出所 : @positivenumber1 Mimi Yamazaki "X" から
各社のAI同士が契約のネゴシエーションまでこなしたら、弁護士いらない!?
私はちょっとした契約書の翻訳などは最近生成AIにやってもらい、その後自分で修正しちゃいます(アメリカの弁護士より圧倒的に早い)。
ただ、BtoBの契約交渉などは、やはりまだ企業弁護士同士が交渉するというパターンが多いのですが、すでに近年、AIの発達により、契約交渉の自動化が可能になりました。
"Your legal AI co-pilot"と銘打った法律に特化したLLMを開発しているLuminanceは最近、人間の関与なしに契約交渉を全自動化する世界初のデモンストレーションを行いました。
具体的には、企業の過去の契約データを学習したAI同士を交渉させることで、
人間に代わって契約条件を調整し、AI弁護士同士で妥協もして合意に至らせることができるのです。数ラウンドのやり取りの後、契約書は徐々に互いに受け入れ可能なものになり、
最終的にその企業の法務担当役員がサインするためにDocuSign(電子契約書サイン)に渡されました。これにより法務部門の効率化が期待できます。
弁護士も手作業による契約レビューや交渉に費やしていた時間を、より戦略的な業務に振り向けることができるでしょう。一方で、これを完全に完璧にするためには汎用AIではなく、法律専門のAIが必要との指摘もあります。
契約には独特の専門用語や法的効果があるため、一般的なAIだけでは完璧な交渉は難しいためです。
まあ、双方の義理人情的人間要素を排除してAI同士を競わせることにより、契約交渉プロセスを完全に自動化することが可能、というのは理性的合理的思考が尊重される契約社会であるアメリカならではのものかもしれません。
ただ私の個人的な予想では今後日本でもこの思考が標準になっていくように思います。
( 太字は、オリジナルの "X" のまま )
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トラブル解決やそのための調整的な交渉、いわゆる談判か、そのようなタイプの "複雑系" はまだまだ先、というか、それこそ『紛争解決』は弁護士という生身の人による対応、交渉の方がいいのか。そこ、まだ私にはわかりませんが。(判断するだけの材料が今はない)
「通常の」契約交渉であれば、事前に交渉方針と譲歩できるポイント・できないところなど全てAIにインプットしておけば、あとは『よろしく〜!』で可能?なんていう想像が湧く。
後日の関連ポストから📮
慧眼なり ▶︎山口周氏のポストから(引用). 「仕事」は「労務」と「報酬」の二つから成り立っており、「労務」を取られたとしても「報酬」が取られない限り、AIに仕事を奪われるのは、厭うべきことではなく、むしろ大いに結構じゃないか、という話 ︎
▶ まさしくその通り。#合点
#屋号 #個人事業主