小春日和 には 風の便り が似合う
- November 13, Wednesday 2024. (令和六年)
#AKASAKA Lunch timeに @サントリーホール前。
🎦 小春日和の画像と🎤音声は👇リンク先🔗私の Instagramへ!
ときおり人生ジャーナル by あきしお🍁andy.s備忘録改 | 小春日和 November 13, Wednesday 2024. #AKASAKA Lunch time | Instagram
(私) 都内でも緑ある場所で🍁紅葉が始まりつつあるようです。(上の写真は赤坂一丁目)ある平日の昼に神保町界隈を少し歩いてみました。曇天の街は、働く人たちで溢れて、あちらこちらで同僚同士の会話や連れ立って歩く姿が見られます。なんとなく人の生活の温かみを感じる街です。
▼▽▼▽
玄人の「素人らしさ」
プロフェッショナルとは、何か。
そのことを考えさせるエピソード
田坂広志 氏の教え、言葉を今回そのままに全文としてここにアップしています。
今回は、ある先生による "お話" を掲載します。
メール定期購読している 田坂広志 先生の発信内容をそのまま全文を 🆙 します。
もしかしたら生活の哲学とかになりますか。
【 目次 】
「風の便り」 玄人の「素人らしさ」
「田坂塾大学」 人を育てる、己を育てる
==============================
「風の便り」六季 第67便
「プロフェッショナル」や「玄人」とは、何か。それは、「アマチュア」や「素人」とは違った高度な能力を持った人間のことと思われています。
では、その「高度な能力」とは、何か。
そのことを教えてくれる興味深いエピソード、
そして、逆説的なエピソードがあるのです。
==============================
玄人の「素人らしさ」
プロフェッショナルとは、何か。
そのことを考えさせるエピソードがあります。
ある自治体選挙でのことです。二人の候補者が争う選挙において、両陣営の選挙自動車が街中を走りまわり、住民に対して支持を呼びかけています。その選挙戦のさなか、ある選挙事務所の前を、味方の陣営の選挙自動車が、支持を訴えながら、通り過ぎていきました。
その呼びかけを行う運動員は、語りのプロフェッショナルらしく、よく通る声と流暢な話し振りで支持を訴えていました。しかし、それを聞いた事務所の選挙参謀が、表情を曇らせ、呟きました。
あの喋り方では、駄目だ。
あれでは、住民の気持ちが離れてしまう。
しばらくすると、その事務所の前を、相手陣営の選挙自動車が通り過ぎていきました。その自動車から聞こえてくる運動員の声は、草の根の支持者が喋っているらしく、素人らしい訥々とした声で、支持を訴えていました。しかし、そのため、その喋り方は、親しみと共感を覚えるものでした。
それを聞いた選挙参謀が、悔しそうに、呟きました。
あれは、本当は、素人じゃない。
実は、プロの役者が喋っているんだ。
あちらの選挙事務所が、一枚上手なんだよ。
このエピソードは、我々に、大切なことを教えてくれます。
素人の気持ちが分かる。
それが、本当の玄人、
本当のプロフェッショナルなのでしょう。
2003年2月13日 田坂広志 一旦ここまで。
←写真と綴るエピソード
☝️🍛キッチン南海 (神保町店) カツカレー ¥850
来ました、3回目。神保町界隈は会社が多いし、大手町とか日比谷・赤坂辺りとは違い、庶民的かつ、昼の食べ物屋多し。千代田区なのに財布に優しい。ランチタイムはサラリーマンとOLの天国。店の前に人が多く並んでいればその店の味はコスパ間違いなし…という判断。
なんとはなしに生活の風情。古本屋もあり。
少し散策してからこの街を離れます。
▼▽▼▽▼
(私) 日々の仕事の中で、もっとも心がけ、忘れてはならないこと。それが、
実はこれ 一番難しい。毎日毎回実践する。
- 真の意味で プロフェッショナルであることを "日々 維持していく"
相談や質問を出してくる人は、さまざまなバックグラウンドを持つ。一人ひとりが異なる。質問内容や相談のことがらがときに簡単すぎるものもある。例えばあまりに初歩の基本よりも前の話だったりもする。
ともすれば「あぁ⁈ またそれかいな..」的な "それ飽きたな" の気持ちが出る。面倒 ... NG ... ネガティブ心情が頭をかすめる。 しかしそこが肝心。気を取り直して、
◎電話する。そして相手の声や話し方に、耳を傾ける。ときにその中に意外な情報の発見があったりする。相手の質問だけからの思い込みはよくない!と気づくのです。
