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危うい「グループシンク」

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そして思い当たる。ここ数年で次々起きている #品質不正 #検査不正 は、その根っこに、#グループシンク がありそうだ、と。

 今朝起きて、日課の新聞紙面を広げていた。すると日頃から私が注視してフォローする何人かの女性知識人(?) あるいはアーティストにしてアカデミアの一人である スプツニ子 ! (←マルチタレントと言う感じ)のこの短文論考が目についた。(随筆)?的で読みやすい。

 その連載コラム記事の今回の警句が特に 今の私 (社団法人の役員の一角) には 腑に落ちて、イイな❗️と思ったので、抜粋引用そのまま✍️ここにメモっておき、これからの自分の将来に向けてよく銘記しておきたい。

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「グループシンク」に要注意 危機管理にも必要な多様性 - 日本経済新聞 (5/22 月曜 21面)

経営に多様性は不可欠、という認識はもはや常識といえるかもしれない。ノルウェー政府年金基金の運用を担うノルウェー銀行インベストメント・マネジメント(NBIM)は今年の株主総会から、女性取締役がいない日本企業の議案に反対票を投じる方針だという。取締役会にさまざまな属性のメンバーがいないと質の高い議論ができない、という判断が根底にあるようだ。

多様性が経営の大前提と捉えられるようになってきているわけだ...

(一部を日経デジタルのWEBから引用した)

▶︎(私の感想)この ダイバーシティ進化論” 短文はなかなかよく "伝えている文章" で上手い。見習っていこう。

  • 中身的にも企業や組織の経営者・執行部には必須のスタンスだと思う。勉強になる。

▶︎元は『女性問題(diversity & inclusivenesses )にフォーカスした』Women@Work のコラム記事の紙面の中の三つのコンテンツの一つ…なのだけれど…

  • スプツニ子 ! 氏が示唆する内容が、"同質性" 組織の偏りや見落とし、という本質的に "ヤバい" 警句…なのだから、経営者、一般社団法人の役員などはよくこの問題を噛み締めた方がよさそうだ。→他山の石
  • ポイントは (むしろ女性の登用ではなくて)同質の人間だけで構成しているグループには、思い込みとか見落とし、気付かないことの危うさが多くある、という指摘だ。
  • 「グループシンク」(集団浅慮)とは「心理学の考え方で、自分達を過大評価し過度な楽観主義に陥ってしまう」…元々の出所は、『多様性の科学』マシュー・サイド著

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(あまりあからさまに書くと自己否定と勘違いされかねないけれど。)昨日(5/27) 気づいたことがあり、この一稿と直に結び付いたこと。この二年間で少しずつ経験を積み重ねたことによりある日気付いたのは、身をもって体感したからなのかもしれない。

それは

  • 人口オーナスの影響を直に受ける組織体は蟻地獄からの脱出が難しい。経済もビジネスも。
  • 若い力による若い思考で思いっきり大きく変えない限り伝統組織は衰退する。そして、
  • 構成員の年齢次第でそれがほとんど不可能。昨日よく見えた。伝統的に出来上がったしっかりとした基盤があればある程に、当事者が事実上の思考停止に陥っているからだ。
  • 解決策はただ一つ、#entrepreneurship 必至、そして『多様性を運営に直結させること』

✳️このケースなどは、新たな成長鈍化加速のために必要な思い切った判断だろう。大賛成。

日経新聞の2023/5/26 (金) 15面の"ビジネス2" 掲載記事『ヒットのクスリ』から :

「ワークマン女子」役員に 遊びのプロの声で革新「常識破り」のワークマンはキャンプ用品などを紹介するユーチューバーの浜谷子を社外取締役候補にした

(個人の日記)

▶︎二足の草鞋( わらじ ) で公的機関貿易相談員と貿易アドバイザー協会(AIBA役員) で頑張るのもあと1ヶ月くらい。今日は自宅でお仕事。