Andyの雑記帳blog (andy-e49er) ⁦‪@Accurasal‬⁩

内外について個人の思いを綴る雑記帳です|andy-e49er | Twitter@Accurasal

“人のつながり” の温かさと有り難み

心が動くこと。感じて動くから "感動" 変化すること、変わらないもの、いずれも大切。

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"Andy Sierra 雑記帳" / andy-e49er on Instagram: "COVID-19発生した2020/1〜3月辺りから先、飲み会🍻という名の宴席、特にお酒🍶をたくさん追加してどんどん呑む “元気ある会” はゼロになり、会社同一職種の先輩/同輩/後輩の集うソーシャルの和は皆無に。そりゃ景気悪いわ…。 それが久々、昨夜少人数ですが、私が上下年代の間に当たる “呑み会” を声がけして小洒落た焼鳥屋でやりました。経済も回りますね。#権八 💮リアルに会って話をする、お酒も🍶入ってワイガヤすることの楽しさ、その大切さ、つまりは “人のつながり” の温かさと有り難みを改めて再確認した貴重な3時間でした。 ↓やっぱこの店美味い。〆のせいろ、美味しかった。ありがとうございました😊 権八あざみ野。混んでたわ〜。満席御礼。因みに権八ファンの私は、渋谷店からスタート。銀座、西麻布、そしてあざみ野、どこもレベル good 雰囲気サイコー。"

こういうリスペクト、大切にしていく社会でありたい。人から支持される『あってほしい』、『開いててよかった』存在。

 

本を読むこと、本と出会うこと。

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ITmedia エグゼクティブ 人気連載

■ビジネス著者が語る、リーダーの仕事術
本に、オトナにしてもらった。~人生の分岐点は、本屋さんにある 。
https://mag.executive.itmedia. co.jp/executive/articles/2302/ 16/news028.html

(抜粋・引用)

 本運があるとするならば、運は全ての人の目の前に来ています。「あの人は運がいい」と言われる人は、運が来た人ではありません。目の前に来ている運に気付けた人です。

「自分は運が悪い」と言っている人は、目の前にせっかく運が来ているのに、その運に気づ付かなかった人です。

 空海は、「世界で一番大きいものは何か」という問いに、「それは言葉だ」と答えました。宇宙がどんなに大きくても、「宇宙」という言葉で表現した瞬間、宇宙を捉えることができるのです。

 本には言葉の力があります。本を読み直して、2回目に面白いものを発見しても、本屋さんから追加請求は来ません。

 本は気付いた人の気付きほうだいです。気付いた量が多いからといって、追加料金は発生しません。元祖サブスクです。

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カーネギー『人を動かす』の教え、見るだけノート。副題が「毎朝五分で学べるリーダーシップのコツ!」

 もはやそんな知恵や力(チカラ)をマジに職場で使いこなす歳でもないし、そんな場面や立場でも無くなった今の仕事でこの一冊か?と自問自答しつつも、まぁ借りて来た。昔から見聞きして知ってはいた デール・カーネギーのシリーズものknow-how本。個々のknow-howをみるのもイイけど、まずはこの人の生い立ちと考え方、人との付き合いについて。

そして各チャプターはこんな内容↓75のコツ

  1. 人との正しい接し方 ✖️16
  2. 人に好かれる方法 ✖️18
  3. 人をうまく説得する方法 ✖️17
  4. 人を成長させる方法✖️13
  5. パートナーとの付き合い✖️11

 いまとなってはエンタメ的な興味本位で見てみますか。最近増えたスタイルの本で、目で絵を見て簡単に分かりやすい漫画と吹き出し付き説明のありがちなスタイル…。だからごろ寝で眺めてもよし。まぁ一度見てみる価値はあるはずだよな、と自分でも苦笑しつつ、開く…
 そして冒頭からパラ見したところ、既に経験的によく理解して分かっている内容も多くあり、20分弱程度で読み終わりました。あっけない程。内容的には中学一年生か小学六年生でも十分読めますねこれは。👉すぐ返却しました。

