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「人間にしかできない」本質とビジョン

命題 : 『人間にしかできないこと』その本質と課題を考えたら、"人間味のある、アドバイスの提供" は一つの解ではないかと直感が言う

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 2001年にMITからテニュア(終身在職権) を授与された北大出身の石井教授のエッセンス。この対談の話、非常に納得できる。これからの指針として役立つ腑に落ちる教え。一読の価値が高いと思い、エッセンスを抜粋引用して自身のblogに掲載するとともに全文のリンクを紹介します。さて、数年後にはどうなっているか。

マサチューセッツ工科大学(MIT) 教授石井裕氏進むAI社会における「人間にしかできないこと」 の本質と描くべきビジョン (出典)- EMOTIONAL LINK
https://emotional-link.co.jp/ ishii-prof/

1️⃣ 1つ目の独創とは、言葉の通りオリジナルなアイデアを生み出すことで、もうすでに誰かがやっていたような場合は独創にはなりません。それでは単なる二番煎じでしかないわけです。自分一人で観測できる、あらゆる現象に対して「なぜ」と問う視座を持って徹底的に検討し尽くすことで、独創性のあるアイデアが生まれます。

2️⃣ 2つ目の協創は、他者と協力すること。独創は非常に重要なステップですが、一人の力だけでは全てのアイデアを高度化することはできません。だからこそ、ビジョンに共鳴できる少数精鋭のチームで独創を共有することが大切です。

例えば、『映画』。脚本から、出演者、撮影スタッフ、衣装、ヘアメイク、監督・演出、さまざまな人間によるコラボレーションで成り立っている。AIに脚本のドラフティングをさせることは今後できるかもしれないが、映画のような『リアルな総合力』は無理だろう。

(引用の続き)

3️⃣ そして3つ目の競創コンペティション、すなわちライバルと競い合うことを意味します。世界中のライバルと最前線で競い合い、度肝を抜いてやろうという思いと、追い抜かれるかもしれないという恐怖の中で、アイデアは連続飛躍していくんです。

全文読み切る前に、この抜き出して引用したエッセンス。しかしながら疑問が湧いてきます。

それは、例えば

  • 知的な人工知能という「人工のコンピュータとアルゴリズムやソフトウェア」自体が他のAIと協創するような、今後の進化はどうなんだ⁉️ (ありうるのではないか?)

などの疑問です。それは今後5年は気にしなくてもいいのかもしれないが、テクノロジーが進めばはたして本当にそうだろうか? 

SF小説に既に書いてある未来…コンピュータが "暴走" して、勝手にあるいは独自に考えて、通信ネットワークを拡張して多々接続し、AI頭脳それ自体が、他のAIと連結、連携、連動するやり方を設定してしまい、人の意思とは離れて "独創" を独走し始めることは本当にないか?

✳️ こういうことを突き詰めて考えていき、時間をかけて「ひと」はまさに独創力で、未来の社会を描く小説を書く。社会実装された未来型の都市の提案や設計を進める。あるいはまた、このような疑い自体から仮説を立て研究して、可能性や問題自体をリサーチする。その解決法を証明したりもする。

✴️ これからさまざまな、いい意味でも悪い方の意味においても、ハレーションが起きる。世の中は騒がしくなる。それこそが、知の伝道とか人類の知恵の発達かもしれないし、いゃそうではなく混沌やカオスの始まりなのかもしれない。全て結果を見て後世の評価に委ねられる。

⬆️ 今、まさにこうして考えて自分一人で布団の中で書いているスピードは、スマホで入力の液晶画面のタッチパネルの操作入力速度に規定されている。けれども人の頭脳だって、操作速度よりずっと速い演算速度でさまざまな想像や想定を、あっという間にストーリーを思いつく。これは一種の【独創】だろう。

  • 例えば研究者は、一人で思いついた着想を、他人と共有せずに(共創はなく)仮想・架空の競争相手研究者と競う体で、独自に研究開発するのではないか。

テクノロジーやサイエンスから一旦離れてみよう。田舎にいる過疎化の村へ私が移住して、リモートベース、つまり通信回線・コンピュータネットワークで、コンサルタントや顧問的な仕事をしている先々の姿を想像してみる。そのときに気づくことはなんだろう?

