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文理それぞれ? or 融合すべき

穀物の歴史」と『敗者のゲーム』、前者を少し読み始めたんだけど、かなり文章自体が深くて難解だ。読みたい箇所だけにすると思う。

人類の歴史は (結果論だけれど) その結果を生み出した / 導き出したのは、それぞれのときの時代背景、および そこに生きる人々の "人智" のなせる技のはず。

この世界・社会とは結局のところ、われわれ人類、プレーヤー複数者自身による集合的複雑系の営みから産まれた偶然と必然の産物なのではあるまいか

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穀物の歴史」by Scott Reynolds Nelson

“小麦をめぐる大国の興亡”  訳・山岡由美

(2023/10/13 1版1刷)

第11章「ロシアはヨーロッパの恥」(1882〜1909年) 辺りから本書を開いてみよう。
「第14章 権力の源泉としての穀物」(1916-1924) で終わる。世界史と国際関係は面白い分野。食物安全保障の視点でいくつか読みたい。

曰く、
「歴史に登場した数々の帝国の興亡を理解するためには、小麦が通った道、港と港の間、そして海を越えてたどる必要がある。歴史家のスコット・レイノルズ・ネルソンは本書において、こうした穀物の道を支配するための争いが、世界のパワーバランスにどのような変化をもたらしたかを明らかにしている。」、ということ。

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またもう一冊は『敗者のゲーム』。ここでは投資を学ぶ。おそらく二冊とも拾い読み、飛ばし読みスタイルになりそう。根気が続かない。

昨日借り出した書物の関心から、早くもこっちに👇自分の興味は移りつつある。(下記)

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バッハの曲を数学的に分析 “情報量が多く効果的に伝達している”と判明 米研究者らが検証:Innovative Tech - ITmedia NEWS

バッハの曲を数学的に分析 “情報量が多く効果的に伝達している”と判明 米研究者らが検証:Innovative Tech - ITmedia NEWS

#音楽 #音符 #楽譜 #科学 #数学的分析

(引用) この研究結果は、バッハの音楽が単に美しいメロディや調和だけでなく、その背後にある情報理論的な構造によっても特徴づけられることを示した。

科学的な証明により検証されるこのような "こと" はそのあと応用としてはどんなビジネスと収益スタイルなどに結びつくのだろう。

  • ビジネス(新規事業)として構造的なプロセスを創り上げ、そのプロセスは収益に結びつくか。
  • それを現代社会のいまの営みの中でデザインする。

背景にある人間心理やヒトの嗜好・思考・志向などと "掛け合わせて" ✖️プランニングすること (掛け算で産む付加価値) が次ステップなのかな。

いわゆる”文系” 的なところの活躍場面とかって、そうなると現代においては、liberal arts の領域 なんだろうか。

経済や法学、社会学などいわゆる伝統的な文系 (脳) からの、都市計画やら社会価値創造って、テクノロジーと融合してどういう着想やプロセスや手法で新規ビジネスにデザインするんだろう。そういう知の創造へと関心が向く。

都市計画であればどちらかといえば、建築や土木という理系的技術と発想、それに+して行政的知識を併せてスタディしないといけない。

社会価値創造であれば、今までにはない、従来からの延長線上に存在しない新奇の、新たに創り出す "こと" や "もの" を産み出し、編み出すことだという気がする。

それもニーズがまずありき。対処療法的に考えることではなく。社会やヒトがまだ気づいていない新たなニーズや『それ、欲しい❗️』を世に問う新製品とか新たなサービス。

例えば有名なのはSONYWALKMANだし、アップルのiPhone (スマートフォン

結局は、便利、速い、安い、上手い、美味い、美しい、役立つ、助かる、気持ちいい、癒される…などの人間が持つ "よきこと" という生理的・心理的な感覚に訴えることが必要不可欠なんだろう。だからこそ、liberal artsの領域 なのだろう。感動を生む「なにか」は藝術だ。

▼ 順序なり全体俯瞰での正しさはさておき、

  1. 経済学アプローチで、金銭の価値尺度で測れるよう計算的なことをやる
  2. 社会学的アプローチ (?で合ってるか)  により今の社会の仕組みや環境・構造などから明らかな課題、あるいはこれから浮かび上がるであろう「課題」を浮き彫りにして、要素別に整理し『見える化』する
  3. 商業的なところを併せ考える。例えばビジネスの仕掛け、構造、チャネル、プレーヤーはだれかなど。広告宣伝やマーケティング的にはどう「ウケるか」「売り込めるのか」など
  4. そこにlegal面で法規制に抵触しないかや適用法令があるかないかのチェックを入れる。問題ある場合は何が阻害要因か、注意点は何かなどを深掘りして検証する。阻害要因はERPにおけるリスク対応策としてどの対応を取るかまで考察する→これは最後にやるのではご破算的になるから、かなり当初の段階、つまり項目の2. 3. 辺りと同時並行で検証しておく。
  5. 時間的なこと。スケジュール付きの事業計画に落とし込むアクションアイテム化
  6. チームを集合させて編成。各人に役割を割り当てビジネスプラン全体を統御しながら、この検討自体を進めていく
  7. トップリーダーに必要な資質を洗い出して、頭を決めてその人選に移る (人事)

✴️ スタートアップやベンチャー的な事業では多分、4.などは法律専門家に頼むとして、それ以外すべては発想や着想を得たテクノロジー人材の (個人) が自らのアイデアを膨らませつつ、まずは紙に「描いてみて」着想したアイデア💡を形にしていく感じなのだろうか。

◉ この世界や社会とは結局のところ、われわれプレーヤー複数者自身による「集合的な複雑系の営みからの偶然と必然の産物」なのではあるまいか。(そこでは文系も理系も関係なし…)

  • 政治構造と市場構造
  • 生活者と提供者
  • 儲ける人と払う人
  • 作るヒトと使うヒト

【Deep Insight】「理系か文系かを分けること自体がおかしい」。こう語るのは生物学者で起業家でもある高橋祥子氏だ。政府の教育未来創造会議などの有識者メンバーを務め、ことあるごとに「文理分け」はイノベーションを求める今の社会になじまないと不要論を唱えてきた。

SNSのXへのポスト by @shibuya_nikkei )

偶然かはたまた必然か、こういう報道記事に行き当たった。時代としてこういう方向を志向しているからこれこそ当然だ、あるべきだ、と考えることでよいかもしれない。🔗リンク紹介

東大が5年制新課程を創設へ、文理融合型で学部・修士一貫…27年秋入学

(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース
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👉テクノロジー(一種の理系脳) とリベラルアーツ(文系に限らないけど、やや文化系か) が上手く融合して新たな創造知を創り出し、人類社会が平和裡に共存共栄していくことが一番だ。