※(本ブログの筆者が個人所属するAIBA(貿易アドバイザー協会)に対して、関係部署等への転送・紹介を依頼されているので、本ブログに公開掲載しTwitter等でボランティアとして拡散(PR)致します。)
JCAAウェビナーのご案内(無料)
*JCAA:一般社団法人日本商事仲裁協会
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(1)法務省、経済産業省、JIDRC、JCAA共催国際仲裁ウェビナー
「ベトナムとの取引における国際仲裁の活用」
◆日時:2022年10月18日(火)
15:00~16:30(日本時間)
13:00~14:30(ベトナム時間)
◆開催方法:オンラインセミナー(ZOOM) 日英同時通訳つき
◆講師:経済産業省阿部貿易振興課長、現地弁護士Hop Dang氏、JIDRC小原淳見弁護士、JCAA小川新志仲裁調停課長
◆概要:国際的な取引においては様々な紛争が発生しております。その解決として仲裁や調停を活用することが国際スタンダードです。今回のウェビナーではベトナムの弁護士による情報提供に加え、日本仲裁の魅力についても情報発信をいたします。
◆費用:無料(事前登録制)
◆詳細とお申込みはこちら(お申込みは当日まで可):
https://www.jcaa.or.jp/seminar/seminar.php?mode=show&seq=99&
(2)貿易実務ウェビナー
「国際ビジネスで起きやすい誤解の実例とその回避策」
◆日時:2022年10月21日(金)
14:00 ~ 15:45(質疑応答の時間(15分)を含む)
◆開催方法:オンラインセミナー(ZOOM)
◆講師:亀田尚己氏(同志社大学名誉教授)
◆概要:言葉・文化・歴史・宗教、そして生活様式もそれぞれ異なる人々の間で行われる国際ビジネスでは、その異質性に起因する誤解が思わぬ障害の原因となり、商談の進行や契約の締結に妨げとなることがあります。本ウェビナーでは、国際ビジネスで起きる誤解の実例を取り上げ、それはなぜ起きるのかを考察し、どのようにすれば誤解を予防できるのかその回避策を紹介します。
◆費用:無料(事前登録制)
◆後援:日本貿易振興機構(予定)
◆詳細とお申込みはこちら(お申込みは当日まで可):
https://www.jcaa.or.jp/seminar/seminar.php?mode=show&seq=98&
以上は、無料のセミナー、ウェビナーである。
それに対して例えばつい最近では、有料でこんなプログラムもある。
- 英文契約書講座 - IPEC国際法務英語
https://legal.ipec.or.jp/contract/
27万円が高いか、安いかはあなた次第。
余談を続けるとこんな感じで受け止めている。
agendaを見るとどれも懐かしい。
自分は企業内で海外との取引交渉と契約実務に直接携わったし、実際の対面交渉も何度も日本語、英語とも行ってきた。だからこれらagendaのうちいくつかは、ある程度弁護士が話す内容レベルの法務専門知識があると思っている。
要するに、長年かけて受けてきた複数の他無料セミナーやさまざまな社内外の勉強機会を通じて、自学自習も含めてある程度の習得や体得ができている、ということだ。費用はかけていない。
また、机上で人から習うことは知識にはなり得ても、実戦の交渉ごとに即使えるかといえばこれは違う。とかく実践交渉は異なる。場数や相手との交渉経験回数に比例する面は否めない。
✳️ 今の仕事、公的機関での無料相談業務は、根本的にまず弁護士法§72を遵守しているため、契約法務や法律の解釈は行っていない。基本的に取引におけるビジネス判断上の(契約面での考え方の)助言や経験話に限っている。
✴️ 自分の知識がもったいないなとは思いつつ、自分が所属する会社の自分の業務責任で契約交渉を行うようには行かない。そこがどうしても『自分ごと』ではない制約になる。
- さらに法務理論や契約テクニックは、人に簡単に手早く説明するのには結構難しい。高度で実践的な助言となると、相手との間合い、関係性に根付く "瞬発力" やその場限りのアドリブ的対処などがどうしても必須なので難しいと思う。