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抑止力は平和を生むか?

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今日12月8日は1941年、アメリカ合衆国・ハワイオアフ島 真珠湾への空母から発進した艦載機編隊による停泊中の米軍艦船への奇襲攻撃で、日米開戦が事実上決まった、第二次世界大戦の太平洋戦争歴史上の日。大不幸の始まり。その時から80年の月日が経った、そういう日である。絶句。

#台湾 #台湾有事 #安全保障

脅威=能力✖️意図
出所 : 12/7 BSフジLiveにて。三宅氏執筆著書の中身。この考え方を研究したと話があった。少し整理してみたい。


脅威 [能力(手段✖️機会) ] ❎ [意図(目的✖️動機)]

 

そして三宅氏は中国が台湾に対しコトを起こす "動機を四つ挙げた。

…中国が国際情勢を見誤らないよう、これらの不幸な動機が発動されぬよう(そして台湾へ武力侵攻など起こさぬよう)日本は抑止力を持つこと。(三宅氏の主張)

"抑止力を高め、誤算を防ぐ"

👉抑止力は平和を生むか?

👉抑止力は反作用的ではないのか?

安全保障の考え方は必要だが難しい。いつか世界連邦でも出来ない限り、今の国家群が存続をしていく限り、安全保障は残念ながら不可欠と言える。必要悪か…。

それは難しいと言うよりも「機微」つまりSensitive と言った方がより適切かもしれない。

安全保障は高度な政治判断や国家権力の規律、国家意思の統制などを要する高度な概念上の護りだ。それは国家権力により決められ、法制度や行動・行為、そして多大なコスト(国家予算・キャッシュアウト)を伴う。

👇中国をめぐり相反する2つの見方がぶつかる衰退期突入説 // 台頭継続説

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出所 : 日本経済新聞 令和3年12月7日(火)  9面

『中国、やはり目を離せない』(本社コメンテーター秋田浩之) 

 

➡️ 米中双方には、それぞれ相手がそこを超えてはならないとするいわゆる red line 存在する。一線を超えた時、内政あるいは軍事的理由や一部(先鋭)勢力が持つ動機から(やむなく・他の選択肢なく・好機として…)コト "侵攻" を起こさざるを得なくなると言う、最大不幸 かつ 不条理な紛争の事態。誰もがみな避けたいはずだ。それはさまざまなコストも嵩む。なによりも命が失われる事態が起こる。あってはならない。

人間が持つすさまじきもの。相手への対抗心メカニズム。これに対して抑止する力(ブレーキ、あるいはガードレール)は必要か。一定の防衛力(軍事力)は必要だろう。コストを伴う。

  • しかし抑止力という防衛的な呼び名において、むしろ互いに緊張を産み出す、逆の特殊要素として存在をしてはいない、と言えるのだろうか。

国家という「殻」同士の無用な緊張を緩和する目的を持つとしても、それ(抑止力あるいは平和維持メカニズム)はどのような手段や手法、考え方と行動であるべきなのか。

  • 平和の維持のためにはどうすべきか?文化交流や友好的な外交だけでは不足か?経済連携協定自由貿易協定は非力であり不足か?

(台湾有事の)動機は中華国家や中華民族の統一か、より積極的な安全保障の戦略としての領土確保(拡張)か、あるいはまた共産党としてのアイデンティティ確立であるのか?自由主義へのアンチテーゼか?

 

全く真逆の方程式 :  

平和=防衛能力✖️意図

防衛能力=外交力+軍事力+経済力

意図=目的(文化交流)✖️動機(平和維持)

 

これは成り立つのではないだろうか?…などと書き連ねながら考えてみた。

抑止力は平和を生むか? #専守防衛
#戦争と平和 #抑止力 #敵基地攻撃能力
1941年12月8日、真珠湾攻撃80周年
❎Pearl Harborを訪問したときのなんとも言えない居心地の悪さを今も覚えている。平和を希求する。

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☝️新たな開発のための破壊、瓦礫の山は⛰受け入れられる。軍事的な紛争や戦乱による破壊は何も産まない。