ときおり人生ジャーナル by あきしお ⁦‪@accurasal‬⁩

ときおり人生の思いを綴る雑記帳|andy-e49er | ID-Zerv 2b trusted @Accurasal

一泊のオフサイト研修で2十○年前一緒に同じところに入社した同期友人に実に覚えていないぐらい1十○年ぶりに会った。

昔より太って大柄になり、頭髪はふさふさだが白髪が黒髪より多くなっており、年齢相応になってた。むこうもこちらを見て(言わないが)同様に思ったか。(大柄に太った頭髪が後退し、額が広がったなあ〜)つまり「中年オヤジ化」同じ寮にいた友人同志。昔、彼の新居マンションに遊びに行ったことがある。彼の奥様にもお目通りした。
聞けば彼は2年前までイタリヤに駐在していた。華やかな印象とは違い、随分、お子さんの学校や仕事では苦労を重ねたそうだ。海外駐在と言って華やかなイメージの裏で、みな苦労している。苦労を自慢できないので外へ漏れないだけだが国内しか知らない人からは得てして勘違いして大体の場合は「うらやましがられる」
家族で行けば教育問題ほか。単身で行けば生活苦。いずれの場合も食事、食材買出し、治安など気を遣うことは海外どこでも似たり寄ったり。仕事では外国で表に出ない底流の日本人差別は厳然とあり、毅然と対応しないと裏で馬鹿にされる。部下は英語のへたくそな上司を試す。ストレスは強い。はけぐちはあまりない。酒に酔って同僚に愚痴ることはできない。(車で運転して帰るので)勢い、自己管理の強い、統制タイプの性格へと改造、あるいは行動様式が変わる。
彼とは研修で同じ班になり正面に座って意見交換を行った。メシも一緒に食べた。昔と全く変わらぬ性格の彼がいた(やや丸くなった)反面、20年余のときの流れで、お互い企業人として責任ある考え方や価値観を持つ「大人」に変貌を遂げていた。時の流れとは両方の意味で恐ろしい。
変わらぬものと変わってしまうこと。
変えるべきことと変えてはいけないこと

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