
☝️写真はEXPO2025 (関西万博)の🇵🇹ポルトガル館内の、地球儀🌎。回転しているし美しい
さて、私は日々スマホを手にいろいろな情報を取捨選択して見ている。その中でこの話。
今も継続しているメール定期便。知る人ぞ知る著名人・田坂広志氏のこれまでの発言など、"archive" に接する機会を心して堪能している。
今日は以下の一文を抜粋、引用。紹介させていただきあわせて私の考えを書いておこう。⤵️
【 目次 】「風の便り」 走馬灯の最後
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田坂広志 「風の便り」 第114便
人生の最期に、我々は、何を見るのか。
そのことについては、欧米でも、日本でも、表現は異なれど、同じことが言われています。
「Flashback」を見るか、「走馬灯」を見るか。では、その光景を見た最後に、我々は、いかなる声を、聞くのか。
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走馬灯の最後
大学時代、ある友人が岩登りをしていたとき、危険な岩場で、滑落事故に遭いました。仲間の見ている前で、足を滑らせ、岩の斜面を、谷底に向かって滑り始めたとき、誰もが、命を失う事故になると、固唾を呑みました。
しかし、その一瞬、この友人は、小さな茂みに引っかかり、九死に一生を得て、命拾いをしたのです。後日、彼が、その滑落の瞬間を回想し、話してくれました。
あれは、本当だった。
もう命が無い、と思った瞬間、人生の様々な場面が、一瞬にして甦り、頭の中を、走馬灯のように駆け巡っていった。
この彼の話を思い起こすとき、一つの問いが、心に浮かびます。
もし、そのとき、生きて帰らず、その走馬灯が、最後まで駆け巡っていったならば、我々は、そこに、何を見るのだろうか。
もしかすると、その走馬灯の最後に、我々の心には、一つの声が、聞こえてくるのかもしれません。良き人生であったか。
その問いが、聞こえてくるのかもしれません。
2004年1月26日 田坂広志
この一文を読んで思ったことがある。
◉まず、前段の説明をしますと、
ほぼ一年前まで、二・三年かけて、私が過去に撮りためたSONYの (アナログの映像の) 8ミリビデオで自らが撮り貯めてきた家族の生活。それらを編集し、ざっと100本程度 (記録時間は、およそ200時間から100時間にも及ぶ未編集で撮影したままのアナログデータを順次、必要な箇所に絞りながら、短く要約するなどして、少しづつ観て楽しみながら、archiveした。
PCを使って専用ソフトによりアナログの8ミリビデオ映像をデジタル信号データに置き換える。そして買い求めた専用のSSD(記録メディア)へ3本へ同じものを三セットとして収録をして行ったのだ。
◉その結果、明らかに私の中に変化が起きた、
それは、時折、dubbingしたその昔の動画の断片、つまりは家族・まだ小さかった子どもたちの当時の生の様子がよく思い返されるということ。自分の頭の中で記憶が動く感覚。
似ているのは、誰でも経験があると思う、よく聴く好きな音楽の🎵メロディが頭の中で繰り返しリフレインされる。あれにとてもよく似ている感覚。
✳️ 何の気なしに普段の生活の中で、例えば歯磨きをする🪥とか、無意識の習慣的な体の行動の際、過去の一時期のビデオ映像が、頭の中でフラッシュバックされる。
もちろん、画像とかディテールは少しぼやけたり曖昧で、人が昔の記憶でその場面を思い返すのと同じ感じ。そのシーンが、リアルに私の中で蘇る。実際、今こうしてこの文章原稿を書いている瞬間も同時並行的に、思い出してプレイバックができている。思い出したいシーンをある程度チョイスして意識的に思い返すこともできる。
- 例えば印象的なのは、加州サニーベールの自宅の広い庭の🏠レモンの木
- そこで孫たちとともにいる亡くなった私の母の姿、など
他にも色々、意識して、ある時点の自分がファインダー越しに見て録画をした映像が、archive作業により私の脳の🧠記憶エリア内で復習・復元され、記憶し直されたからなのか、どれもよく意識して思い出すことができる。
つまりは臨死状態の際のフラッシュバック、走馬灯の映像を自分が意識して覚醒した状態でリプレイすることができるのだ。
この変化は劇的であり、効率も良く昔を思い出せる。懐かしいというか、それにより癒されることもある!8ミリビデオ以外の自分のリアル経験での嫌な思い出は🤢選ばないし、自ら出すことも無い。なのでこの思い返し作業が心の平穏を創り出し、精神衛生上、優れて役に立つように思う。ありがたい。そこで、最近はこう思うようになってきた。
『これまで良き人生であった』『今も特に悩みはなく、これまでで一番幸せかもしれない』
いつか私が認知症になるとして、いまのこの瞬間こそが、人生の中で平和・平穏で幸せな時期なのかもしれない、そう思っている
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( 出所 : Threads ) ⤵️私の反応
そうか、確かにそうかも。
(私の場合)新卒から長く働いた会社とその土台の上に立って、今では AIBA :
"貿易アドバイザー協会"会員として仲間と月イチLINEコミュニケーション。そしてまた公的機関の "貿易投資相談"で、日々世の中の人たちからの問い、相談、そのニーズに応えて、貿易実務 と EPA/FTA の専門的な助言を行う社会貢献の仕事とそのアドバイザー仲間たちの存在。その日々に感謝。
