(写真は本文とは無関係です)
今年11月のアメリカ大統領選挙🇺🇸。
いわゆる “もしトラ” がかなり現実味を帯びてきている、いま2月時点です。(我々にはどうすることもできない)彼は完璧なる・筋金入りの、反自由貿易主義者ですね。
- 自由貿易や経済連携協定を推進し、企業の成長や現実の貿易活動へ助言を行なっている私として、全く看過できないのが今の世界の向かっている方向性と現実に起きている実態。特に大いなる懸念と危機感を持って注視しているのが米国大統領選挙です。
以下、二点を抜粋▼
・北米自由貿易協定(NAFTA)を廃止して、代わりに発効させた米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)の上に成功を築く。
・自由貿易主義者の攻撃から、米国の自動車労働者を守るUSMCA規定(注3)を保証する。(出所 : JETRO)
https://www.jetro.go.jp/biznews/2024/02/2bf8e6aa31d896fb.html
これからの日米の行方が心配です。
さらに悪いことに、米とEU🇪🇺の関係性も現状維持はされないでしょう。最悪に思えることは、NATOの拠出金を満額払っていない加盟国が (露に) 侵略されても (NATOの条約を無視して) 米軍は出動しない(救わない!?! ) と回答したとか。(下記に関連記事のリンク🔗)
それで、現政権スポークスパースンが「ロシアのプーチンの戦争を後押しすると受け取られかねない危険な発言だ」的な強いコメントを即座に出した模様。さらに現職バイデン氏が発言。
(関連する報道 : 出所 ロイター)
トランプ氏のNATO発言「危険」、米大統領がウクライナ支援の緊急性訴え
トランプ氏のNATO発言「危険」、米大統領がウクライナ支援の緊急性訴え | ロイター
世界の安全保障の状況悪化が大いに懸念されます。これから我々自身が先々生きていくのに、経済への波及含め、この発言は、人の命に直接関わる類で想像を超えた質の悪い、実に危険な思想だと思います。