ときおり人生ジャーナル by あきしお ⁦‪@accurasal‬⁩

ときおり人生の思いを綴る雑記帳|andy-e49er | ID-Zerv 2b trusted @Accurasal

『テック論』生成AIの限界、創造の人間文化

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◉ AIでホワイトカラーの初級職の半分がなくなり今後5年以内に失業率が20%まで跳ね上がる可能性があるとAnthropicのCEOが見解を公表 
- GIGAZINE
AIでホワイトカラーの初級職の半分がなくなり今後5年以内に失業率が20%まで跳ね上がる可能性があるとAnthropicのCEOが見解を公表 - GIGAZINE

この一冊を紹介している、ある人 (*) のSNSで、以下のくだりが、ナルホド!と、膝を打たせてくれた…笑 ^o^...
👇
(引用)
米国ではAIよりだいぶ推論能力の低そうな大統領が何でもできている。なのに「人間はAIに叶わない」とかもう寝言にしか感じられない
ここは事実に則して「AIは有能な人間が虐待され、暴君が肥え太るのを助ける」と述べるべきだろう
(引用終わり) (*) 出所 :  すぐチェックをしなかったので、分からなくなってしまいました。不明ですみません。

◉ ASI (Artificial Super Intelligence)…

AGI ということばも出て来ている。

未来を「予測」する最良の方法は、
それを「発明」することである。

(アラン・ケイ)

「パーソナル・コンピュータの父」

▼次の話題▼

AIで生成すると (下のリンク) こういうのがどんどん出来てしまい、世に出てくるのだろう。

見たときその一瞬は楽しめるけど、そこには思いの深さや深淵な哲学などはあるだろうか。
AIではなし得ない、芸術作品や小説、戯曲とか演劇、オーケストラ演奏、果ては相撲とか歌舞伎、茶の湯などなど。
心を豊かにしてくれる伝統的なそれらの "創造" はどこまで行っても廃れない。いつまでも貴重な創造だから、例えば無形文化遺産のように尊敬を持って評価されることだろう。人が創り出す、紡ぎ出す、プレシャスな価値。

✴️ "生成" することは、単に Generate するコンピューティング、つまり機械の計算行為に過ぎず、Creat や Invent ではあり得ない筈だ。

Threads 投稿から : 

Celebs walking side by side with their iconic action movie characters, created with AI

Credit : revolux ia

Celebs walking side by side with their iconic action movie characters, created with AI Credit : revolux ia

✳️ 動画で見て、"それなりには" 楽しめる。

"So what !? "だけれども。まぁ、これを放送に使って、それぞれ過去の有名な映画作品を当てるクイズに使う "用法" とかなら、それこそコストがかからない割にはパフォーマンスは良くて利便性は高い。楽しくてエンタメの材料くらいにはなりそうだ。テレビ制作で今でも使いそうだ…(^^) ;; 

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テクノロジーに関することは、在職中から興味と関心があり、昨日この講演をリモートで聴いていた。⤵️

【講座概要】
講座名:第27回 関学グローバル・カフェ『ビッグテックの今』
日  時:2025年7月5日(土) 15:00~17:00
講 師:関口和一 株式会社MM総研代表取締役所長
モデレーター:小池洋次 関西学院大学フェロー
会 場:対面(関西学院東京丸の内キャンパス)/オンライン(Zoom)
参加費: 無料

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巨大IT(情報技術)企業は社会や個人の生活に大きなインパクト を与えてきた。さらに、超大国アメリカの進路を左右しかねない力 を持ちつつあり、かつて軍需産業の影響への懸念を表現した「 産軍複合体」ならぬ「テクノロジー産業複合体」 との言葉も使われている。我々は巨大IT企業の現実とその経営者 たちの狙いを正確に知る理解する必要があるだろう。長年、IT産 業や国際情勢を観察してきた専門家にビッグテックの現状を聞きた い。

