ときおり人生ジャーナル by あきしお ⁦‪@accurasal‬⁩

ときおり人生の思いを綴る雑記帳|andy-e49er | ID-Zerv 2b trusted @Accurasal

オホーツク核要塞 (人類の未来)

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美しい場所。見かけ通りか、見掛け倒しか。現実にそこに見に行った者、経験した者だけが知りうる。知るとき全ては灰燼に帰す。

(引用) rein.freedom at "X". いい話です

意外と有名な話で、音楽鑑賞は61%、コーヒーは54%、散歩は42%、ゲームは21%の確率でストレスが軽減されますが、"読書はストレスを68%軽減します。"これは英サセックス大学の研究で、たった6分の読書でその効果が発揮されます。つまり、趣味や遊びも大切なんですが読書の効果が1番高いって事です

今日のストレス軽減、否、明日への緊張の平衡

 📕読書により日常を生きる上での「生」と一線を画す一種心の中の "別世界" に行く。そこでは新たな地平を知ることができる。イマ という時の、非道なる現実から束の間 離れる感覚。

👉読んでいる書が核戦争に関する知識知見を与える稀有な軍事の一角であろうとも、平和を希求する功績としての大切な知的活動である。

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この路 (ミチ) の先は行き止まり。希望は失望に変わるのか。隘路それは、行ったら戻るしかない。先のない (あるいは見えない) 関係は世界にいくらも存在する。平行線は均衡を表す。

例を挙げれば枚挙にいとまがない.........無念

国際政治という名の、専制的権力者が指揮して隣国へ攻め込むという縄張り争い。

  • 獣から進化したはずのホモサピエンスの種は、弱肉強食のけものと何か違っているか?「米ソ冷戦時代」から人類は何を学んだか。

 希望はフルシチョフケネディだった。現役で当時の核戦争一歩手前の瀬戸際に立った政権トップと当事者たちは、何を想い・どう考えたか。何をやり・何をしなかったのか。世界の行方はそこに帰趨する。

 今、読んでいるのは、潜水艦の米ソ、あるいはアメリカとロシア、中国などの軍拡競争。戦史と戦略論の時系列的な分析。読み応える。

特にエリツィンからプーチンにトップが変わった後。「第3章 崩壊の瀬戸際で」の章にあるロシア軍に対する方針と決定対応のくだりからプーチンという人物がみえる。人間関係の操縦に長けているスマートな(狡猾な)一面を窺い知ることができると感じる。

▶︎2014年のクリミア半島侵攻と占領、そして2022年2月に始まり現在も続くウクライナ侵攻(ロシアによる一方的な戦争犯罪)などを読み解くのに役立つ。ロシア大国主義による彼の思考を読み解く材料になる。

著者のテレビ番組での解説などに反映されているのだろう。(追記)

出所 : 「オホーツク核要塞」小泉悠 著 第3章 崩壊の瀬戸際で "存亡の危機に立つオホーツク海の聖域 - セルゲーエフ=クワシニン論争の終わり" (P.215〜、"聖域を救った(?) プーチン" (P.218〜、"核軍縮で高まるSSBNの役割" (P.221〜、P.230) 

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戦略兵器である原子力潜水艦と、大量破壊兵器の最たる SLBM ( 潜水艦が海の中を潜航しながら敵国に向けて発射できる核弾頭、しかも複数を搭載した大陸間弾道ミサイル ) というものは目に見えない水面下に隠れた忍者🥷のごとき存在。

  • 保有する核戦力を、オホーツク海ほかに展開して常に米国を標準に定めるロシアの潜水艦軍団。カウンターパワーとしての米国
  • 「核抑止力」の軍事理論により、両国の保有兵器バランスの上にかすかに立つ世界。

この構造は半世紀どころか1945年以降変わらない。国際法違反といえるはずの当時のアメリカ合衆国による大日本帝国は広島と長崎への人類史上もっとも非道な非戦闘員殺戮の事実。(このときは戦略爆撃機による空からの原爆投下 ) 