#DaleCarnegie

そんなことなので昨日2つの図書館から借り出して来たもう一冊に取り掛かります。
『マイホーム山谷』末並俊司 - Andyの雑記帳blog (andy-e49er) accurasal
先日手にした上記の本で著者がかなり詳しい多くの関連参考文献リストを載せていました。その中からピックした一冊を借り出してきたものです。未知の一冊ですが興味深い。⬇️

題して『死ぬ瞬間』- 死とその過程について - という副題の、エリザベス・キューブラー・ロス (精神科医) 著

世界的に有名な一冊とのこと。鈴木 晶 訳・中央公論社 1998年4月

(著者の「はしがき」から、一部を引用)

私はこれまで2年半にわたって瀕死患者と関わってきた。この本はその経験の初期の頃について語ることになる。(中略)この本は、瀕死患者をどう扱うかと言う教科書として書かれたものではないし、瀕死患者の心理の包括的な研究を目指したものでもない。この本はたんに、患者を1人の人間として見直し、彼らを会話へと誘い、病院における患者管理の長所と欠点を彼らから学ぶという、刺激に満ちた新奇な経験の記録に過ぎない。人生の最終段階とそれに伴う不安・恐怖・希望についてもっと多くのことを学ぶため、私たちは患者に教師になってほしいと頼んだ。私はただ、悩みや期待や不満を語ってくれた患者たちのことを語るだけだ。私の願いは、この本を読んだ人が、「望みのない」病院から尻込みすることなく、彼らに近づき、彼らが人生の最後の時間を過ごす手伝いができるようになることである。(後略)ここまで。

いろいろ考えさせられる名著だと思う。

◉ 世界的に有名な一冊との評価を見て読んでいるこの一冊は、ページ数が膨大で数々の臨床や実際のインタビューが記されている。

👉 特に瀕死の患者に対する、周囲や医師の常識を疑い、あるいは覆して、真に『患者本人の気持ちや希望することは何か、そしてどう思っているのか』などを、さまざま死に瀕している具体例で挙げてくれる。世界的に有名な一冊だと評されるだけの濃い内容だということが読んでいてすぐに分かる。

✴️ 特に私自身が母の介護から最後看取るに至るまで闘病や介護、コロナ禍で満足に行けない短かった何度もの見舞いの中で、自分や家族はどうだったのかに、今更ながら気付かされ、反省する点も多い。深く考えさせられる一冊です。

 さて、A○○z○○などネット販売が隅々まで行き渡り、一時期書店が軒並み潰れたり撤退してきた米国。ですが、最近コロナ禍が開けつつある中リアルな書店へ出かけていくことへの人気が高まり書店への回帰が見られるとの報道が出ています。

 

フィールド・オブ・ドリームスの誤謬

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◉フィナンシャルタイムズ(日本語訳)、その記名記事で興味深く面白い論稿を今朝(2/22)の日経新聞で読んだ。

メタバースはいずこへ」( コラムニスト ジェマイマ・ケリー氏)

メタバースの最も深刻な問題が浮かび上がる。どうやら求めている人がいないように見えることだ。(中略)

これを私はフィールド・オブ・ドリームスの誤謬』と呼んでいる」

引用は以下 続く…👇

◉…仮想世界を作ったら人は自然に来ると想定している。メタバースの大きな問題はその定義について誰も合意できていないように思えること。

マーク・ザッカーバーグは基本的にVR世界でバーチャルな役員室でアバターを通じビデオ会議をすることが魅力などと考えている。

その一方で万能な分散型データベースの「ブロックチェーン」によって支えられ、非代替性トークン(NFT)を使って取引するインターネットを思い描く人もいる。

この説明はまた別の夢想であるWeb3の定義だと筆者は思っていた …と筆者の論は続く。

(引用の続き) インターネットを研究している米ジョージワシントン大学のデビット・カープ教授は、マーク・ザッカーバーグ氏が考えるメタバース (つまりブロックチェーンよりは、むしろVRと拡張現実ARの組み合わせを使って没入型の3次元インターネットを作ること) の方が共通認識に近いが、それでもまだ漠然とした概念だと話してくれた。しかもこの概念は目新しいものではないと言う。

