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🎬映画三昧(クリント・イーストウッド)

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舞台はアメリカ。🇲🇽国境を行き来するラティーノ(お決まりのdrug取引)と頑固で頑健なベトナム帰還兵の間の、犯罪を介した意図せぬ交流を描く。その背景に絡むのは、長年仕事ばかりで娘の卒業式にも結婚式にも出なかった家族の鼻つまみ嫌われ者主人公の家族愛、そのラストでの意外な復活を絡めて描く。ラストはグラン・トリノ同様、一種残念に思える残酷な形(しかし法と正義に則った形)で終結するドラマに仕立てる。

法の支配と『正義』- Justice の精神が色濃く反映されるのは2作に共通するイーストウッド作品の特徴。

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👉クリント・イーストウッドの後期作品としての『グラン・トリノ』。

こちらも舞台は同じアメリカだが、移民したアジア系民族が集積して住む町。そこでの家族愛・団結と対比されるのは、やさぐれて治りようのないgangたち。

凄惨な犯罪や罪のない人への彼らの度重なる攻撃に、遂に主人公が鉄槌を下す。人間愛を垣間見せながら、両方を描いていく。最後には正義の裁きを下すが、それは意外なものだった…と言うストーリー。展開と映像カットをうまくつないで魅せる系統の秀逸作品だった。凄いのは

💮年々加齢していく自身の姿を飾らず、そのままに人生の生き様と正義の闘いを演じるイーストウッド?監督・俳優としての素晴らしさ。正義のミカタ、と言う古今東西のテーマを決して外さない。

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今日は午前・昼を挟み、名画座で2本を観る

・9人の翻訳家 囚われたベストセラー

(2019年フランス🇫🇷ベルギー🇧🇪合作)
・ナイブズ・アウト 名探偵と刃の館の秘密

(2019年アメリカ🇺🇸)

今期間の2作はともにミステリー系。なので、アクション系とは異なる会話を楽しめるだろう。前者はフランス語だが、音を👂で追う。

両作品とも一捻りで終わらず、ふたひねり…プロットはかなり練られている。

 ・前者は監禁された極限状態に、注意深く練られたプロットが重なって作品に深みを与える。翻訳や著作権、独占契約などの法務・取引契約に詳しい人にも楽しめる。

 ・後者はアガサ・クリスティーばりの推理もの。あの007シリーズのダニエル・クレイグが誰に雇われたか本人も不明な立場の探偵として冒頭から登場。

正直者の中南米移民の女性看護師が、まっすぐに正直に生きて、結果的に正義を果たすのが見どころ。アメリカ富裕層家族のありそうな家族構成で登場人物を揃えて、彼らの内紛を交えて倒叙法で事実を逆算で描く。そしてアメリカ社会の人種差別へのアンチテーゼを抑制気味に描写している点がリベラルなアメリカ映画を象徴する作品でもある。

🔻さて、昨日、某著名評論家のツィに反応してこんなことを少し吠えました(笑)…

今の自分には『三日坊主』はありません。

きままな日々をありがとう。健康ありがとう。

しばらくはこんな調子で🎬映画三昧のきままな日々を過ごしてみます。