スピーカー:関口和一(せきぐち・わいち)・株式会社MM総研代 表取締役所長
1982年一橋大学法学部卒、日本経済新聞社入社、フルブライト 研究員としてハーバード大学留学、ワシントン特派員、編集委員論説委員などを経て、2019年(株) MM総研代表取締役所長に就任。2008年より国際大学グローコ ム客員教授を兼務。NHKBSジャパンなどでコメンテーターや キャスターを務めたほか、東京大学や法政大学の客員教授も歴任し た。著書は『NTT2030年世界戦略』(MM総研 編著)『パソコン革命の旗手たち』『情報探索術』(以上日本経済 新聞)など。MM総研はICT(情報通信技術)市場の創造と拡大 を目指すリサーチ・コンサルティング会社。

モデレーター:小池洋次関西学院大学フェロー
1974年横浜国立大学経済学部卒、日本経済新聞社入社。シンガ ポール支局長、ワシントン支局長、国際部長、日経ヨーロッパ社長 、論説副委員長を経て、2009年から関学総合政策学部教授、 2019年4月から現職。著書は『アジア太平洋新論』( 日本経済新聞社)、『政策形成の日米比較』(中公新書)、『 政策形成』(ミネルヴァ書房)、『アメリカの政治任用制度』(東 洋経済新報社)など。1950年和歌山県新宮市生まれ。関学大博士(総合政策)。

【オンライン参加】

(私の感想)資料配布は無しで、投影のプレゼンと講演内容はメディアなどで既に出回っているものと直近のトレードショー的な講演者参加のテック系でのまとめ。それらは概ねどれも既知のものばかりではあったが、内容を良い意味で聞き流していても一定の確認やリマインダーに役立った。また私が最も注目する質疑応答(での回答)も概ねあんな所に落ち着くものだろう。

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この手の講演は、講演者が開発者やエンジニアではなく社会的な評論家、つまりジャーナリストなどである場合、私の感覚で言わせていただくならば、"キュレーション" であって、真の意味での (揶揄とかdisりでなくて) 情報の寄せ集め"解説" になっているものだ。新奇の話ではあり得ず、世の中をなぞる内容になる。主張は何か?

👆ところで、この昨日の講演に関する話の更に上に書いたのは少し前の原稿である。この領域に比較的近い議論や考え方の課題として、こちら👉また別のジャーナリストのこの方Bluesky ソーシャルメディア での "三連投稿" 内容が、今の私にはより深く『刺さりました』。それについて続けておこう。

私もキュレーション的な断片情報に日々触れて自分の中での知識と理解を増やそうとしている一介のシロウトにすぎない者です…

▶︎ 日本の大手電機メーカーに長く勤務し、半導体のものづくりという技術革新のど真ん中や、アメリカ勤務、就中、Silicon Valleyでのハイテクを見たり、提携したりで身近に感じてきた一人として、もっともっと深くしっかりと考えたい、いゃ考えるべき課題、命題だなと強く思ったのでここに書き記しておきたいと思います。

それが、こちら▶︎ @akiohoshi.bsky.social on Bluesky

👆(この度はテキストをコピペせず控えて、リンクを貼り付けるけど、これはいつまで有効に見れるものだろうか)

この投稿内容を読んでの私なりの感想や反応として、👇こんな風に書いてみました。

この大きな命題は一人で考えてもダメで、複数の者で次の社会や未来のありようを話し合っていくような大切な課題だろうと、改めて強く感じています。⤵️ (私)

拝読。感謝。なるほど、そういう見方と分析なんですね。
リバタリアンや、libertarianism 。

確かに米国のテック企業たちのやり方は一種 #急進的技術優位論、とでもいうべき手法なのかも。

世の中のバランスをとって万人にあまねく優しく、しかし活力のある経済成長する (新しい資本主義) 社会のあり方、これってとても難しい世界の今の命題だと感じます。

日本は失われた30年とか揶揄、自嘲されますがもしかしたら意外と悪くないのかも?
Silicon Valley的な、テクノロジー優位の未来志向だけではダメで、文化や芸術とともに優しさも包含するけれども例の "DEI" に行き過ぎずの『塩梅』が "肝" なのかもしれません。