◎メール回答なら : まずは考えたままを書き下ろしての下書き作成。それを一度読み返す。案件によっては、Change of Pace. トイレに立って廊下を歩きながら、違う視点でも考える。そこで回答を思い返す。「あれを言っておくほうが良いかも。それはやめておこう」などだ。そうして頭の中で相手を想像しながら数度にわたり、わが書きぶりを確認する。そして修正する。
自分の回答態度、つまり、電話の話し方、メールの書きぶりのトーン。それらをたしなめてくれる人はいない。一人ひとりはプロだから完全に任せられている。口出しはありえないし評価されることもない。(* 質問者のアンケートはあります) なので、励行していることは何か? 翌朝、前日のメール回答文をもう一度、新しい気持ちで読み返す。
このやり方は、ある意味 "自ら別人格を出して" 離見の見を実行している。そのペースは自分で決められ、誰からも指示なんか受けない。だから焦らずとも 時間はたくさんある。そしてストレスなし。なので自らしっかりと行動や回答作成を自己確認する。特に心掛けるのは、読み手の側に成り代わってそれが分かるのかを吟味して読む。質問の文章も再度読んでみる。結構、聞かれたことを落として書いていなかったことにも気づくものだ。
- 実はこの投稿文だって何度も校正してる
こうしてこの手法で常に自分を戒める。これこそ、プロの仕事だと確信している。ストイックすぎるかもしれないが、間違ってはいないだろう。そう思って励行する。
そしてさらに加えて重要なこと。 それは「他からのインプット」▶︎他アドバイザーの丁寧で謙虚な話ぶりをフロア内で自然と聞こえてくるから聞いて、話し方の機微や他のプロの丁寧さを辿ることで、自分で自分をアラインする。 ⭕️「丁寧に!、分かりやすく!」「相手の立場になって話す」「始まりの全体像解説と、相手の同意と、終わりの確認など、プロトコールを忘れずに」そういいきかせ何度も確認する。"Stay hungry, stay foolish." (Steve Jobs) である。
もちろん、以上のプロトコルにしたがって対応する相手が全てではない。中にはもっとくだけた口調で相手に合わせたカジュアルな会話をする場合、ほかには、ゆっくり話す、逆に早めに話す、相手の質問の繰り返しをちゃんと(我慢強く)聞き取るなど。 こういった細かなテクニックは些細なことなのだが、日々行うためには大切。多彩なそれらは、普通一般に知られる社交術や交渉術、特に心理戦など、私なりのシロウト知識も使って、自然な形で対応する。
✴️ ごく簡単で初歩的な質問。その質問をしている相手ほど、その人がわかるよう平易に説明することは難しい。
会話の中で相手のスピードやセンサーレベル ( 知的受け取り方) を察知して、こちらがギアを切り替えて対応する。
たとえ自分が専門的な知識をすごくわかっていることでも、(例えば小学生に理解してもらえるような) そんな優しめの、非専門的な言葉選びも、ときには必要。
- あぁ、なるほどそういうことなんですね、と言っていただく。これ難しい。
✳️ 専門的レベルが自分と近い人なら話は早く、それでときには会話もはずむ。そこはやはり、chemistryの問題がある。お互い win-win ならぬ、あ、それ---それな〜、的に話が合う。噛み合うと、お互い楽だ。
⬆️ここまでは、筆者の意見、感想でした。千代田図書館にて、校正を完了して🆙
以下は👇attainments_presence at Threads から引用させていただきます。
おはようございます🍊🕯️☀
【リーダーシップの備忘録】
リーダーシップにおける
最高の矛盾のひとつ、それは
リーダーはビジョンに
頑固であるべきで
同時に
人の話を聞く広い心を
持たなければ
ならないことです。(サイモン・シネック)
keywords:
open-minded
自己理解
信念
ゴール
エグゼクティブプレゼンス
executivepresence▲ 御意! ✅相談員は正解、正答、正しい判断に忠実であるとともにまた質問者の話にも真摯に耳を傾けなければなりません。
出所 : 田坂広志 著作・講演アーカイブ
「田坂塾大学」 第143回 公開講座
人を育てる、己を育てる
==============================
塾長の田坂です。
「人を育てる」。
それは、我々の人生における大きな課題。
先輩として後輩を、上司として部下を、経営者として社員を、教師として生徒を、親として子供を育てる。その課題に直面したとき、 我々が理解しておくべきことがあります。
それは、「人を育てる」という営みに忍び込む、三つの落し穴。
- 一つは、相手を客観的な対象として見てしまう「対象化」。
