(元々)『中身が肝心』という仮のお題で、前に原稿としておいたごく短く大して中身のなかった我がblog稿に付け加えるのにもっともふさわしい人(の話)に出会った。だからそっちを先に書いておこう。
そして校閲して題名をまた変えた。
元のお題 : "偉人伝の壮絶 (抱腹絶倒)" 改め、『佐々井秀嶺、インドに笑う』(白石あづさ著)を読んで
新聞に載っていた書評をたまたま読み、面白そうだから、とごく軽い気持ちで借りて来た一冊。だが、超絶面白い。そして感動した。それなり人並みに長い人生、それなりにさまざまなジャンルの小説から何からをたっくさん読んだ中でも、ダントツのトップを張りそうだ。保証します。
昨日と今日だけで読み切りそうな勢い。そして実際に金曜の仕事帰りに借り出して、土曜の外出帰宅後夜八時に読み終えた。最後は涙が出て来た。悲しくてではない。とにかく昨日と今日の通勤時間も紛れ、手にとったまま読むのが止まらない。『小さなお坊さん』はとにかく波瀾万丈。今は人のために尽くす。日本人の鑑 (かがみ)と言う一言で片付けられぬスケールの大きさと慈悲深さには頭が下がりっぱなしだ。
▶︎私はむろんいまから僧侶にはたぶん、おそらく…ほぼ間違いなくならないが、もっと若くしてベンチャーの騎手なのにインドでこの人に会って、いきなり自分の作った会社を辞めて僧侶になった人がいるとか。
そんな佐々井氏を描く著者白石あづさ氏の筆致はとても楽しかった。これもまた致知。
* 致知: (朱子学で) 知識をきわめて物事の道理に通じること。
佐々井氏の人生の伝記にして、まさに真の人間失格から立ち直るものがたり。それまでの生き方の、どうにもこうにも悪い面の反面教師的な昔の姿から、得度してからの大いなる変貌。
今やインド仏教界最高位にして、首相モディも一目置く力のある偉人 #佐々井秀嶺 をリアルにしかしこれほどユーモラスに、鋭く本質を描き出す。この筆者、筆致、仔細なる場面描写が素晴らしい。
▶︎いつか亡くなってから(失礼!) 日本中に知られることとなり、正真正銘の大偉人になることは、今私としても請け合える。
生きていくことに悩める人に是非。オススメ。
#最高指導者 #佐々井秀嶺 #インドに笑う
#カースト #不可触民 #仏教に改宗
#インド #天竺 #得度 #白石あづさ
#龍樹 #南無妙法蓮華経 #大乗仏教
#南天竜宮城 #ナグプール #デカン高原
しかし、このblogを書き続けていて、昨日今日ではたと気づいた。それは、このインドと言う人工ボーナス国と、日本すなわち人口オーナス国の見事なまでの対比である。その真の意味、私が悟ったことは、何か。一つ前のこの⬇️一稿を併せ読めば、文字通りわかる人だけには "わかる" だろう。
「グループシンク」は危うい - Andyの雑記帳blog (andy-e49er) accurasal
#グループシンク #沈みゆく船
#どうする
解決策はただ一つ、#entrepreneurship 必至、そして
『多様性を運営に直結させること』
組織の生業と目的からそもそもそれが難しいなら、一体どうするか。 #警句
- 明記しておき、数年後に結果を見る
✴️ この話が警句であり、多様な構成員の持つアイデアを活かして、実際にトライアンドエラーにも挑戦する前向きな組織や企業のみが次世代へと生き残る進化を得られるのだと思う。同質性の高いきっちりと出来上がった組織にはそれが出来ない。
➡️ それは、SONYやHONDAの過去の躍進がなぜだったかを考えればすぐに分かる。
▼▼元々の原稿も消さずに載せておきます▼▼
30年前1990年代はSNSなんかまだ世の中にはなくて、そもそも2006年の頃にblogを構成するソフトウェアの技術が世に出始めていたことを自分の関わったSilicon Valley関係の仕事として懐かしく思い返す。
▶︎当時はblogを書いてネットで読んでもらって、投稿内容に人気を博す、"blogger" なるカテゴリー(ひと) が台頭していたものだ。
▶︎▶︎その後、iPhoneと共にスマホという手のひらジャンルが世に出て来て、ついでTwitterなどのSNSが勃興した。今ではYouTube、Instagram、TikTokなんかに誰もが一人放送的に、broadcast して世界のどこにでも誰宛にでもexposeすることが出来る手軽さ。結果的に、YouTuber という『族』が当たり前的になっている現代。
だけど本質。やはり中身がしっかりしていて『タメになる』コンテンツを持たねばダメ…だよな。
▼▼▼
ところで、全然別の話。
帰路に電車内でこの報道を知り、
"うわ〜ほんとによかった。今日一番素晴らしい話に出逢っている。" ↓出所NHKニュース
今月2日、埼玉県久喜市の保育園で、3歳の男の子の首に遊具のロープが絡まり、意識不明の重体となっていた事故で、男の子の意識が24日までに回復しました
男の子は、ことばを声に出すことができ、引き続き病院で手当てを受けることになっています
#nhk_video
https://twitter.com/nhk_news/status/1661271072564543489?s=46
【短い昔の思い出話】
昔 (1996年だと思う) インドに🇮🇳出かけた。ニューデリー、プネー、そしてボンベイを回った。仕事だが…。
ガンジス河も、鳥葬の山も見た。
到着した当日に車の中からだけど、壮絶なスラム街と線路沿いの大規模な洗濯物干しも見た。
あのインド🇮🇳(天竺)は目に焼き付いて離れない。強烈な体験だった。線路沿いの道路に面したスラムで、道端の水溜まりで遊んでいた裸の子どもたち。彼らはいま三十路を越えた大人になっているはずだ。今ごろどこでどうしているのだろうか…。
- 街中の道路に車と共に歩く痩せこけた牛。
- 土産物屋で付き纏う片手を途中から落とした(物売りをするために親に切り落とされた) 子ども。