一つの結論は、こういうこと、かもしれない。

人間の共感力を発揮した『温かみのある』相手に寄り添ったソリューション提供。その相手が実現したい、しなければならない現実の目の前にある仕事 (あるいは悩みや不明点、つまりお困りのこと) を助ける。共に伴走する。相手に与える。それがあること。相手は何か価値あることを得られること。それは『知恵』とか『解決策』、あるいは『変化点』、成長かもしれない。

人間味のある、アドバイスの提供。

直感的にそんなことを思い即興で書いてみた。

➡️ "自分一人で観測できる、あらゆる現象に対して「なぜ」と問う視座を持って徹底的に検討し尽くすこと" 

そうか、示唆に富むこんなコンセプトをいただいたので、引き続き、私自身の命題について、もっと深く考えてみよう、そう思った。

人と話さなくてもこうして一人スマホで『読む』ことで議論のネタをゲットすれば、頭脳は自ずと一人で働いてくれる。空想の中、自分の頭の中に、高度なテクノロジーのAIならぬ『考える葦』が入っていると、確信 (盲信) をして、もう少し頑張ってみよう。

Linkedinへは以下のように投稿した(メモ)

でもこれって本当にAIには出来ないのか?

「現実の目の前にある仕事 (あるいは悩みや不明点、つまりはその人の困りごと) を助ける。共に伴走する。顧客に与える。顧客は何か価値あることを得る。それは『知恵』とか『解決策』、あるいは『変化点』であったり、また相手の成長かもしれない。」

#コンサルタント #貿易アドバイザー
#貿易アドバイザー協会 #専門家 #相談回答
#コンシェルジュ #専門アドバイス #AI

これから先はディープラーニングした相互会話できる伴走型AIとの「仮想競争」で勝ち抜くことを考え、相談業務に当たり質問者に感謝されビジネスの役に立つアドバイザーになること。そのためには何が必要なのかを常に自問自答、考えていく。それが『人間』かも

▼また別のツィート発信済みから▼

「人間に最も必要なことは膨大な過去データから最適解を見つけるAIにできない0→1のクリエイティビティー。」

⬆️ Twitter @positivenumber1 アカウント

https://twitter.com/positivenumber1/status/1672401407041851393?s=46 から引用。

これ全く強く同感します。昔も今も変わらず▶︎自分の頭で考えること。SNS、さらにAIの急速な普及浸透で問題発見意識と対応の的確さや速さと実行できるか。『人間の知恵』が試されています。

🔗 https://twitter.com/accurasal/status/1672692560962396161?s=46

(2023/7/1) Twitter投稿から : 毎週チェックしてるこれ

BSテレ東「一柳良雄 日本の未来」西和彦さんインタビューやってるこれって前回見たので実際には再放送だよね。だけど画面で番組表チェックしても再放送の表示は無い。デジタル時代になったのでコンテンツは再放送ではなく何度でも必要だったら流すと、そういう慣習になったのだろうか。二度見する。(140字)

「世界標準で進化を問う '教育機関' 」日本先端工科大学(仮称)設置準備委員会特別顧問 西 和彦。

(若き日にビル・ゲイツと共に今のパソコンを世に出したあと、早稲田理工機械科在学中にアスキーという会社(テクノロジー分野の雑誌、ゲームなどの走り)を創業し売り上げ790億円まで成長させた。その後は大学教授になり、また一族経営の中高にも関わった。)

AIについて研究開発するかもしれない先端のテクノロジーとエンジニアリングの専門単科大学を新たに設立する姿とその問題意識。日本の大学(教育)の問題点を指摘し、次は教育分野に情熱を投入するその姿。今回のテーマと深淵のところで向かう先が通底する気がする。

曰く : education の意味は『感化する』と言うこと。だけど世界で日本だけ意味が違っている。日本の場合の教育、その漢字は、「教」えて「育」むこと。教える=知識偏重、という指摘。(中略) 失敗とは言わない『実験』。

1. 仕事の専門性、2つ目は人間性、3つ目に国際的な競争力、その3つがあれば何とか生きていけるんじゃないか。とも語る。

(出所 : 山口周氏のTwitterツィート)

ChatGPTに仕事を奪われる奪われないといった議論が喧しいですが、まず無くならないと思ってます。1950年の米国国税局の職業リスト271職種のうち、消滅したのはエレベーターガールだけ。20世紀後半という最もテクノロジーによる社会変化の大きかった時代でも、職業は意外と無くならないということです

✳️ 仰る通りだと私も思う1人です。騒ぎすぎ。メディアの危機を煽る記事や報道に惑わされてはいけない。無論、冷静にAIに負けない人としてのプロフェッショナル性とか人間味ある対応とか、何が大切かはちゃんと考えますよ。#ChatGPT