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「ケルト紀行」アイルランド エリンの地を歩く

ケルト紀行」アイルランド エリンの地を歩く
武部好伸著 2008-12-20 初版第一刷 彩流社 エッセイスト、1954年生まれ、大阪大学文学部美学科卒業。元読売新聞大阪本社記者)
◆1990年代のケルティック・タイガーと呼ばれる高度経済成長。
◆【有名な話として食い詰めたアイルランド人が海を渡った話】 アイルランド人は、主食のじゃがいもが「胴枯れ病」にやられ、食べるものがなくなって、やむなく移民として故国を離れた。1846〜1851年の間に飢餓による栄養失調と感染症で約100万人が死に追いやられ、約150万人が海外へ出向いたとされる。
バランタインウイスキーのHPに詳しい:☞ http://www.ballantines.ne.jp/scotchnote/51/
国外脱出の流れはその後も続き、1950年までの総数が600万人に達したという。行き先はアメリカが大半で、あとはイギリス、オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、南アフリカなど(いずれも宗主国大英帝国で英語が通じる国)移民たちは、当初イギリス西部の港町リヴァプール経由でカナダへ渡航したが、のちにコーヴからアメリカのニューヨークボストンへ向かうルートが主流になった。コーヴはアイルランド南のコーク州の町でダブリンに次ぐ第二の都市。
[http://d.hatena.ne.jp/andy-e49er/19970410:title=コーク(Cork)の街はボストン赴任直後に、業務で出張し打合せしたことがあった]アイルランド共和国南部の町コーク(Cork)。人口10万人強、メキシコ湾流の影響で気候は温和、椰子の木も育つ。市の南東にあるコーク湾は天然の良港で、湾岸にあるコーヴ(Cobh)の町は大西洋航路の基点であった。
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