- 一つは、相手を自分の望む方向に変えようとする「操作主義」。
- 一つは、相手の成長を目標達成の手段と考えてしまう「手段化」。
職場で、会社で、家庭で、「教えても育たない」と悩むとき、多くの場合、我々は、この三つの落し穴に陥っています。
では、この落し穴に陥らないためには、どうすれば良いのか。
そのためには、まず、一つの覚悟を定めること。
「人を育てる」とは、「己を育てる」こと。
その覚悟を定めたとき、相手との間に「一体感」や「共感」が生まれ、「信頼」が生まれ、
「成長」そのものが素晴らしい目標である
との意識が生まれてきます。
そして、その覚悟を定めたならば、我々が、為すべきことは三つ。
- 一つは、「成長の場」を創ること
- 一つは、「成長の目標」を見せること
- 一つは、「成長の方法」を伝えること
その三つを、心を込め、祈りを込めて行うならば、人は、誰もが、自らの中にある生命力によって、成長していきます。
▼▽▼▽▼
(私)
「人を育てる」とは「己を育てる」こと。
というが、相手の問いに上手に答えることは、己を育てることでもある。
これができるには、まさに 「己を育てる」必要がある。日々修行🧘♀️である。
- 過不足なく答える
- ➕アルファのことも付け加える
- 相手の満足を引き出せること
▲▽
特別講話第14講においては、
人を育てる、己を育てる と題して、
その「成長支援」の方法を具体的で実践的な「こころの技法」として語りました。
その一つの大切な視点を知りたければ、
田坂塾大学の第12講義室で公開されている、次のメッセージを読まれることを。
困難に直面する社員に語りかけるべき言葉
https://qr.paps.jp/4bTM
出典 雑誌『財界』連載
忘れられた叡智を求めて 第22回 田坂広志 拝
現在、国内、海外から8600名の塾生が集う場、「田坂塾」。その学びの場、「田坂塾大学」より、公開講座として、毎週、田坂広志の著作の抜粋を、お送りしています。(2週間ごとに更新されます)
「田坂塾大学」は、ウェブ上の大学であり、
田坂広志の過去の著作や講演などがアーカイブされています。一般に公開されており、誰でも、自由に学べる場です。
http://hiroshitasaka.jp/ college/
この「田坂塾」に入塾を希望される方は、下記URLより。塾生の方には、「塾長 誌上講話」や「塾長メッセージ」を、定期的にお送りします。(入塾費や会費は不要です)
http://hiroshitasaka.jp/ tasakajuku/
YouTubeラジオ番組「田坂広志 風の夜話」
==============================
YouTubeラジオ番組
「田坂広志 風の夜話」は
下記のURLよりお聴きください。
【YouTube 田坂広志 公式チャンネル】
http://www.youtube.com/user/ hiroshitasaka
なお、上記のサイトより、トップ右端の「チャンネル登録」ボタンを押し、「田坂広志 公式チャンネル」に登録されると、新たな番組が公開されたときに、通知を受けられます。
新著『死は存在しない』は、毎日、多くの読者から、深い共感のメッセージを頂いています。
有り難うございます。
https://amzn.to/3ebrlPR
この「風の便り」では、これまでにお送りした「風の便り」200便を、新たなメッセージとともに、お送りしています。
「風の便り 六季」とは、「風の便り」の配信の「六巡目」を意味しています。
この「風の便り」は、「未来からの風フォーラム」にメンバー登録された方々と、「田坂塾」に入塾された方々に、お送りしています。
皆さんの友人や知人の方々へも、遠慮なく、転送して差し上げてください。ささやかな縁と共感の輪が広がるならば、幸いです。
この「風の便り」へのご意見やご感想は
下記のアドレスへ、お送りください。
tasakajuku@hiroshitasaka.jp
ただ、毎日、数多くの読者の方々からメールを頂きますので、すべての方に返信は差し上げられませんが、小生が、直接、拝読いたします。
田坂広志
==============================
「風の便り」
配信開始 配信停止
アドレスの変更は、一度、配信停止をしてから、新たなアドレスで再登録をしてください。 発行:「未来からの風フォーラム」
==============================
以上、毎回届く "言の葉" を、読んで何かをつかもうとし、また自分ごととして考える、そんなひととき ... それは得難く、大切にします ♪