メタの株主がメタバースへの関心を失っていることからザッカーバーグCEOは最近、メタバースは「我々の事業の大部分ではない」と発言することを余儀なくされたとのことだ。

…更に続く👇

フィールド・オブ・ドリームスの誤謬 とは言い得て妙、実に面白い表現だ。筆者は続ける、

「これは何も、技術の進歩に伴いネット体験がいっそう没入できるものへと発展していく可能性を否定するわけではない。だがそうした没入型体験は徐々に、複雑な過程を経て生まれる。

(引用続く)

「突然作られた、ブロックチェーンで動く仮想世界に皆が一様に踏み込むわけではない。
  メタバースは本当の意味では始まってもいない。と同時に、既に終わってしまっていたのだ。」

以上がケリー氏の結び

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▶︎『投資は生成AIへシフト』

これが本論稿の副題であり、メタバースというキーワードはベンチャーキャピタリストなどにはもはやウケず、いま投資先のキーワードの最新トレンドはこの『生成AI』であると思って正解なのだろう。

✴️ メタバースは一時的な流行りの ”バズワード” として混迷を続けるだろうか。ネット事業を牽引するこれらハイテク企業群とその関連テクノロジーを今後も注視したい。

そしてまた、メタバースやWeb 3に頑張ることは否定しませんが、私的には今の日本ではこっちをやるのも良いんじゃない⁉️と思うわけ。

 

右往左往するTwitter … +Tesla

右往左往するTwitter と ”異論” 
”異論” はCEOのfirst nameに掛けたjokeです。

笑えるユーモア、ジョークの多いのがAmerican

あっちへフラフラ、こっちへフラフラ。不安定

米国株に投資してませんが、Silicon Valleyほかハイテクの動きから目が離せず、2002年に帰任後も半導体と共に、ずっ〜と注目しています。GAFAM 含めて。

最新時点 (2/16現在) こんな話が(トレンド欄とhashtagで)たくさん飛び交っている。社会現象的になっている『社会の公器』、多くのユーザーが使う際に、こんな注意が必要なのは実に困ることだろう。

▼追記

🔻こんなツィを出す会社トップ(珍しい)…。『なんもいえねぇ…』このワンちゃんが新CEOだと言う

#TTSX とでも呼ぶかな。

かと思えばコレ👇(発言動画あり)ナルホド


Nobiさんweb記事を抜粋して引用します)👇

雑誌「LEON」から、#ElonMusk 氏について : 

https://www.leon.jp/peoples/159287?page=2

記事を知ったのはNobi 氏のfacebook投稿です。

https://www.leon.jp/peoples/159287?page=2

1999年にはオンラインバンキングの会社、X.comを起業します。これが紆余曲折を経て大成功を収めるオンライン送金サービス、PayPal社になり、マスクは一時、そのCEOも務めていました。このPayPal社はやがて世界最大のネットオークションサイト、eBayに買収されてしまい、50人ほどいた創業メンバーのほとんどが辞めてしまいます。

ただ、彼ら創業メンバーは一人残らず超優秀で、退社後も世界に大きなインパクトを与える会社や事業を立ち上げて話題になっており、シリコンバレーでは彼らは「PayPalマフィア」と呼ばれています。

右往左往するTwitter
Twitter、サードアプリの禁止を正式発表。著名アプリも開発終了を表明
出所 : GetNavi web ゲットナビ
https://getnavi.jp/digital/827130/

この件、何の公式な説明も広報発表もないというのは非常に異例かつ異質の対応だと思うし、Twitterで某著名人がこの件への批判を公然と発信していた通り、"この会社あり得ない" という意味の評論(明らかなclaimですね)も出ています。

ところで以前新聞などで報じられた個人情報漏洩の話。こちらに関してはその後、サブスクライブ契約をしている私のITセキュリティ会社から こんなユーザー警告情報が届きました🔻

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大臣の個人名はバズるのが本質なところとは無関係で嫌なのでmaskingしました。

