イスラエル経産相、日本とEPA交渉に意欲
来月訪日、AI技術で相乗効果
出所 : 日本経済新聞 2023/9/3 一面、五段記事
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO74131710T00C23A9MM8000/
(2023年9月3日 2:00 [会員限定記事]なので、以下、少し記事を抜粋してメモしておく)
【テルアビブ=久門武史】イスラエルのニル・バルカト経済産業相は日本経済新聞の取材に応じ、日本との経済連携協定(EPA)締結に向けた調整を進める考えを示した。4日に同国を訪問予定の西村康稔経産相と会談し、両国間で補完性の高い産業分野を巡り意見交換する。自らも「10月に日本を訪問する」と明かした。
日本とイスラエルは2022年11月、EPAをめぐる共同研究を始めることで合意した。
記事の後半から抜粋。
🌟 アジアでは韓国とベトナムが既にイスラエルと自由貿易協定(FTA)を結んでいる。韓国とのFTAを踏まえ、日本の経団連は「劣後しないことが重要だ」としてEPA締結を求めている。
✴️ バルカト氏は自国の人工知能(AI)技術等で日本企業と相乗効果を生み出せると語った。日本は自動車など工業で高い品質と生産力を持つとしたうえで「我が国は生産性や質をさらに高めるアイディアに優れる。AIが最高の例だ」と述べた。「我が国と日本の強みを同調させる必要がある」と強調した。
✳️ 同経産相は成長戦略として、優位性のある7分野の産業集積(クラスター)を指定し、重点的に育成する案を明らかにした。対象は、
「生命科学・医療」
「農業・フードテック」
「ハイテク」
「砂漠・気候」
「防衛」
「先端製造業」
「観光」
(記事からの抜粋はここまで)
👉「ハイテク」が具体的に何を指すのか漠然とした言い方で、不明が残るが、イスラエル国の人工知能(AI)技術等で日本企業と相乗効果を生み出せるのは、例えばITセキュリティやハッカーへの防御(防衛)などであるのかもしれない。