『デジタルと平和の希求』~世界情勢を観る~
2021年4月、昨日 (4/21) と 今日 (4/22)、
世界の報道で気になる最新情報を5つ取り上げる。
Headlines は以下の通り;
- まずまっさきに、"Game Changer" AIを国際平和に活かす
- 続いて、『 EU、AIに包括規制案 』世界初・個人の自由保護(日経1面トップ)
- 「デジタル適応に自信ある」日本42%、主要国で最低
- 『台湾有事 備えはあるか』
- 『習主席「新冷戦には反対」米ハイテク制裁 けん制 日米声明の批判は避ける』
上2つは、平和、人権、ハイテク が共通キーワードである。
1."Game Changer" はシリーズの特集記事で新聞紙全面の内容;
強烈なインパクトを放つ。ご本人がNYの国連本部ビルを背に撮影された横顔が印象的。
「AIを国際平和に活かす」…上智大とコロンビア大を出た、高橋尚子氏(国連政務・平和構築局政務官)の活動とご本人のこれまでの歩みをサマライズした『挑戦者たち』。
とても興味深く拝見した。ここでは公開記事の紹介にとどめるが、2点述べる。
2.については北國新聞のウェブサイト記事を掲載したい。(分かりやすい)
3.(出典:日本経済新聞社)
「デジタル適応に自信ある」日本42%、主要国で最低
職場に広がるデジタル技術への適応に自信がある日本人は42%――。PwCジャパングループがまとめた調査で、日本の働き手は主要国で最もデジタル・トランスフォーメーション(DX)への不安が強いことが分かった。新型コロナウイルス禍によるテレワーク定着など世界でDXが加速するなか、働き手のスキル習得を後押しすることが必要だ。
(引用:日本経済新聞 記事)
実に残念な実態だと思うが、単に、個々人や企業のせいにして済ませるのではなく、日本の社会全体の大きな課題・宿題だと思います。
①企業など組織団体:業務プロセス、
②公共プロセス(例のCOCOA問題、やマイナカードなど)、
③教育現場:デジタル機器普及率の低さや教える側のノウハウ課題、
など多面的な問題でしょう。
これから数年以内に世界の上位へとキャッチアップしないと若いこれからの「こども」世代は、世界の中で遅れ、埋もれていくことを懸念します。
一方で、マンガ(MANGA)やアニメ、ビデオゲームの領域では、ハード(SONYのPlaystation)ソフト(ゲーム)含めて日本は世界を牽引する立場にある気がします。
要は、デジタル活用での大きなバランスが崩れていると言える。 実態としては
個々人は優秀、集合体の組織は制度設計の最初から超遅れている。
まさに一番上で紹介した、"Game Changer" AIを国際平和に活かす ⇒ 世界の平和を希求する最前線の国際連合(@ニューヨーク本部)というコアの世界組織でひとりの日本人が、主導して立上げ・牽引している、力強い前向きな現実を心に刻んでおきたい。
続いて、下の2つは、対中・安全保障、防衛・国土保全 ⇒ 平和の希求 がキーワード。
3.『台湾有事 備えはあるか』は軍事バランスの簡易分析。米軍高官が「6年以内」の有事発生可能性に言及したことで広く取り上げられることになった。観測気球というより、「警鐘」を鳴らしたものと受け止めるのが妥当だろう。折しも、日本の首相(菅氏)がバイデン米国大統領と Face-to-Faceで会談した初めての国家代表者。日米安保の延長線上で、中国による太平洋拡張主義や「核心的利益」の重大課題(懸念)である。
4.『習主席「新冷戦には反対」米ハイテク制裁 けん制 日米声明の批判は避ける』
環境問題では、中国は米国と考えをシェアできており、EUなど先進諸国と共に協調できる唯一の分野と言えよう。
強権国家(共産党一党独裁の政体)中国(やロシアほか)が個人の自由と人権を守る自由主義社会と共存共栄して行く道を進むことができるか。
上の一つ目二つ目で取上げた「国際横断的組織」と「テクノロジーのガバナンス、使い方」の領域と連動するだろう。
2021/4/29日本時間で👇
Liveで少し聴いた(最後の方だけ) https://t.co/UUF0doz3Wn
— Andy S. の雑記帳 (andy-e49er) (@Accurasal) 2021年4月29日
2021/6/13 (日) 追加の発信… G7(イギリス主催)
BBC G7:参議院議員(元・外交官)防衛大臣政務官 兼 内閣府大臣政務官 松川るい氏が参加するBBCパネル;2021/06/13 (日) 10:55 ~ 11:15 日本標準時
— Andy S. の雑記帳 (andy-e49er) (@Accurasal) 2021年6月13日
詳細 » 日本時間6/13(日)11:06からの放送と、6/14(月)4:06からの再放送
🔗https://t.co/FpJ9Nx1RvQ pic.twitter.com/cgTELa00d5
#BBC の #Moderator による話者の仕切り・割り振りが実にSpeedyで素晴らしい。各Speakerも簡潔でいい。クラハ;使い方次第で悪くはないが、どちらかというと自由できままなToolでアマチュア民主主義。対しコンテンツや内容より高次でProfessional なのはやはり大手マスメディアによるこんな放送だね。 https://t.co/mhheejqlCI
— Andy S. の雑記帳 (andy-e49er) (@Accurasal) 2021年6月13日