大手米国セキュリティ会社のアラートなので信用できる👉漏洩している悪影響に要注意、と理解します。

Twitter社は、会社の『持ち主』が変わったことよりも、”変わり者が持ち主になってしまった” それも1人独占的な株主(だったよな⁇)、という点がそもそものこの経営迷走問題の本質であり深層なのでしょうね。Twitter社の買収とその後を見ていると次々に後ろ向きの話が頻出していて、とても残念な気がしています。

▶︎ 経営者が変わり者だとこんなこと❗️も起きると「これは例外的なんだ」と第三者として比較的冷静に受け止めつつ、Twitterユーザーであり起業とサービス開始以来の隠れ支援者としては、経営の右往左往にはホントガッカリだぜ!と叫びたいくらいだ。

しかしその一方でこういう判決も出ている。Twitterのツィート発信が、いかに投資や金融関係に、社会の動きに影響しているかが分かる。

米国の陪審は金曜、テスラ(TSLA.O)のイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)と彼の会社は、2018年にマスクが電気自動車会社を非公開化するための「資金を確保した」とツイートしたとき、投資家を誤解させる責任はないと判断した。←Google翻訳

出典は下記ツィート中にあるReuters記事

[https://twitter.com/Accurasal/status/1621664714542682112:embed#2018年のマスク氏のTwitterでの発信でテスラ社の金融面に波紋が生じたが、裁判員はマスク氏にはその問題発生の責任は無し “not liable” と判断したのか。🔻ReutersからTesla's Elon Musk f… https://t.co/kcTlAJTZSI]

👉話は飛ぶが、“not liable” の用法をスマホで記事を読みながら、その場でリアル指スマ検索すると、Siri ( これもAI ですね ) が以下の同様の用法例示ニュースを出して来た。こんな機能と使い方があるのかとこれには感心した。ネット技術、やはり習うより慣れろ、です。

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残念なニュースがまた一つ増えました👇

一方でこれは本質的かもしれないなとは思う👇

 

『マイホーム山谷』末並俊司

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blog副題 : ノンフィクションから知る未知の社会

なぜ選んだのか。『マイホーム山谷』

 うっすらとした読もうと選んだその時の気持ちすら詳しいことは忘れた(笑)が、今『マイホーム山谷』末並俊司(小学館という一冊のノンフィクションを読んでいる。"さんや"である

◉ むろんのこと (あえて記すが、) 人間に上下はない。日本国憲法が人として最低限の生きる権利の保障をうたう。生活保護は仕組みとして存在する。

『路上生活者』『ドヤ』… 人それぞれ、生きる上での住処はさまざまだ。いろんなことが誰の身の上にも起きる、(日本は共産主義ではないから)結果的に生まれ育ちとか、受けた教育とか、仕事の経歴などなど、それぞれの個人事情に左右された『格差』が存在している。現実に。

自由ってなに?平等ってありうるの?博愛精神はどんなこと、誰がもっているの? 愛?

◉ 山谷に流れ着いた人それぞれに事情があり、皆、日本国民であることにもなんら変わりはない。特に、台東区の ”山谷” と呼ばれる地区は昔から自分の頭の片隅にずっと存在がある/あったけれども、訪れたこともなく、その機会や動機も持ち合わせず、単純に全くの未知の領域。知らない場所であることに他意もなし…

(ちなみに、私は中二の春に千葉県のベッドタウンの地元からとある理由から住民票を寄留しての越境入学で東京は下町の中学校に転校。今はもう廃止されて無くなってしまった浅草橋の『福井中学校』(昔は福井藩の藩邸跡の土地)を卒業している。山谷地区は学校からは近くないし、方向も異なるから行ったことも、そこらを通ったこともないのだが、)同じ区内に存在するとなんとなく知っていたから気になっていた存在ではあるのだ。

流れ着いた、という点で共通な事情があるのではないか、と、この本を読み終える今になり、この部分を編集しながら書き添えている最中に『いま気づいた』。

『この年齢』…つまりはこの本に登場する山本さんという主人公に近い歳…になって、

 なぜかしら、いつかはこの地区を歩いてみようか…(いゃ行かない方がよいかもな、とか、)あれやこれやを思ったりする 山谷(とか旧・吉原など)

