☝️日本経済新聞 ( 2024/12/30 朝刊9面 : ビジネス2 ) 「25年はAI代理人が働く」記事イメージ
(2025年の抱負)
生成AI から進化したマルチタスクをこなすAIが出て、目的を伝えると複数タスクを同時にこなし、エージェントとして調べた情報整理までを行う。
(出所 : 日本経済新聞2025/1月元日朝刊13面特集、ニッポン2025)
ならば、その正誤と文章ニュアンスだけを最終的に(正確な専門知識を持つ) 貿易アドバイザー(人間)が査閲する。その上で、質問者へはその人が電話して、しっかりとした感情もある人間的な会話をする。こうすることで、(単に回答メールを送るだけでなく) 双方向のコミュニケーションを増やして、質問者に寄り添った会話ができるだろう。その上でAI生成した文章の形でも回答をメール送付しておく。二重の対応。
こうすることで重層的なアドバイスを行う。そして専門的な回答と人間的な感情のある助言 (ことば) のふたつにより、相談回答の品質向上が実現する。時間的な効率を上げながら質の高い対応を行うことが可能になるだろうと
(2025/1/5) しかし、AGI やさらにASI ( 人工超知能 ) まで出てくると、世の中は劇的に変化するだろう。もはや貿易相談や海外投資などの "方法や一般的なアドバイス" はおろか、具体的な現実の発生問題を解決するための専門性の深い助言や「知恵」であっても、これまでの回答データ蓄積を使えば、容易にinstant (瞬時、瞬足で) 解答が(機械仕掛けにより)できるようになるだろう。コンピュータと通信ネットワークさえあれば足りる。
➡️ この時点で、いまある各種・各所の貿易相談や海外投資相談という、知識や知見を人間の専門家がその過去経験則も交えてお答えする「相談対応業務」はどうなるか?
- おそらく人間は管理監督者、つまり回答をチェックする少数人数のヘッドカウントのみあれば足りるだろう。
それは五年以内に実現しそうだ。そこに向かって何を考え、企画し対応していくのか。それは一つの人間的な、組織の課題になると思う。
橋のない時代に流れの速い川を向こう岸に渡るには、昔は正しい考え方が必要だった。考え方があっても具体的な土木や建築の技術や道具も必要だ。