まずスタートはこの話から。
Twitterから引用 出所 : @shu_yamaguchi から
「消費の多様化」とか「個の台頭」といったことが言われますけど、ユニクロや無印良品が成長してるというのは真逆のトレンドを示してる、つまり「消費で個性を表すことなどバカバカしい」と思う成熟した人々の増加を示してるように思いますけどね。どうなんでしょう。(山口周氏)
" 「消費で個性を表すことなどバカバカしい」と思う成熟した人々 " か、
なるほどそういう見方は一理はあるよね。これを読んで私が思うに、それよりもどちらかと言えば、本質は
- 『安いけど、モノがいい』そんなコスパ高いモノを見分けるとても賢い消費者・一般大衆が多い、増えた、
というのが正解、正確なのではないかなぁ、
そしてその背景にはやはりSNSの存在がある。
ベンチャー気質やフロンティア精神。
今の世界のマクロトレンドってなんですか?
情報の平均化共有化が容易、デジタル化社会はコストレス
だからいいモノはそれを見つけて1人から発信されると、その発信がまた見つけられ別の人からリツィート (情報の複製が)される。
スピードに乗って速くそして早く、指スマによるコストレスで容易に、多人数にどんどん伝搬する。#情報の平均化共有化 だろうと思う。
良い意味での『伝染』というか『伝播』の方が適してる言い方か…、イイことの水平展開が赤の他人同士とかに関係なく、今や社会基盤に成り上がったSNSと言うプラットフォームを使って凄い速度で見ず知らずの多くの人々の間にどしどし広まっていく。👍イイね社会
そういうデジタル社会の背景が1番大きいんじゃないかな、と思う。
小さなことだけど気づいたのはコレ。SNSや電子メール合わせた『デジタル』の世界ではこんなひと工夫も🔻
無料セミナー (ウェビナー) は、3年続くコロナ禍の下で、それ以前よりも明らかにリモート会議やウェブセミナー急増。私の手元メールにも3年前より多くが届く、毎日のように入ってくる。
— Andy Sierra 雑記帳 (andy-e49er) (@Accurasal) 2023年1月28日
今日届いたものは、ボタンがこう言う表示になっている▶︎『とりあえず参加予約する(無料)』…なるほど。ふ〜ん
この心理作戦、うまい。いいところを突いてるナ (笑)
— Andy Sierra 雑記帳 (andy-e49er) (@Accurasal) 2023年1月28日
メールが多すぎる数ある招待の中から、まずはポチッと “とりあえず” 選ばれることが大事。これは、人材応募や売り上げ増などのための宣伝広報の戦術としてデジタル時代に、軽めだけど一工夫してあって、ソコ的確なカンジ。
最近多く取り上げられているは商業グループ再編と『モノ売り』のお店の大変革でしょうね。
高級な「阪急」とデパ地下「阪神」で明暗 中間価格帯が売れない消費行動の二極化 - 産経ニュース
— Andy Sierra 雑記帳 (andy-e49er) (@Accurasal) 2023年1月30日
▶︎消費(者たち)の心理の変化は店の隆盛、栄枯盛衰を見ればよく理解できる。記事は分かりやすいが問題は後付け論理でなく先読みが出来るか https://t.co/Jcvd1HkNJn
◉社会の変化、マクロトレンドを『嗅ぎ取れるか⁉️』これがマーケティングするひとの事業企画者に求められる直感的感性でしょうかね。
→なぜなら、いくらSNSで情報が拡散されていても、受け手がキャッチして重要度を評価して飲み込まなければ、ただの "ダダ漏れ" ジャンクに過ぎないから。
記事から抜粋引用▼
— Andy Sierra 雑記帳 (andy-e49er) (@Accurasal) 2023年1月30日
「百貨店離れ」を起こした消費者は、カジュアル衣料品店「ユニクロ」や、家具・インテリア用品店「ニトリ」など、低価格で品ぞろえも充実した郊外型専門店に向かった。また、インターネットの普及でアパレルメーカーが百貨店に出店せずに直接ネット販売することも増えた。今や…続 https://t.co/DYfvLVRBIY
商業の分野でも栄枯盛衰、会社の流行り廃り、入れ替わりが激しい断層の時代が続いていますね。
- ヨドバシ(カメラ)の西武池袋百貨店フロアと不動産買取問題は結論が延びているが、アレどうなるか、注目です。
商業流通から目を転じると、アメリカと日本ではカーメーカーでこういう入れ替わり戦が顕著に!EVばかりがフォーカスされていますが、この本質は、伝統的な改善型ものづくり企業と、ベンチャーとの『本質的な差』でしょう。
https://twitter.com/accurasal/status/1623786385110077441?s=46&t=wvsdUryO-uasdw24yYqRvg
政治の世界も発信者と受け手の関係が変わる。
事実はこういうことか。 https://t.co/WJoJTrhjMY
