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【海外ビジネスのゴールデンルール】トラブル対応

時には 真面目に、国際事業、海外取引のノウハウ磨きや知識のメンテ、維持にも力を入れている。^^;

こんな資料を見つけた。
"どうしたらいい? 海外ビジネストラブル" (中小機構)

https://biznavi.smrj.go.jp/13970/

こういう公開情報、実はとても少ないのです。なぜなら、さまざまなトラブルを類型化しても解決法はひとつではないことが多いから。

文章にまとめて人の目に公開すること自体がリスク含み。
それで「一筋縄ではいかない」のがトラブルなので、テキストブック的に整理するのは結構難しいものなのです。

高度で高額取引になればなるほど、複雑な要因が重なれば重なるほど、簡単に説明なんかできないものだから…、です。 

この手の取引トラブルは、とにかく未然防止が正解

💮結論を先に言ってしまえば、海外ビジネストラブルは『次への教訓』とすることが最も現実的な対応であり、肝要なのです。ゴメンナサイして「高い勉強代だ」と割り切って次へ集中することの方が実際得策と言っておきましょう。

 起きて(起こして)しまってからそれを専門家に相談されたとして、受け手が貿易経験が豊富で「十分な専門家」であろうとも、最終解決までは数次の交渉やら対処が続くわけです。いきなりトラブルの火消しだけを生業(なりわい)にして成果を出すのは、よほどのことがない限り相当な困難な作業なのです。(弁護士とかでも同じ)

 一般論や自分の経験がうまく合致する失敗ケースならばいろいろ助言はできる。しかしながら、相談ケースは現実のもの。当然「個別の問題」です。今起きている相手も当事者もケースバイケースで全く異なります。さらに時機・季節(要因)、起こった背景(起こした別の第三者とか)、相手のクレーム度合(怒りの程度)など、
全てが異なる」一品もの。

 一般に「こういう場合であるからこうしたらどうか。あるいはこの方法では?」などと言う ”アドバイス" は専門的にトラブルの当時者に対しては出来るのですが、「それらアドバイスが解決にすぐに直結するか?」と言うとなかなかそう簡単ではありません。そして解決は誰にも保証できない。

なぜでしょうか?

そういったタイプのトラブルは、誤解を恐れず言えば、大半は、

  • そもそもの相手が悪い(取引相手に初めから悪意がある場合)ひっかかった
  • 誤解や失敗を生じるもともとの元凶・理由が相談者側にある(相談者の貿易理解不足など)相手とのミスコミュニケーションが重なって複雑化していると更に面倒。
  • 現実のケースは極めて特殊である(例:誤解ややり方の間違いが複数絡む)
    など、両手の指を超えるくらい問題の根っこがあるものなのです。

特に『物品の売買』で『一回限りで連続する見込みのないスポットビジネス』(売買)は、そもそも論として相手の信用度チェック、契約条件の摺合せ時点から始まり、細かな貿易手続き面などでも、さまざまな類のリスクが付きものです。

それらのリスクや懸念点を予め想定できる程度に机上で知っていて、
その落とし穴リスクに落ちない危なげないやり方 っていうのがあるのです。

では、どうするか、ですって!!?

答は…、初めから問題を起こさぬように起こりうるリスクへの防止策を知り、取引管理監督を行いつつ実行すること。例えば;そのように「取引を作っていける」力量を持つ専門家やプロを雇って、実行する取引や実行のプロセスを始めから間違わないように実行すること、
これが  " ゴールデンルール " ではないか、と思う次第です。