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政府IT司令塔・デジタル庁、首相所信表明演説

2021/10/4 岸田新内閣発足。牧島かれん氏が就任。デジタル大臣はあの(問題発言で騒ぎを起こした麻生派・平井氏から)同じ麻生派で交代となる。

牧島氏は岸田文雄新総理の方針による、『老・荘・青』の新内閣にて、3名任命された新入閣の衆院議員当選3回のいわゆる若手の一角を占める人だ。

そしてまた初の女性青年局長だった。自民党次世代ホープの一人と言えるのであろう。その実力やいかん。

甘利明新幹事長や平井氏のもとでデジタルに関わっていたとの背景出自が新聞報道から読み取れる。総裁選での4候補による青年局と女性局合同の討論会における司会役を担っていた場面を見た。その仕切りは歯切れ良くスマートで、回転の速い頭脳の持ち主とお見受けした。その通りであるなら期待も。今後を見ていく

 さて一方、世界と日本の世の中の動きは相変わらず急。このVUCAや経済安全保障が叫ばれる国際情勢不安定な時代をうまく乗り切るには、こんな取り組みも必要ではないか。

将来を担う生徒に普及、浸透することを強く願いたい🤲↓📣

政府のIT司令塔である第99代菅政権の成果のひとつである新設デジタル庁は、各省庁横断で司令塔の役割を果たし、日本のデジタル化、DX、働き方改革につながる実質的で本当の成果をあげて欲しい。

breaking news … 政界・経済界・マスメディア、そして国民生活に 昨2021/09/03、激震が走りました。冒頭ごく簡単に Twitter をひとつ触れておきます。


(末尾 : 政局裏側「見方」、ひとつの記事を引用しておきます)
▼さて、いよいよ(菅政権の目玉であった)政府のIT司令塔、デジタル庁がスタートした。新たな政府司令塔の設置は菅政権の功績であると言って良いと思う。評価したい。このタイミングで現下の環境認識を振り返ってみよう。

◉コロナ禍、特に8月のデルタ株による人心不安増大の中、ワクチン接種の受け皿不足。思うように予約すら出来ないという不十分さに誰もが不安。政治は自粛一辺倒の要請を繰り返すだけ。"無策" 、ある種の不作為に政権批判が潜在的に増幅している気がする。

◉菅政権のワクチン施策は実質的な『ワクチン一本足打法。事実はともかく大衆にはそう見える中、五輪前後に折り悪しくワクチン接種のスローダウンや一時的な延期などの悪条件が重なってしまった。

❌ワクチン調達それ自体も大きく困難である中、予約アクセスも十分に出来ない。身近な問題への不満感は充満。そこに拍車をかけたのは医療逼迫・病床不安、救急搬送しても入院すら出来ないことで社会不安は拡大の一途。

予約サイトへのアクセスという実に基本的初歩的な行動が思うように行かない。それは国民生活ではもっとも身近であり、この大きな不満が、社会のストレスを増幅させた。

◉ワクチン接種の問題もあるが、背景に横たわる壁はデジタル行政の遅れもその一つ。ストレスはここにもつながる。行政デジタル化は大きな critical path としてフォーカスされる必要がある。政策の実行局面をしっかりと見極め、しっかりウォッチするべきだ。

👉そんな中、デジタル庁の船出である。ぜひとも注目したい。

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出典 :  (広告) 企画・制作 日本経済新聞社コンテンツユニット 
2021年(令和3年) 9月3日(金曜日) 日経新聞 18面、19面、21面から、撮影して表示

上の写真は「デジタル庁企画官」津脇慈子氏(つわきよしこ氏)である。
経歴は2004年東京大学卒、同年経済産業省入省とある。キャリアで、
年齢的には40代だろうか。
2010年から🇺🇸米国コロンビア大、🇬🇧英国ケンブリッジ大に留学。
(2ヶ国へ国費による政府派遣で留学というのはなかなかすごい経歴に思える)

これまでのcareerは、(経済産業省)商務サービスグループ政策企画委員、キャッシュレス推進室長、大臣官房企画官、内閣官房情報通信技術(IT)総合戦略室企画官などを経て現職、とある。大臣官房で企画官をやっていたと言う事からも優秀な能吏の1人なのでしょう。

特に、キャッシュレス推進や、『内閣官房情報通信技術(IT)総合戦略室企画官』の経歴は、今回の新規省庁の目的からして順当な人事とうなずけるものと言っても良いだろう。

以下の写真が「デジタル庁組織図」である。

内閣総理大臣の下にデジタル大臣がいる。副大臣大臣政務官がいて、デジタル大臣の指揮下、その直下には「デジタル監」が位置している。デジタル監は600人ほど職員のいる行政府・デジタル庁の事務を司る事務次官(ナンバー2️⃣)のような位置づけであるということのようだ。

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デジタル大臣について一言申す。

少し前 週刊誌を賑わした低次元の乱暴な発言は慎み、一民間企業名を出し云々する矮小な不規則発言などはぜひ控えて欲しい。

◎国家国民のため「真に役立つ省庁横断型のデジタルの仕組み」、効率良くコストパフォーマンスに優れるITシステムと事務処理のプロセス(やり方)の実現が望まれる。そのためには、
◎国民・市民、そして政府省庁と地方自治体の行政当事者が使いやすいことだ。
なによりもユーザーに優しいデジタル行政の実現が期待される。行政プロセスを大局観から上手に全体最適と個別最適のバランスをとって制度設計し、迅速かつタイムリーにシステムとして完成して立ち上げること。

そしてなにより優先し、国の行政プロセスをしっかりとガバナンスして欲しい。大臣、幹部各位は、率先垂範の重大な責任を全うしていただきたい。

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【付録】岸田文夫第100代内閣総理大臣(自民党新総裁) 所信表明  2021/10/8 (金) サマリ版 ⬇️

下記の整理表の出所 : Broomberg 

f:id:andy-e49er:20211008171127j:image新しい資本主義の実現

成長戦略

  1. 第1の柱 : 科学技術立国の実現
  2. 第2の柱 : 地方を活性化し、世界とつながる「デジタル田園都市国家構想」
  3. 第3の柱 : 経済安全保障
  4. 第4の柱 : 人生100年時代の不安解消

分配戦略

  1. 第1の柱 : 働く人への分配機能の強化
  2. 第2の柱 : 中間層の拡大、そして少子化対策
  3. 第3の柱 : 看護、介護、保育等の現場で働いている方々の収入を増やしていくこと
  4. 第4の柱 : 公的分配を担う、財政の単年度主義の弊害是正

 

国民を守り抜く外交・安全保障

外交、安全保障の要諦は、「信頼」だと確信している。先人たちの努力により、世界から得た「信頼」を基礎に、3つの強い「覚悟」を持って毅然とした外交を進める。

  1. 第一に、自由、民主主義、人権、法の支配といった普遍的価値を守り抜く覚悟
  2. 第二に、わが国の平和と安定を守り抜く覚悟
  3. 第三に、地球規模の課題に向き合い、人類に貢献し、国際社会を指導する覚悟

世界で保護主義が強まる中、わが国は自由貿易の機種を務める。デジタル時代の信頼性ある自由なデータ流通、「DFFT」を実現するため、国際的なルール作りに積極的な役割を果たしていく。

1、はじめに

2、新型コロナ対応

3、新しい資本主義の実現

4、国民を守り抜く、外交・安全保障

5、新しい経済政策

➡️上記3つの政策を着実に実行する。新たな経済対策を策定するよう指示した。総合的かつ大胆な経済対策を速やかに取りまとめる。

6、おわりに

追加報道 2021/11/24 クラウド関連@米国