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東アジア、拡大する矛盾

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要塞のように頑健極まりないこの石造り。隙のない塊は不敗と無敗を誇るかのように鎮座する。これこそ200年レベルでの鎖国政策を果たし平和で安穏なる江戸とその庶民文化を創り上げた徳川治世の象徴たる江戸城ゲートである。(赤坂門@Ⓜ️永田町駅下車の地上)

 

『東アジア、拡大する矛盾』と言うテーマで、やや独自かつ直感的な我が随想を認める(したためる)に当たり、(タテ)と(ホコ)は  "言い得て妙" だ。

 

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 2021年11月13日、この日。ウェビナーで話したのは、地経学と地政学の学際的交点。その勉強テーマの基本学習から一つのヒント、断片を学び、気付き、深掘りをしてゆくかもしれない次の世代の若い人たち。彼らがこの10年や今2020年代から続くDecade に遭遇するは、果たして幸せな未来か、苦難と薔薇の道か。

 午前三時…この夜が明けないダークな時間帯に頭に浮かんだことを、思ったままそのままに書き付けている。

"このこと" が杞憂となり、一笑に付される日が真に来たれば我が本望。しっかりと、そう記しておく。

 

1. 経世済民🔻

産経ニュース👇

https://twitter.com/sankei_news/status/1458982618439901185?s=21

 

🔶『輸出管理』セミナーで、#QUAD そして#AUKUS のトピックスを取り上げた。これら複数国家の意思による複雑な国際関係の多元連立方程式の下で、シンプルな解はどのような者にも導き出せそうにない。それが怖い

ASEAN そして、台湾を囲み込む日・米・豪・印 4カ国を地政学的に繋いだ点と線が囲み込むモーメンタムからは新たな通商秩序が形成される可能性がある。それはインド太平洋地域の新秩序を形成する。

そこでの2022年からの100年間は経済の結び付き国家安全保障のせめぎ合いが苛烈化を極め文字通り相反することになるだろう。願わくば外交交渉とグループなら力で、均衡を保ち続けて、紛争の勃発はないものとしたい。

 

🔶自由と法の支配を重んじる民主主義国家群による開かれたムーブメントと、先鋭化を強める独裁的な専制主義国家群。二つの勢力の対抗と対立は鏡の世界だと我々はお互いに、早く気付き、よく知るべきだ。

融和して平均を模索し、是々非々で国際的なモーメンタムを統合できれば未来は必ずしも悲観的ではない。いいとこ取りすればいいのだから。鏡に映った相手の良い面を取り入れ強調すれば良いものを…。

しかしリアルな政治と軍事の基軸にいる中枢人たちはそれを許さないかもしれない。

  • では友好的な文化交流や商業レベルでの結び付きを強めて行く。民間同士
  • その陰…では安全保障や脅威論は否応なく深まり、そして強まる。軋轢を生む

この二面性ある複雑な国家の関係が絡み合う、現代の難しい国家運営では、内政と外交が地域の不安定さをいやも応もなく不可避的に不安定さを創り出すだろう。そして民衆の意見と志向が二分されると、決して望ましくない分断の世紀がやって来る。

  • 悪いシナリオは描きたくはないけれど、あり得ないとも言えない。

台湾、米会合で半導体や中国の「威圧」を協議 | ロイター🔗2021/11/24 リンク下記
https://jp.reuters.com/article/usa-taiwan-idJPKBN2I81PM

▼(抜粋・引用)台湾は、今回の対話が最終的に米国との自由貿易協定(FTA)の締結につながることを期待しており、(中略)米国と台湾は今年7月、長く延期されていた「貿易投資枠組み協定(TIFA)」の協議をオンラインで実施し、台湾は「いつかFTAを締結できることを望んでいる」と表明していた。

🔶底流にある相反する2つの利害。その物理的・心理的対立のムーブメント。双方それぞれの支援勢力たちは自らが正義であると声高に叫ぷ。米中両雄は並び立つことなく、ともに発展、拡大、勢力の拡張を計っていく。残念ながら人類の考え方の違いから、そういうことになる可能性がある。

平和、平穏、安定が最重要の外交課題になるはずだ。軍事的な解決は選択したくない。しかし偶発的な限定的な抗争のリスクはどうしても避けられずに高まるだろう。民間人同士の善隣友好関係だけでは、止めることが出来ない。今、止められない濁流の中へと我々は押し流されているに相違ない。国連🇺🇳は残念ながら無力だ。

  • 複雑化する東アジアの国家レベルの通商と外交、経済安全保障。新世界秩序はあるか

 

🔶デジタルテクノロジーは歩みを止めない。更に突き進む。経済安全保障👉技術とサプライチェーンのブロック化が進む。競争は勢いづきエスカレーションする。

  • 核戦争(核兵器)は、人類を滅亡させるものというコモンセンスに裏付けされた抑止力により、奇妙な結果的均衡を保ったが、テクノロジーやサイバーの世界はどうなるだろうか。半導体サプライチェーンは?経済安全保障の下で極めて危うい感じがする。予想が外れれば良いのだが…。
  • サイバー空間と、よって立つ社会インフラを自国の防衛力と公安・警察力で守りながら、有効な経済活動の一側面は健全に交流活動を活発化させると言う、完全なる二項対立、二律相反するモーメンタムはこれから同時進行するだろう。

