1年半前2020年冬からのコロナ禍で、リアルな勉強や趣味系の "教室" の類いが、ほぼ全てリモートの世界になりました。
そこで何が起きているかというと、SNSを駆使する人が比較有利になるという世の中に加速度をつけて変わって来ている、ということでしょうか。セミナー講師もしかり、です。
いわゆるミレニアム世代とか、digital nativeなどと評される近年の若手世代は手のひらの小さなスマホで全てをこなします。そんな若い次世代の生徒や新たなファンを獲得するのには、SNSの使い方の優劣は大きいでしょう。
実際、クラブハウスでは、TwitterやInstagramなどでの自己紹介(プロフィール)のコンテンツ添削を通じて、情報の受け手に訴求して、いかにfollower(古い世代の言葉で言えば "シンパ" )を多く獲得するか、そしてさらに増やすか。また自身の教育コンテンツをどのようにうまく見せるか(魅せるか)をアドバイスするルームやコンサルがひきもきりません。
別のある英語教師は、LINEでリスニング問題をごく短い短答式クイズに仕立てます。それにLINEで回答すると、運用サーバーが自動で正解メッセージを応答する仕組みを構築しています。またある人は、クラブハウスで英語の発音矯正のかなり実践的なアドバイスをします。
このように講師各人が切磋琢磨と試行錯誤を行い、さまざまな進化を遂げています。このような変化や進化をみていくのも楽しいものがあります。
これらのSNS、そのマーケティングと、学習方法(情報展開〜共有、一種の広報の仕方)を比較優位を評価しつつ、日々の生活の中でWatchするのが、一つ私の趣味にもなっているような気がいたします(笑)…。(^^)
私の英語の先生(大島さくら子先生)がSNSで進化した姿を作られたようです。操作性に優れてますね。Instagramプロフからのリンクで左の複数リンクの目次見出しページに飛び、amebloを選ぶと右図のblogに飛ぶようなデザインです。凄いな。 pic.twitter.com/FCeQS8GRmi
— Andy S. の雑記帳 (andy-e49er) (@Accurasal) 2021年8月4日
使い勝手はどんどん良くなり、支持されない方式や「もの」「こと」は大衆・消費者から直感的に取捨選択される。その淘汰のデジタル社会で、真・善・美を追求するのには、常に「前向きであること」が必要ではないのかと思うこの頃です。
オリンピックのアスリートは、より速く、より高く、より強く、を目指して自己を極限に高めて鍛錬をします。
liberal artsの世界、美と芸術、音楽の世界も本質的には『真・善・美を追求する』でしょう。
その点において、経営や科学も同類であるような思いがしています。
組織の運営においても、顧客満足度においても、大切なことは、真・善・美を追求することであり、相手への共感や尊敬、そして愛、だと言うことかもしれません。私もぜひそうありたいと思います。