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本blog関連投稿ご紹介🔗リンクはこちら▶︎靖國神社⛩遊就館 ✍️五月四日journal - ときおり人生ジャーナル by あきしお ⁦‪@accurasal‬⁩
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このときから少しも変わっていないこと。

マイナーな戦術論の変化以外、大枠では人類の恐怖の均衡は何も進化していない。

そんな実態とは恐ろしい。人智もなにもない。

この 核抑止 という極細の隘路を日々365日24時間60分=525,600分間 (five hundreds, twenty-five thousands and six hundreds minutes) を積み重ね進みながら、常に仮想敵国としての相手を出し抜かんとし。軍事哲学と精神論でも争い競う。テクノロジー開発においても互いに先を競うことをやめない。やめられないのが超大国にして国連🇺🇳安全保障理事国とその他一部の独裁的国家。

正義も愛もそこには存在していない。

この世界の均衡はいつまで続くだろう。

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最終章 第五章 聖域と日本の安全保障から : 

(抜粋) 3つのシナリオ

2000年に公表された改訂版の「軍事ドクトリン」では、核使用基準に関する記述がたしかに変化した。すなわち、

ロシア連邦とその同盟国に対して核兵器を含む大量破壊兵器が使用された場合には核兵器を使用する、

②通常兵器による大規模侵略に対しても核兵器を使用する、

とされたのである。

このうち、①は古典的な核抑止を示唆するものだが、②にはより幅広い解釈の余地がある。おおざっぱに類型化してみると、次のようなシナリオが考えられよう。

  • 戦闘使用
 戦況が不利な場合、戦術核兵器を大規模に戦闘使用する。つまり、全面核戦争に至らない範囲で核兵器を使用してあくまでも勝利を目指すという考え方であり、冷戦期の限定核戦争論とほぼイコールに捉えることができる。(後略)
 進行中の戦争において、ロシアに有利な条件で(あるいは受け入れ可能な条件で)戦闘を停止することを敵に強要するため、ごく限られた規模で核兵器を使用する。
この場合、核使用の目的は戦争の勝利ではなく停止に置かれるが、敵の戦意を喪失させるために「受け入れがたい損害」を惹起することが求められる。
具体的には、数十万人の民間人死傷者を出すような対価値攻撃を行って、戦闘を停止しなければこれと同じことが続くというメッセージを出すことが想定される。
  • 開戦・参戦阻止
 潜在的な敵がロシアに対して戦争を開始すること、あるいは進行中の戦争にまだ参加していない国(または同盟)が参戦してくることを阻止するため、核兵器を限定使用する。この場合、当該の第三国を逆上させる恐れを排除するため、核兵器はほとんど(あるいは全く)犠牲者の出ない形で使用される。具体的には船舶の航行が稀な海域や、ごく少数の軍人だけが勤務する軍事施設等の上空における核使用が想定される。
(途中省略) …このような可能行動のうちどれを選ぶのか、あるいは選ばないのかは、プーチンと言う一人の男のその場限りの判断にかかっている。したがって、以上は、ありうべきロシアの核使用はこのようなものであると予言するものではない。
むしろ、そのような予言を行うことが困難であるからこそ、オホーツク海の聖域はウクライナでの戦争を継続させる力を持っているのである。

⬆️ で述べていることの意味、それは、すなわち、オホーツク海という核要塞の存在意義だ。原子力潜水艦(SSBN) がカムチャッカ半島にある軍事基地を主要拠点として太平洋に向けて米国を睨み展開する🇷🇺ロシア海軍が、潜水艦隊を置いて "オホーツク核要塞" を形成し維持している限り、対米核報復能力がある。

そしてまた発射前にそれらを叩くことのできないステルス性(秘匿性) を有するため、🇺🇦戦争に対するロシアの意に沿わない対応や圧力に対して抵抗し、対抗勢力に即時に反撃する能力が現にある、ということになる。