 

そこでのビジネスモデルはどうあるべきか。経営者と経営監査、コンプライアンスは方向性を熟慮し適切に対応しなければならない。

  • 岸田政権での新しい資本主義と、そこでの分配と成長の鍵はイノベーションの創出』だと、16日(月)のBSフジ・プライムニュースLiveに出演した山際経済再生相が回答、さらに強調をしていた。政府が例えばGreenやDigitalでその環境や方向性を打ち出す、あるいは規制改革するなど、企業活動とステークホルダーの投資や開発の行動を促進・刺激することはできるか?やや疑問が残るがまずは見てみよう。
  • 『TPP加入申請は外交・安保戦略か?』の投稿へのリンク🔗 https://andy-e49er.hatenablog.com/entry/20211019/1634615959

東アジアやインド太平洋のFOIPから経済安全保障が表に出て来て、それ以降そのときビジネスとポリティクスはうまく噛み合って両立しなければならないとも思う。機微技術やハイテク系の産物と技術ノウハウは安全保障に密接不可分な局面がある。特定国への技術流出やアライアンスは特に慎重であるべきことになる。逆に卵と鶏の議論で、だからこそ当然に経済安全保障の議論が生まれ出ているのも事実。

 

国家レベルのリスク潮流は、今、誰にも変えられないし止めることができない。しかし、激流化したり、防波堤がミリ単位の一穴から崩れ落ちるのを予見し、早期発見し、防御する活動を強化しなければ、この国民生活が危うい。

 

🔶悲観的にすぎる考えはしたくないけれど、さらにVUCA の時代が深化、混迷していく中、個人レベルの対外(経済活動)関係の地経学と、国家による表の外交、裏の防衛(民のレベルでは分かりようのないせめぎ合い)の地政学の二つは、間違いなく先へと進むだろう。

我々は何を見据えて何に注目し、これからの東アジアを、インド太平洋地域を『生き抜いていく』べきなのか。この課題を真剣に考え、明るい未来をデザイン・志向しなければいけない。

 

2. 経済安全保障🔻

最新の論評(2021/11/24 日本経済新聞11月24日朝刊第4面オピニオン『中外時評』客員論説員土屋大洋氏から)

"データこそ経済安全保障の要".  抜粋👇

中国は2020年9月に大生国務院間外交部長がグローバルデータ安全イニシアチブを発表した。自国の通信技術を使って他国の重要インフラを破壊したり、重要データを盗み取ったりすることに反対すると言う。そして、21年11月1日に中国は個人情報保護法を施行した。(中略) 中国当局は17年のサイバーセキュリティー法、20一年のデータセキュリティ法と合わせ、3つの法がそろったとも言う。データ一般を広く規定するのがデータセキュリティ法、ネットワークを流れるデータに絞ったものがサイバーセキュリティー法、個人情報に絞ったものが個人情報保護法と言うことだ。

 

🔶 地球規模での気候変動は、我々人間、人類による過去の、現在の活動がもたらしている。自然摂理に翻弄される人類の危うい未来を今ことさらに変えなければいけないこと。

それに遅まきながら気づき、メガトレンドを地球規模で変えようとしているこの21世紀。大宇宙と地球の有史以来、未曾有のクライシスと言うべき時代に立ち向かう。

 

 

中国外相、台湾問題で米をけん制 首脳会談控え https://reut.rs/3Des22l @Reuters
#AUKUS #地政学 #経済安全保障 #米中対立

🔶 政治体制と経済活動・経世済民は自然の摂理や物理法則とは異なる領域に存する。国家間のcrisis発生手前で、台湾、南西諸島の第一列島線が軍事衝突リスク含みの様相を呈している。この複雑な高次の連立方程式は、スパコンを使って計算で割り切れるわけもない。社会科学の世界は数値や公式で割り切れないだけに、Playerの数が多ければ多いほど、迷宮へと迷い込みそうな勢いにある。なぜかって?

この世で最も危うく儚いもの、それは『人間』なのだから。今ほど政治の動きが大切な時期は無い。

※この記事は14日の午前三時台に下書きを書いて、同日中に編集、加筆修正を加えました。

👇追加部分です(2021/11/16)

👇更に最新報道を追加👇2021/11/17 (水)

インド太平洋の経済的枠組み、来年初めにも立ち上げ=米商務長官 出所 : ロイター

https://jp.reuters.com/article/singapore-bloomberg-usa-idJPKBN2I20GX

これは何か?経済安全保障の枠組みか通商方策なのか、 あるいはFTA的なものか、推移を見守り、さらなる見極めが必要そうだ。

2021/12/4 (土) 追加する報道とコメント✍️