今は住所地の正式な名前も消えた、昔の通称の “街区” は、自分の頭のまさにごく片隅にずっと眠ったまま、長く残り続けてきた。

素直に他意もなしに、知らない・行ったこともない。だからこそ、そこが(自分はおそらく天の邪鬼なので)どうしても気になるのかもしれない。

◉ この一冊のドキュメンタリー、ルポルタージュ(人助けとか互助について、福祉について、看取りを)知る。母を看取った自分の心にダイレクトに刺さると思う。そして世の中にいろいろな社会の物事と物語がある。それらを書物により知る。知ることが大事。

生身の登場人物を追った著者によるルポルタージュだからリアリティがある。

自分が単に知らないこと、特にそれが社会の話だから触れることにある種の充実を覚えるという意識もある。

だからこそこの本を選んだのかもしれない。

 山谷は労働力として全国から集まってきたよそ者たちを受け入れ、さらに彼らを支援するために集まってきたよそ者たちをも受け入れた。外から入ってくるものを拒まない山谷の性質は、医療や福祉の浸透を助ける上でも大切な要因となった。労働者の住むドヤやアパートも、訪問してくる医師や看護師、介護ヘルパーたちをすんなりと迎え入れていった。(中略)

 各団体には得意分野があり、それぞれが互いの特徴を知り尽くしている。こちらで発生した問題が、あちらの施設で解決可能となればすぐに繋げる。いちいち行政の指示を仰ぐことはない。民間の団体同士の連携が確立しているのだ。

末並俊司・介護ジャーナリスト日本大学芸術学部を卒業後、97年からテレビ番組制作会社に所属し、報道番組制作に携わる。2006年からライターとして活動。「週刊ポスト」を中心として、介護・福祉分野を軸に取材・執筆を続ける。本作で第28回小学館ノンフィクション大賞受賞

人生には己が知らないことの方が多くこうして自ら前に向き合い学ぶことは多い。尽きない、と言った方が正しいだろう。

 福祉とか、人助けとか、看取り。 

 あなたはどうですか? 

両親とも亡くし、今でこそ時間的な余裕、心の余裕も持てる様になり、”知らないことを知る行動” を増やし始めた。それは自己の内面と向き合う、そんなことなのかもしれない。

◉ このブログ投稿の最後に少し長くなるが、この本の終章 "マイホーム山谷" から、書き抜いて引用しておこう。

 誰かの為を思って施すことで感謝され、それが喜びにつながる事はある。誤解を恐れずに言うと山谷のシステムは、そうした奉仕の精神や善意といった、ある種不確かなものに頼ることで成り立っている。山谷のような成り立ちを持つ街でなければ成立しないシステムにも思える。高齢化がさらに進む今後の日本が乗り越えなければならない課題は、この不確かな部分にあるのかもしれない。

 そんな話を山本さんに向けると、彼は次のように答えた。

 「それはその通りだと思う。僕はこんなふうに考えているんだ。

 社会の最小単位を家族とすると、ここには資本主義の論理は入ってこない。親が子に行き方を教えるのにお金を取ったりしないだろう。だから家族は基本的に資本主義とは手を結ばない。その次が村落共同体なんだ。この場合も助け合いの精神でやっていくことができる。いわゆる互助と共助だ。ここにも資本主義の精神はない。これより大きくなると都市とか地域共同体になる。するとここからは資本主義の世界なんだ。だから地域包括ケアといっても、資本主義のベースで考えないと破綻する。でも山谷の地域包括ケアは資本主義からはみ出してるんだと思う」

 「その資本主義からはみ出している部分って何でしょうか?」

 「多分、愛なんじゃないかな」

 サラリと言った。

 愛なんて、最もいい加減で不確かなものだ。

(最後に)この小ぶりの本一冊に書いてあることは人の生き方死に方に関わって深く、生々しい。人間らしいとも言える。

  • 経営とか法務、税務や会計学なんかのマネジメント理論や堅苦しい理屈、数字や目標なんかで置き換えの効くような類のものではない。

だから途中ずっと書かれてきた「きぼうのいえ」の設立経緯とか、NHK・プロフェッショナル仕事の流儀の番組で取り上げられた表の話だけに留まらない、実情や実態のこの記録をきちんと全て繋げて読まなければ本当の理解はできないだろう。