諜報という領域の国際関係論や、誤解を恐れずにもっと卑近にわかりやすくいうならばスパイもののイメージでいうところの、インテリジェンス。それについて私なりに手嶋龍一氏の著書を連続で5冊読んだところに今立っている。その感覚から、少し総括をしておく…

【インテリジェンスの要諦とは?】

"生き残るための技や知的な分析力と明日への智慧" なのだと私的には理解し読み取った。

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そこで、このテーマの重要なポイントは何か?

現代のテック、GAFAM や、DXとか、AI, AGI, ASI (Artificial Super Intelligence) と言っている概念と、ものづくりやことづくり。technologyによる、それってつまりは、物理的な物質的文化としての半導体バイスや、"Computing" すること、というツールによる将来の構築だと思う。大切なことはそこじゃない。それらをどううまく使うかということ。制御とか抑止とか、暴走への安全装置とか、テクノロジー的にはそっちになってしまうけれども、それもまた矮小化した狭い議論につながる。

そのウェルカムであるべき明日や将来像の予測。それを仮に広義の『未来学』と置いて考えてみる時に、我々が気がついて最も大切にすべきことは何か?そのことこそが大切だ。

  • それ(技術)を使って誰が何をどうするのか
  • それは自分と家族の未来にどう関わるのか
  • それは安全なのか、危険なのか?
  • 人類の繁栄に役立つのか??
  • それは危害を与え、危険な世の中をもたらさないか←核兵器は失敗。悪の根源だった
  • 適切に使いこなすにはどうすべきか
  • ルールは必要か、それは何で誰が作るか?
  • 脅威だとしたらどのように対抗すべきか

つまり命題はひとつだけ。

自分と愛するものたちの命をどう守るかという『明日を生きるための命題』につながっていく。

わかりやすく例えとしていえば、核兵器による抑止論の概念の下で、ハルマゲドン的な破滅や滅亡を食い止めている現代の大いなる矛盾やその闘いを、どう考えて抑えるのか。いわゆる『悪』対抗していくか。その定義は何か。国や宗教により差異がある。人類の合意は存在しない。正義は一つではない。矛盾あることこそがこの世界のありようだ。

次の世代とこの地球に明るい美しい未来を残していく、維持していくために「創造の人間文化」を作り上げていくためには何が大事なのか。本質の突き詰め、なんだろう。

どのようにして明日と未来を考え予測するか。予期していくか。そうして私たちは正しく身構えることにつながる。必要なのはそういった主張の方だ。もっと観念的で哲学的なこと。

生きる上で何がもっとも大切なのか、概念の整理。その主張や気づきを自らが一人ひとりが持つこと、持てること、持たせること、持ち合うことだ。それこそが、sharingである。

共有し、理解して、分かち合い、助け合う。

それこそが、この世界で本質的に必要不可欠で大切なことだろう。

  • その上で、またその先に、今までとこれから先の延長線としての、経済的な "金儲けのこと" や資産運用や、技術革新と生活との関わり、などが身近な話題やテーマとして浮かんでくる。

それはそれ、これはこれ。

大袈裟な言い方になってしまうけれど、それをまた意図してもいないけれども、

◉いちばん大切なことは、人類の安全と繁栄の継続、そのための平和の維持 だろう。これに勝る概念はない。

▶︎『創造の人間文化』とは、そのための営みであり、結果としての成果、積み重ねた歴史を重ねていくこと、なのではなかろうか。

✴️ ここまで生きてきて、今、そんなふうに気づいて、認知・認識をする。その本質的ところをより強く意識して、自分の中で大切に護りながら、今と明日とを生き抜いていこう、と、そういう思いを新たにする。