ときおり人生ジャーナル by あきしお ⁦‪@accurasal‬⁩

ときおり人生の思いを綴る雑記帳|andy-e49er | ID-Zerv 2b trusted @Accurasal

30年前から知る "NVIDEA" その栄華

f:id:andy-e49er:20240223191545j:image

“NVIDEA” 半導体の会社 "エヌビディア" 半導体前期売上高で初の世界一となった。(2/21業績発表) 2024年令和六年。創業から約30年。AMDIntelというかつての巨人を抜いての快挙といえるだろう。

  • 特に今注目のAI向けの演算を司るLogic IC(LSI)の最高峰的な製品(GPU*) に強みを持つこの会社はAI用シェアが8割にも達するのか。それも大したものだ。

* AIチップの半導体の中で最もメジャーなGPU(Graphics Process Unit)

NVIDEA : 私が米国NECエレクトロニクス (今のルネサスエレクトロニクス社やエルピーダメモリ社の前身)にいた頃 (1987-1992 Rosevilleに85年、256K DRAMの量産工場を建て、5㌅ウェファー月産25,000枚規模の前工程、そして後工程も持つメモリやASICを量産の一貫工場 - @カリフォルニア州の州都Sacramento近郊) には聞かなかった名前

その5年後の1997年に再度アメリカに渡り東西2つの調達事務所のひとつ、サンタクララにある西海岸事務所勤務の頃。NECエレクトロニクス社サンタクララOffice campus のAnnexビルに米国現地調達と輸出の、Purchasing and Export 事務所 ( 通称 IPO : International Purchasing Office ) があった。わが事務所ビルのあるキャンパスの隣か裏手に当時の エヌビディア社 があった。

  • その頃、ゲーム機器向けグラフィック ( 画像処理の ) 計算を司る GPU* を扱う「専業ICメーカー」。

小さな規模の、まだベンチャーイメージの企業だったと記憶する。もちろん世間でもごく一部の人(パソコン向けのグラフィックボードに搭載されるから、その分野のエンジニアとかバイヤーくらい)しか知らない。当時同社製品の調達をしていたから、その社名だけ知っていたという感じ。

  • 当時たしか社名の nは小文字だった。ビジネス訪問で挨拶して、同社幹部の名刺も持っていたはず。私の部下にあたる人がこの会社の製品をPC事業向け調達で扱っていた。その関係から私は一度だけこの会社に部下と出向いたことがあるように記憶する。

(今回知ったことだが、日本のIT関係専業的な商社マクニカのWebサイトにNVIDIA社の紹介をみつけた。1993年4月の創業ということは、私がSacramento/Roseville から帰任した1992/4 の翌年の創業に当たる。)

f:id:andy-e49er:20240223123226j:image

  • ✳️ マクニカ社は、当時からシリコンバレーに人を出し新しい技術などをウォッチ。新しい伸びる会社を見出してその扱い製品を開拓し、商権を先取りする "技術(商品)掘り起こし活動" をやっていた。その駐在員がいたことを記憶している。
  • あれは確か私が帰任する1992年より前の話で、ローズビル工場勤務時代にその人の訪問を受けて、一度お会いしているはず。

その頃の同社(nVidea)と、30年が経った今とを比べ。まさに隔世の感がある。時価総額Googleを抜いてAppleに迫っている❗️こと。 大変な驚き。

f:id:andy-e49er:20240223191604j:image

これほどまでに成長を続け、株価もこれだけ高くなっていくとは当時予想が難しかったろう。

(引用)AIチップの半導体の中で最もメジャーなGPU(Graphics Process Unit)は、画像処理装置として画像や動画、3DやCADデータの処理に使われる半導体チップです。従来はコンピュータグラフィックに必要な演算を行う目的で利用されてきました。よく比較される言葉として、CPU(Central Processing Unit)という汎用的な処理に向いている中央演算処理装置があります。

出所 : 「AIチップとは?仕組みや注目される理由から市場動向まで解説」

AIチップとは?仕組みや注目される理由から市場動向まで解説

f:id:andy-e49er:20240223192042j:image

出所 : 令和六年) 2024/2/23(金) 朝刊 日本経済新聞の1面、3面、株価アプリ画面、マクニカ社Webサイトから構成。

f:id:andy-e49er:20240224160057j:image