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TPP加入申請は外交・安保戦略か?

追加(日経新聞11/24 5面国際から)

『特別扱いせず審査』中国のTPP加盟
(メキシコ通商次官)🇲🇽
「TPPに加盟するための基準は高く、例外はない」と慎重な姿勢を示した。

👉メキシコ🇲🇽 にとって米国は輸出の8割を占める。北米では2020年にUSMCAが発効した。USMCAには非市場経済国とFTAを結ぶには交渉開始意図を他国に知らせる必要ありの規定があること。(毒素条項)

・続いての追加分(2021/11/16 火曜夜)🔻

🔻

TPP加盟申請で中国と台湾への日本のスタンスが公平&クリアでよく分かった。普通に当たり前のことを言っていた点が印象的。

元々のTPPのハイスタンダードを守れるか、それをきっちり見極めると言う。中国と台湾といずれが日本に徳なのかは無関係だと断言。

→反町キャスター(質問の下心…)の方がよほどバイアスを持っていると聴こえた。そして反町氏より自分の方がTPPについてはよく理解していると思えた…(笑)

…また分配と成長、新しい資本主義の鍵はイノベーションと(山際大志郎経済再生相)

 

公開されている以下の論考2件が、たいへん勉強になりました。今後も学習と自主研究を深めて行きたいと思っています。TPPの理念や基本原則についても確認したい。

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(↑写真は、2013年の香港空港🇭🇰 著者撮影)



中国のTPP加入申請は外交・安保戦略なのか?

(世界経済評論IMPACTから)

その掲載論考文から一部を抜粋し、ここでのキャッチとしています。 TPPに再び注目:

ベストシナリオは米国復帰後の中台同時加入か (金原主幸氏論稿)から抜粋

⬇️リンク🔗⬇️

http://www.world-economic- review.jp/impact/article2311. html

(抜粋・引用) 金原主幸氏のシナリオ

ケース2

電子商取引(データの自由な越境移転, サーバーの現地化要求禁止,ソースコードの開示要求禁止等), 国有企業への規律, 労働と貿易などをはじめとするTPPの理念や基本原則は、単に市場の自由化云々のレベルの問題ではなく、中国の政治・ 経済体制の本質に踏み込むものだ。 これらの問題について中国が大幅な例外規定を要求してくることは 明らかだが、 TPP側がそうした要求を受入れず交渉決裂に終わる…(後略)

"TPPの目的は決して中国排除ではないということ"

民主党政権下の10余年前、(途中略) 米国は一刻も早い日本の参加を強く求めていた。(略) 責任者だった筆者(金原主幸)に対し、米国のビジネス界から繰り返し到来するメッセージは単純明快だっ た。

それは「 2大先進国の日米が連携しTPP交渉をリードすることによって、成長著しいアジア太平洋経済圏全体をカバーする高度なビジネス・ ルールを構築しよう」だった。

(以下が、筆者金原主幸氏の結論)抜粋し、引用↓

日本としては、まずはカナダ,豪州, 英国等と連携しつつ米国のTPP復帰を実現させ、しかる後に長期的な視点からじっくり時間をかけて中台同時TPP 加入を目指すべきではないか。

その際、TPPの理念と基本原則は揺るがすことなく堅持されることが大前提である。▲

▼次は別稿から。

TPPベトナムはTPPに参加するために」 何をしたか。

これを考えるとき中国のTPP加盟はTPPの原則や理念を堅持するならば、中国の加盟はあり得ないという…類推に達する、立花 聡氏による解説記事になっている。⬇️🔗リンク⬇️

http://www.world-economic- review.jp/impact/article2310. html

出所:世界経済評論IMPACT

中国と台湾のTPP加盟申請争いと日本の立場ボイス・オブ・ アメリカ(VOA)取材要旨
中国と台湾のTPP加盟申請争いと日本の立場 |

著者 : 立花 聡 (world-economic-review.jp)

この投稿・論稿の前の私のブログ投稿▼ 

TPP と 日米台中: 経済安全保障の時代

https://andy-e49er.hatenablog.com/entry/20210922/1632305161