— Andy Sierra 雑記帳 (andy-e49er) (@Accurasal) 2023年2月9日
話を日本に戻しましょう🇯🇵
丸井店舗内とかにニトリあるし。
— Andy Sierra 雑記帳 (andy-e49er) (@Accurasal) 2023年1月30日
『新しい価値の提供
“似たようなブランドをそろえておけば顧客が来てくれた時代はとっくの昔に終わっている。従来の品ぞろえや売り方の延長線上にある百貨店は消えていく”』➡️30〜20年前に日本半導体そして携帯電話など電機業界とカメラ各メーカーが犯した誤ちと同じ。
最後に) 消費の動きではないけれど、
テクノロジーの新たなトレンドや今後 "バズる" 可能性が高いこんな話に目が向いています。感性の高い人ならきっとAI : ChatGPT, ブロックチェーン, Web3 などのビジネス応用展開を練るはず。
ChatGPTとは?始め方や使い方、料金も紹介 | 出典 : ギズモード・ジャパン
https://www.gizmodo.jp/2023/01/chat-gpt-openai-ai-finance-ai-everything-we-know.html
Webサイトから一部抜粋▶︎OpenAIがかなり将来の「勝ち組」に近いポジションを得たことは間違いないでしょう。ちなみに、先日マイクロソフトがOpenAIに100億ドルの資金を投じる計画を発表しました。さらに同社の検索エンジン“Bing”とChatGPTとの統合を検討しているそうです。
TVで有名人が取り上げていたコレ。率直な気持ちとしてなんとか助けてあげたいわけです。いま物価高・インフレが問題視されているが、もともと『おまけ』とか客寄せ効果期待という理由から市場価格を安いまま押さえつけられている『モヤシ』…生産者が赤字で事業が危機に陥っている、とテレビで取り上げられていました、それも2度目らしい👇
物価の値上げは大変だけど、生産者が割りをくって赤字で供給するのはそれはそれでおかしな話。生乳、牛乳、子牛も、#もやし も。#中小企業 下請けも材料や用力の割に値上げ出来ない…
— Andy Sierra 雑記帳 (andy-e49er) (@Accurasal) 2023年2月3日
日本は賃上げも生産性も、モノの価格も上げることへのタブー視が強すぎ、全ての変化に渋く保守的すぎると思います。 https://t.co/Oqu7mmmSlL
こんなツラい日本国内の伝統的なものづくり=農作物の世界ですがこれだって『人』の課題
そう思うんです。
🔻こんな記事も目についた🔻
2/2 日経新聞5面『消費者庁「価格転嫁理解を」賃上げ・成長へ呼びかけ…経済構造解説 SNS発信』記事が出ていた。異例の取組みを3月までに始める。▶︎企業が原材料高騰分を販売価格に上乗せ利益確保できなければ賃上げを伴う経済成長は難しいことを(消費者に)分かってもらう、との目的。”生産者”も同じ https://t.co/0fTtoLslIP
— Andy Sierra 雑記帳 (andy-e49er) (@Accurasal) 2023年2月5日
出所 : 2/5 (日) 日経新聞 2面
『酪農家、止まらぬ廃業』戸数減14年ぶり高水準、飼料高響く…子牛値崩れ、1頭1000円も
これ、長い目では我々一般消費者に降りかかって来る大事な問題 だと思う。
💮 政治や国にだけ頼らずに、自助のスタンスで打開するチカラをもてたら状況を変えられる。そういうベンチャー気質やフロンティア精神、(子どもの頃から教育で受けてはいないけれど、) 今から先はベンチャースピリッツの勇気とテクノロジー活用で新たな道を切り拓けたら!と思っています。
【追加の新情報】新常態のキーワード :
"商品は新・タテ型社会" から『消齢化』(博報堂生活総合研究所による新たな社会像の提示)
実際に売り上げが安定しているビジネスは縦型に強い。ファーストリティリングの「ユニクロ」、日本マクドナルドホールディングスなど10代から70代まで普通に利用する。マクドナルドのCMを見るとはっきりしている。(中略)
近年はライフスタイルを重視する。CMキャラクターも10〜60代まで幅広い。(中略)
年功序列が揺らぐなどタテの社会秩序が崩れつつあるが、消費については世代レスのタテ社会が広がる。同時に所得格差が広がり、消費思考の多様性も加速している。特定の世代向けと言うモノサシを失い、消費ビジネスは一段と不透明さが増している。
人口減と少子高齢化が進み、今や日本人の平均年齢は50歳近く、数年後には50歳以上が過半を占める。(中略)この結果、購買層が縦に伸びるコンテンツやアーティストほど、メガヒットにつながっていく。人口と言う量的な要因だけに留まらない。実は価値観など質的変化も大きい。
出所 : 日本経済新聞 2023/2/11 (土) 9面オピニオン Deep Insight 記事、編集委員・中村直文氏署名記事
#消齢化 #新タテ型社会 #消費