  • 一冊丸ごと読めば分かる。

私の感想文はここで終える。

少しでも興味を持った方はこの本を実際に手に取っていただければ私の感じ取った、大切な、尊敬に値する、感動もあるが辛くもある "人間らしい心象風景" をきっと共有していただけると確信している。

【知財権利を学ぶ】著作物が自由に使える場合 | 文化庁

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☝️ユーミンミュージアム(ブログ作者撮影)

 ご存知の通りブログやその他SNS等で情報やコンテンツ・創作物などを発信・配信する場合に、コンプライアンスとして遵守必要な法令と社会のルール。それはわれわれ発信者・創造者にとって不可欠で重要な知識です。

著作物が自由に使える場合 | 文化庁
https://www.bunka.go.jp/seisaku/chosakuken/seidokaisetsu/gaiyo/chosakubutsu_jiyu.html

珈琲Break

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◉取引関係においては近年、知的財産権や関連する遵法の問題が不可欠・不可避の "知識" になってきていると思います。ある意味でのリスキリングかもしれませんね。ですから知財全般への関心を持ち続けあらゆる機会を捉えて正確な情報に触れては勉強しています。ただしやり方としては断片的かつ刹那的デジタル手法ですが

こんな投稿内容には興味津々、反応します👇

Twitter KJ_OKMR 氏の解説下記🔗リンク

https://twitter.com/okmrkj/status/1624219056323825664?s=46&t=T1mjGIhBtSWzmnZ-Zcpd5w

☝️こうして連続ツィートでの "読み物風" に、小分けして発信する手法。これは大学などアカデミアでの伝統的講義、(一般論ですけど眠くなるような)授業や論評文などよりも私にはよほど理解しやすく重宝します。コストレス、シンプルかつイージーで💮です。
ビジネスで情報を使って何か応用展開とかをしたい方にはこういったデジタル手法、SNS、有効です。YouTubeよりも簡単。

2023/3/4 もすこし追加▼新しい判例が出た

🔻調べなくちゃ🔻たぶん複製に該当して違法になるのかな、とは想像するけど…。

2023/4/19 Twitterはこうして役立てています👇

🔻スクショで引用して『注意喚起』

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  • 昨今はフェイクの情報も出回ってる可能性があるから、軽々しくスクショ撮るのは危ないってことも頭に入れておこう。

(2023/7/2 追加して。Twitterから転載)

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(続く) しかし、このアイデア自体を真似して、同じ場所(東京大仏かな?)の特定地点に行って撮影をすれば誰でも同じようなアングルのものは撮影できる。公開されている建造物は著作権の対象外。だから撮影しても法には触れない。▶︎すると、やはりこのツィの著作物としての価値は”文章の方”にあるのか?
(続きその3) ならば、これら2枚のPhotoをスクショでコピペする行為は著作権法違反なのかどうか。少なくとも財産権の侵害は構成しなさそうだ。アイデアは💡真似だが。
さて、どなたか専門的に正しい総合的な解説をぜひお願いします。
#著作権 #著作物 #コピーライト
digitalの時代のさまざまな課題。

企業の条件・これから Web3

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ところでこれからの企業にはWeb3やブロックチェーンは不可欠なものになるらしい。👇

「結局、ブロックチェーンとWeb3って重要なんですか? 」出所 - ITmedia エンタープライズ
https://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/2302/08/news006.html

▶︎まだピン! と来ておらず腑に落ちないけれど、ブロックチェーンとWeb3 を引き続きしっかりフォローして、ビジネスをやる人がこれら技術への理解を深める。

▶︎その応用で国際取引の決済(代金支払)や船積み手続きなど “貿易実務” のプロセスDX化で、いずれ昔のパソコンやケータイのように "誰もが不可欠なものになる" とみておかないといけないのだろう。