欧州を睨むバレンツ海においても同様のことがいえる。

著者は最後にこのように結ぶ▼

 このような関係性をどう理解すべきだろうか。一つのヒントになる、と感じたのは、あるシンポジウムで同席した米国のジョセフ・ナイ教授の言葉である。

「米国と中国との関係性は、競合的な共存として理解されるべきである」

というものであったが、これは日本とロシアとの関係性についても当てはまろう。隣人として共存をしながら、越えてはならない一線を越えさせないための努力を怠らない、ということである。

 ロシアが縮小版の過去という夢を脱し、現在の世界と折り合いをつける日はいつかやってくるだろう。だが、それは残念ながら近い将来のことではない、とも予想がつく。だから、そのような将来の訪れまでの間、ロシアの軍事力を高い解像度で理解し、抑止を維持し続けるほかない。そのための議論の一助として本書が役立つならば、筆者としては本望である。

われわれの日常生活の平穏な楽しさ。それはたとえばこんなこと▶︎🔗六月五日、水曜昼休み、息抜きしてます - ときおり人生ジャーナル by あきしお ⁦‪@accurasal‬⁩…静かに平穏で平静な、無事で何気ない毎日はオホーツクや北極の海中に潜み、"いつなんどき" と常に有事に備える両国の核搭載原潜部隊と乗組員たちに、実は影で支えられている。

▼繰り返そう▼この一冊の効能とは。

◉ 読書により普段の「生」と一線を画す "別世界" に行き新たな地平を知る。

◉ 現代の非道かつ「合理的でありまた不合理である」核抑止に依って立つリアルワールド。そこに生き、超大国の均衡 ( balance of power ) の平和をかろうじて維持することに思い至る。

👉核戦争という最終究極の hard power と、核抑止という人類最後の砦といえる soft power とによる🌏地球世界・現代政治極最少バランス。(因みに、ソフト・パワー理論はジョセフ・ナイ教授の著書で理解できる。)

それがリアルに何によるものなのか、うまくいえないが。核のボタンを押す軍事指令を出したとして歴史上最悪の極悪人になりたくない微かな心理。

極悪なる精神世界にごく僅か潜む理性と合理性。その上に乗る、はるかなる極小未来。

擬似平和を0.1%だけ希求する政治リーダーという名の狂人による縄張り争いの危うい世界…

信念や信仰、主義という概念の心とはつくづく恐ろしいものである。何が正義で何が悪なのか

世界は正しい者、正しいことが必ず勝つとは限らないことは歴史が証明している。

・勝った者が正しいとして歴史は書かれてきた

本日(2024/6/15 日曜日・父の日)、TBSの日曜九時のドラマ「アンチ・ヒーロー」が最終回となり、これまでの謎や全ての伏線が回収された。そこで描かれたこと。それは、現実と理想のギャップであり、法律が必ず正しい者に味方するとは限らないということ。

  • 世の中にはヒーローがいるが、それはアンチヒーローがいるからこその対立軸で成り立っている、ということだ。

2024/6/18 時点の最新の情勢に対し呟いた🔻

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さらに、新たな動きが。日本の安全保障と防衛に大きな影響が考えられる👇

ロ朝が包括戦略条約、有事に相互支援 プーチン氏24年ぶり訪朝 By ロイター編集
2024年6月20日午前 7:45

https://jp.reuters.com/world/security/SHCNLBXOGZNS5JGD7OZ2ZFKWTQ-2024-06-19/%20

2024/6/22 

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いゃこの行動が、報道された露朝の軍事同盟化と意図的に期を一にした恣意行動だと考えれば、日本の安全保障もこれを機会にさらにグレードが変わる可能性があり。国際情勢や政治の問題が株価など金融と経済に結び付き益々のVUCA加速へ。

REF : オホーツク核要塞では、"原子力潜水艦" がそのテーマとなっている。以下は参考まで

原子力潜水艦と非大気依存推進(AIP)潜水艦の違いとは? - GIGAZINE