『東北大、若手研究者後押し』日経新聞9/2 38面・社会面七段記事から。🔗 個人の備忘メモ👉https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE17AY30X10C23A8000000/
写真の出所は、日本経済新聞 (2023/9/2)
#10兆円ファンド #国際卓越研究大学
“科学力復活 最後の挑戦”
▶︎教授頂点の体制転換
「教授を頂点とするピラミッド型研究体制から転換して、助教や若手もリーダーとなり研究できる体制の構築を目指すことも評価」、
選ばれた理由は「優秀な研究者がフラットな環境で活躍できる環境づくりの取り組みに尽きると思う」(大野学長) ▶︎申請10大学の計画と評価の一覧表を見ると、政府の目指す方向性(評価軸)が見えてくる気がする。
【申請10大学の計画と評価】表 (日経新聞)
👆この申請内容をじっくりと見れば、各大学の方向性がよく分かる。国が資金を投じるのに最適なのかも、ある程度われわれ一般人も理解して評価することができる。
東北大が強みとする研究分野は多岐にわたる。中でも半導体は過去に著名研究者を輩出。(中略)
産業化の動きも進む。消費電力を従来のメモリの100分の1に低減できるとされる新技術「MRAM」(磁気記録式メモリ)では、スタートアップのパワースピン(仙台市)に東北大全額出資のベンチャーキャピタルが資金を投じて事業化を支援する。
材料科学はノーベル賞級の成果も出してきた。(後述)
"半導体は過去に著名研究者を輩出" …半導体の分野で世界をリードしていたあの有名な西澤教授のことを指していると思うが、現在の米中覇権争い、フォーカスされる日米同盟、台湾問題、台湾が強い半導体のサプライへの認識、さらには経済安全保障をベースに置くと、今の日本の政権がこの (半導体研究) 実績を評価軸において重んじたことは相続に難くない。
この後で掲載するイスラエルとの技術協力や共同開発など、オープンイノベーションも大切ではないだろうか。日本の中だけ、日本人だけで固まっていても世界に出ていくことは難しい気もする。
👉 🇮🇱イスラエルと日本の共同研究 - Andyの雑記帳blog (andy-e49er) @Accurasal
(閑話休題)
▶︎東北大学については、私の旅の印象が強く残っています。こちらもご覧ください。クリックしてInstagramを開けば、青葉城跡の写真が見れます。