(ウェブ記事から抜粋して引用)▼
データやお金のやりとりといった場面で、ブロックチェーンは特に有効だという。

送金システムの「SWIFT」(Society for Worldwide Interbank Financial Telecommunication)を例にすると、送金にかかる手数料は高額な上に、送金過程で「お金がどこを通っているのか」が不明瞭だ。ブロックチェーンを活用した送金であれば、短時間かつ低額な手数料で送金できる。また、ブロックチェーンの中のデータはそこに参加する誰でも見られるので、お金を送ってから相手に届くまでの過程で不明瞭なところが存在しない。

西村・あさひ法律事務所の法規制解説情報

近年、ブロックチェーン技術を基盤とした分散的・非中央集権的なデジタル世界を実現する「Web3」の波が押し寄せており、NFTや暗号資産等を活用した新しいデジタル経済圏を構築する動きが世界中で加速して

N&Aニューズレター:我が国と諸外国におけるWeb3・メタバース関連法規制の動向(1)
https://www.nishimura.com/ja/newsletters/web3-metaverse_230125.html?__CAMVID=MPGEIHcMFdI&_c_d=1&uns_flg=1&__urlmid=8130604&__CAMSID=DPgEIhCMFdI-54&__CAMCID=zNIVerwxIZ-949&adtype=mail

米国では、2022年3月にバイデン大統領が「 デジタル資産の責任ある発展を保証するための大統領令 」に署名し、関係省庁に対して、 米国の競争力強化のための枠組み、 中央銀行デジタル通貨発行の可能性、デジタル資産が消費者・ 投資家・ビジネスに与える影響、 ブロックチェーン技術とエネルギー転換の関係性、 金融安定性へのリスク等について大統領に報告するように求め、 暗号資産を含むデジタル資産関係の全体戦略を打ち出しました。 大統領令の公布をきっかけに、(出所:N&Aニューズレター)

日本と日本人からもっともっと起業する人が出て、Web3 領域を含め活躍してほしい。👇

長くなってしまうけど刺激Maxの聴き体験から:

2/13 (日) 聴き見逃した『入山章栄氏早稲田大学ビジネススクール教授とMSのクラウド本部長の対談』IT TREND EXPO 2023 を聴いている。

入山教授の話、ビジネス寄りでよ〜く分かる。結論と言いたいことを最初にサマってくれ💮
ポイントを先に話してくれるから時間効率化。
自称日本で一番企業と接触している(自信すごいわ)→だから実際ケースも頭にあり中身濃いし。先生の早口トークの中身は超役立つ。

全く学者チックでなく(経営学者だから)経営の要点しか話さないので、イメージは大学の象牙の塔の先生じゃなくて、企業の経営企画現役に刺さるトークで。主張が核心と本質のみの弾丸トーク。ホント素晴らしい。

対談相手・日本MSのクラウド本部長(若そう40代かな?)が霞む入山センセの回転の速さ。日本の中小企業と産業課題をリアルに多くの企業を調べ切ってるからその差がスゴい。

最新の報道から ( 2023/2/15 日経新聞から )

日本のベンチャー的な楽天が今苦しんでいる。

 設備投資しなければ新規参入は出来ず、顧客獲得を伸ばさなければ収益は危うい。ああして時機をキャッチして波に乗っても、それを永続することがまず難しい。経営ってのはなかなか難物だと思う。

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 会社経営の中で、一サラリーマンであっても目標とか計画に追われ、またベンチャー投資で苦心惨憺したりしてストレスを抱えなくて良くなった『今』。自分がoutsiderのにわか評論家になって、ヒトをアレコレ揶揄する訳ではなくて、苦労が目に見えて、どうしても気になってしまうということ。イーロンマスクも危い。 

 SoftBankグループも企業への巨大投資の逆転が起きて、含み損が莫大なものになっている。そしてまた米国ハイテク業界は軒並みレイオフが続いている。

 とかく経営を軌道に乗せて収益を安定させ、従業員の雇用を守りその収入を安定させ、永続的に会社とともに歩み、成長もある、という風なことはまったくもって一筋縄ではいかない。人生はこうして長く苦しい。

#企業経営 #安定性 #健全性 #成長性