●ITmedia エグゼクティブ 人気連載
■ビジネス著者が語る、リーダーの仕事術
本に、オトナにしてもらった。~人生の分岐点は、本屋さんにある 。~
https://mag.executive.itmedia. co.jp/executive/articles/2302/ 16/news028.html
(抜粋・引用)
本運があるとするならば、運は全ての人の目の前に来ています。「あの人は運がいい」と言われる人は、運が来た人ではありません。目の前に来ている運に気付けた人です。
「自分は運が悪い」と言っている人は、目の前にせっかく運が来ているのに、その運に気づ付かなかった人です。
空海は、「世界で一番大きいものは何か」という問いに、「それは言葉だ」と答えました。宇宙がどんなに大きくても、「宇宙」という言葉で表現した瞬間、宇宙を捉えることができるのです。
本には言葉の力があります。本を読み直して、2回目に面白いものを発見しても、本屋さんから追加請求は来ません。
本は気付いた人の気付きほうだいです。気付いた量が多いからといって、追加料金は発生しません。元祖サブスクです。
カーネギー『人を動かす』の教え、見るだけノート。副題が「毎朝五分で学べるリーダーシップのコツ!」
もはやそんな知恵や力(チカラ)をマジに職場で使いこなす歳でもないし、そんな場面や立場でも無くなった今の仕事でこの一冊か?と自問自答しつつも、まぁ借りて来た。昔から見聞きして知ってはいた デール・カーネギーのシリーズものknow-how本。個々のknow-howをみるのもイイけど、まずはこの人の生い立ちと考え方、人との付き合いについて。
そして各チャプターはこんな内容↓75のコツ。
- 人との正しい接し方 ✖️16
- 人に好かれる方法 ✖️18
- 人をうまく説得する方法 ✖️17
- 人を成長させる方法✖️13
- パートナーとの付き合い✖️11
いまとなってはエンタメ的な興味本位で見てみますか。最近増えたスタイルの本で、目で絵を見て簡単に分かりやすい漫画と吹き出し付き説明のありがちなスタイル…。だからごろ寝で眺めてもよし。まぁ一度見てみる価値はあるはずだよな、と自分でも苦笑しつつ、開く…
そして冒頭からパラ見したところ、既に経験的によく理解して分かっている内容も多くあり、20分弱程度で読み終わりました。あっけない程。内容的には中学一年生か小学六年生でも十分読めますねこれは。👉すぐ返却しました。
#DaleCarnegie
そんなことなので昨日2つの図書館から借り出して来たもう一冊に取り掛かります。
『マイホーム山谷』末並俊司 - Andyの雑記帳blog (andy-e49er) accurasal
先日手にした上記の本で著者がかなり詳しい多くの関連参考文献リストを載せていました。その中からピックした一冊を借り出してきたものです。未知の一冊ですが興味深い。⬇️
題して『死ぬ瞬間』- 死とその過程について - という副題の、エリザベス・キューブラー・ロス (精神科医) 著
世界的に有名な一冊とのこと。鈴木 晶 訳・中央公論社 1998年4月
(著者の「はしがき」から、一部を引用)
私はこれまで2年半にわたって瀕死患者と関わってきた。この本はその経験の初期の頃について語ることになる。(中略)この本は、瀕死患者をどう扱うかと言う教科書として書かれたものではないし、瀕死患者の心理の包括的な研究を目指したものでもない。この本はたんに、患者を1人の人間として見直し、彼らを会話へと誘い、病院における患者管理の長所と欠点を彼らから学ぶという、刺激に満ちた新奇な経験の記録に過ぎない。人生の最終段階とそれに伴う不安・恐怖・希望についてもっと多くのことを学ぶため、私たちは患者に教師になってほしいと頼んだ。私はただ、悩みや期待や不満を語ってくれた患者たちのことを語るだけだ。私の願いは、この本を読んだ人が、「望みのない」病院から尻込みすることなく、彼らに近づき、彼らが人生の最後の時間を過ごす手伝いができるようになることである。(後略)ここまで。
(引用) 以上を要約すれば、問題は「患者に告げるべきか」ではなく、「患者にどう告げるべきか」でなければならない。(中略)患者ははっきり告知されるかされないかにかかわらず、いずれは気づく。そして、自分に嘘をついた医師、あるいは、もっと早く病気の重大さを直視させてくれたら身辺整理ができた https://t.co/EmVkzPOUKb
— Andy Sierra 雑記帳 (andy-e49er) (@Accurasal) 2023年3月5日
かもしれないのにそれをしてくれなかった医師を信頼しなくなる。痛ましい知らせを患者に伝えることは、ひとつの技術である。伝え方が簡潔であればあるほど、患者にとってはそれだけ受け入れやすくなる。
— Andy Sierra 雑記帳 (andy-e49er) (@Accurasal) 2023年3月5日
重要なのは告知と言う当面の悲劇よりも患者への共感である、と私たちの患者全員がそう力説した。
いろいろ考えさせられる名著だと思う。
◉ 世界的に有名な一冊との評価を見て読んでいるこの一冊は、ページ数が膨大で数々の臨床や実際のインタビューが記されている。
👉 特に瀕死の患者に対する、周囲や医師の常識を疑い、あるいは覆して、真に『患者本人の気持ちや希望することは何か、そしてどう思っているのか』などを、さまざま死に瀕している具体例で挙げてくれる。世界的に有名な一冊だと評されるだけの濃い内容だということが読んでいてすぐに分かる。
✴️ 特に私自身が母の介護から最後看取るに至るまで闘病や介護、コロナ禍で満足に行けない短かった何度もの見舞いの中で、自分や家族はどうだったのかに、今更ながら気付かされ、反省する点も多い。深く考えさせられる一冊です。
さて、A○○z○○などネット販売が隅々まで行き渡り、一時期書店が軒並み潰れたり撤退してきた米国。ですが、最近コロナ禍が開けつつある中リアルな書店へ出かけていくことへの人気が高まり書店への回帰が見られるとの報道が出ています。
書店の地理的な特徴や客層などに合わせた陳列種類や店のレイアウトなどを、店毎に変えていくことで、リアルに出向いて本棚から『出逢う』経験を “売り” にして欲しい。座り読みできるスペースと椅子なども差別化要素に出来るはず。 https://t.co/ArFvegYf9p
— Andy Sierra 雑記帳 (andy-e49er) (@Accurasal) 2023年3月6日