「ハン・ガンは2024年にノーベル文学賞を受賞した」それで私はこの作者の一冊を借り出してみた。新聞の書評欄で知ったからか、ノーベル文学賞受賞のニュースからの気まぐれから…というものだった。それと同時にこちらも読んだ。リンク▶︎ 小説📖『ほんのささやかなこと』…そして、 - ときおり人生ジャーナル by あきしお @accurasal
作品『少年が来る』( ハン・ガン )
(本の撮影はblog筆者による)
- Wikipediaの解説⤵️
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%91%E5%B9%B4%E3%81%8C%E6%9D%A5%E3%82%8B
その一部を、抜粋、引用しておく。
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蜂飼耳は本作について「この小説は割り切れない怒りと悲しみを凝視することをやめない」と評している。また、ソウル市内の小さな独立系書店では、光州事件で市民が最後の抵抗をした5月18日から27日に合わせて、毎晩『少年が来る』の朗読会が行われた。
なお、ハン・ガンは2024年にノーベル文学賞を受賞した。翻訳家、文芸評論家の鴻巣友季子はハン・ガンの作品について
「民主化運動の光州事件を題材にした『少年が来る』や、古代ギリシャ語を勉強する女性が主人公の『ギリシャ語の時間』など、どの作品も実験性とストーリーテリングが見事にマッチしていて、韓国文学のなかでも一頭地を抜いている」
と評している。 少しサマリーを記録しておく。
◉『鴻巣友季子』氏。この方は私が同時期に借りて読んだ一冊 小説📖『ほんのささやかなこと』…そして、 - ときおり人生ジャーナル by あきしお @accurasal の訳者だ。
静かになる庶民派正義の勇気として感銘を受けたアイルランド🇮🇪の中篇小説『ほんのささやかなこと』の訳者である。偶然だろうか。
👉民主家の信念を持つ人は同種同類の作品に惹きつけられるものなのだろう。
◉こちら『ほんのささやかなこと』(訳・ 鴻巣友季子) 、国は異なるがアイルランド🇮🇪の人権侵害や権力による隠蔽の実際の事件に基づくという共通点がある。こちらこそ文学作品として極めて優れた内容だと素直に思えたことを付け加えておく。
話を戻そう。作品『少年が来る』は一部分であるが、その文体は小説というよりもまさに歴史上の史実を描写したドキュメンタリーである。これは文学といえるものなのか? ページをくって中身をパラパラと見たところで、結局読む気になれずじまい…。それで『エピローグ』と訳者による解説全文だけ読んで、終えることにした。(iPhoneから送信)
出所 : Wikipedia
光州事件は、1980年5月18日から27日にかけて大韓民国の全羅南道の道庁所在地だった光州市を中心に発生した市民による軍事政権に対する民主化要求の蜂起である。
ウィキペディア
日付: 1980年5月18日 – 1980年5月27日
死者: 154人あるいは198人(韓国軍発表)
発生現場: 韓国全羅南道光州市(現:光州広域市)
目的: クーデターへの抗議
負傷者: 3028人