランニングやマーケティング戦略を睨んでの新事業の創出、事業分社化やスピンオフ、外部提携(アライアンス)など、いくつかの実行方策については、それぞれの組織体で知恵の絞りどころ、深堀りと挑戦のしがいのある所ではないか。

補足として別の有益情報を紹介するならば、大企業以外には以下の最新論考が、指針として参考になる ものではないかと思う。

https://www.jcci.or.jp/news/jcci-news/2021/1217140052.html

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◉過去の当社記事へのリンク🔗から、改めて   #デジタル #digital #DX その価値は何かを考えたい。経済産業省資料へのリンク🔗あり。

https://andy-e49er.hatenablog.com/entry/20210326/1616759781

2022/1/11 (火) ニュースあり。今後の日本経済でもっともっと新たなビジネス創造やイノベーションで活力を生み出して欲しい、と強く願います。👇

【後日、2022/6/2 追記事項】出所は、ITメディアエグゼクティブ。👇

●マイケル・タッシュマン氏/ハーバード・ビジネススクール 名誉教授「両利きの経営―『二兎を追う』戦略が未来を切り拓く」

世界中で大ヒットとなったイノベーション理論に関する書籍『両利きの経営―「二兎を追う」戦略が未来を切り拓く』は、取り分け日本企業のビジネスパーソンから熱狂的な支持を集めています。成熟した企業が多いとされる日本企業のリーダーが「両利きの経営 」を実現するためにはどのような取り組みが必要なのでしょうか。成功した企業と成功しなかった企業の違いはどこにあるのでしょうか。

イノ ベーション研究の第一人者が豊富な実例を交えながら解説します。👉ウェビナー案内分から抜粋

 

Women@Work(社会で活躍する素晴らしさ)

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 時代に逆行(風変わりあるいは古風)と思われるかもしれない。私は今も "新聞" 紙を配達により購読している一人である。紙の新聞だ。会社勤務した相当昔からだから数えてみたことはないが、気付けば おそろしく Long Run。おそらく 30x、40x年 は続いている習慣・日課になっている。むろん Digital 記事もチェックするのだが、紙面一括でヘッドラインを大づかみにしたり、斜め読むには神の新聞紙面には一日の長がある。止めるつもりはない。

 日本経済新聞はどちらかと言うと不偏不党型の紙面。

  • 産業と経済(いずれも日本と世界)の問題、そして世界情勢・政治や外交面など国際的な動き、海外各国の記事は提携している外国メディアとも記事で連携しているのだろう。もちろん「経済新聞」だから(私はあまり興味がないけれど)金融や株式欄にも集中的に特化した内容だ。私の場合、経済解説記事や政治経済系の論考・寄稿は読んでいると勉強になるので欠かさない。一方、日経が収集するデータを基にした社会トレンド分析などに長けている
  • さて、2021年は令和3年12月20日👇

今朝は月曜。朝刊の各ページヘッドラインを見ていくと、まず目についたのが東京2020、今年夏のオリンピックで日本新記録を出したり話題をさらった、陸上・田中希美(のぞみ)選手が疾駆する姿をとらえた全面広告だった(シューズメーカー・NB:ニューバランスの全面広告)「常識を覆す。何より、自分の中の常識を。まだ見ぬ今へ。」

政治・経済・金融の内容に飽きてきた昨今、社会面からページを逆に表へとめくっていくことも多い。次に目についたのは 29面 女性 " Women@Work " 紙面だった。

 「ウーマンオブザイヤー2022」双子、主婦強みに生かす
この見出しに思わず目を奪われ、みると双子の社長・副社長コンビの記事。女性誌「日経ウーマン」(日経BP)が選んだ「ウーマンオブザイヤー2022」を受賞した2組の経営者たちの記事だ。

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彼女たちは徹底的な議論や異色の経歴を自らの強みとし、事業に生かしてきた。
すべての経験を糧にその特集2人目は、ドムドムフードサービス社長の藤崎忍さん彼女は主婦から社長になった異色の経営者として過去、別の記事で既に知っていた人。

学生時代の夢は「お嫁さん」だった藤崎さんは短大卒業後すぐ結婚し、専業主婦がキャリアのスタート。初めて職についたのは39歳、夫が体調を崩し家計を支えるため。まず渋谷109アパレルショップの販売員になり売上高を2割伸ばした。入社10ヵ月後、専務を任された。その後ショップを退職、生計のため新橋の居酒屋に入社したのが44歳、経営幹部から一転、アルバイトでの再スタート。すると4ヶ月後、向かいのテナントに空きが出たと聞き、主婦の腕を生かし家庭料理を出す店を開業し、店が繁盛。

そんな中、今のドムドムに誘ったのはその店の常連客の1人だった。掛け持ちの形でメニュー開発に参画したところ、実績を残し51歳で再び転職を決めた(ハンバーガーショップに転職)。その後、上層部に「意見を言える立場にしてほしい」と直談判、2018年に社長に抜擢された。記事のサブ見出しいわく、最後は「思い」が決め手

 次に目についたのは 26面 特集記事。

「食糧問題 培養エビで挑む」…女性2人の大きな半身の写真が目を惹く。会社名:シオミック・ミーツ (シンガポール) を創業したのは、インド出身で生物工学修士修了後、シンガポール南陽工科大学の博士課程に進んだ CEOの サンデイヤ・シュリラム氏、と 米国大学で博士号を取得した CTOの リン・カーイー氏 ともにリケジョ 

出会ったのは2人の就職先:シンガポール科学技術研究所(ASTAR) で、役割を明確に分担してリケジョ2人の創業。味・栄養・価格ともに本物に近い培養肉のメーカーである。

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 さらに進んで行くと、23面に見慣れない特集記事のページがあった。" Growing Up " 18歳プラス、と言うページ。ここでまた格別に異色のキャリアに出会う。
弁護士から転進しミステリー描く」作家 新川帆立さん

91年2月アメリカ・テキサス州ダラス生まれ、宮崎県育ちの彼女は、東京大学法学部卒業後弁護士として勤務。高校時代は囲碁部に所属。全国高校囲碁選手権大会にも出場。司法修習中に最高位戦 日本プロ麻雀協会のプロテスト合格。プロ雀士としても活動した経験ある人。彼女は16歳で作家を志した。不安定な作家と言う夢に挑戦するため、ゆるぎない経済的な基盤を築くために国家資格のある専門職にまず就くことを目指した。医師試験に落ちた後、その次の選択として弁護士になろうと決め大学法学部に入学。25歳で法律事務所で働き始めた人だ。

『元彼の遺言状』で大賞を受賞。記事を追いその足跡を読んでいくと、たいへんなキャリアの変遷に富むが、生き方の軸にぶれがないのだなと感嘆する
夢に挑戦する視点で見ると、とてもうらやましい生き方をしている人だと思った。

さてここから先、日経新聞は次第に産業や経済の本格的記事へと移る。ここまで書いてきたのは、ちかごろ関心高く見守っているつもりの 女性の活躍 である。
この先の紙面は女性キャリア関係の紹介記事はないので、今朝のこの話を閉じたい。

 

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毎回お読みいただきどうもありがとうございます。

P.S.

インドネシアの元国会議員、大統領スタッフ、日本からも2名がパネリストとして参加。詳細は以下の通り🔻

◆第3回FPCI-GRIPS公開フォーラム

ジェネレーションYとZを知ろう:彼らの影響力、原動力、 世界観について

12月20日(月)16:00-17:30

スピーカー:

詳細はこちら👇リンク🔗

https://www.grips.ac.jp/jp/ events/20211210-7655/