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人財育成、そして買収か提携か

【勝ち残りの競争戦略】セミナーメモ
『全体をプロデュースできる総合的な人材が要る』
■戦略議論
コーディネーター:
一橋大学大学院商学研究科教授 伊藤邦雄氏
Q1)(人財を含めた)外部資源をどう、内部資源と「スパークさせ」、Open-Innovation をすすめるか?
Q2)M&A(買収)とAlliance(提携)についてどう考えるか?
三名の現役製薬会社社長パネリストからの回答:
アステラス製薬株式会社 代表取締役社長 CEO 
畑中好彦氏

Q1)創薬へのアプローチは多様。内部に「見識」と「Expetise」が必要
Q2)「パートナリング」欲しいもの全ての買収は無理。様々な形でそれぞれやるしかない。地味だが当たり前のことをやる。
第一三共株式会社 代表取締役社長兼CEO 
中山讓治氏

Q1)大変/困っている問題:方向性やVisionを早く決めること
★志やターゲットの明確化がキー
Q2)買収した会社の人がハッピーでやっていけること。Topは入れ替わることも。
インド企業で、買収したランバクシーとはHybridを目指す。インドのジェネリック薬品と日本のそれは違う(地域性に差あり)
大日本住友製薬株式会社 代表取締役社長 社長執行役員 
多田正世氏

Q1)アカデミアと企業にはGapがあるもの。それを越えていかないとスパーク出来ない。営業と開発も同じでGapがある。「組み合わせ」がキー
Q2)提携ではグリップが効かない。(Win-Winとか、Mutual benefitを目指すことになる)交渉するにも時間がかかる 
⇒買収のほうが良い(ガバナンス観点)

■まとめ(伊藤教授)
・戦略が立派でも遂行できる人材がいるかどうかが問題。
・個別最適で育ってきた人ではだめ(できない)
・全体をプロデュースできる総合的な人財が要る。しかし(製薬だけでなく)他業界を見てもあまりいないし、
自然には育たない/育てるしかない。

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