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映画って素晴らしい! (The Best Documentary Movies 🎥 ever. )

2020年も4分の3が過ぎようとしている。この年は自分としては、
多彩な視点で良い年になるのかもしれない。

・いろんなEpoch makingの「2年目」を迎えている
(家族関係、職業・再転職、趣味の"AIBA"、そしてコロナ禍の中の映画鑑賞継続)

良い映画を観ると自分の振り返りもポジティブになるのが不思議だ。感化?…

・9/7 (月) 鑑賞2作品はいずれも出色のノンフィクションだった。
見てよかった。ともに、監督イコール主演となる。
👉娘は戦場で生まれた ( 原題 : FOR SAMA  )

(イギリス🇬🇧シリア🇸🇾共同作品。シリアのアレッポが舞台で、四年にわたる緊迫のドキュメンタリー)第72回カンヌ国際映画祭 最優秀ドキュメンタリー賞受賞

途中に主人公で撮影者のWaad 嬢の写真を載せた。映画を見終わって即座に彼女のTwitter実名アカウントを検索、フォローした。
👉ビッグ・リトル・ファーム  理想の暮らしのつくり方アメリカ🇺🇸カリフォルニア州が舞台)オーガニック・ファームの始まりから成功までの実話。

 大切なのは2つを👀観る順番。必ずこの順で。
できたら連続して観るべきだ。2本は、私が観てきたギンレイホール
かかる作品の2020年鑑賞作中の、
"The Best ever Documentary Movies 🎥" だと思う。

まず一言で言えば、

前者は、恐怖と怒り💢(戦争)
後者は、自然との共生(地球🌏Earth)

ともにノンフィクションであり「挑戦する人たち」の生をリアルに捉え、
魅力的に描く。🔻

→シリアのアレッポは悲惨で凄惨な映像の中に人間の明るさが唯一の救い。
常在戦場、生と死が隣り合う。現在のアサド政権への怒りを覚えるし、
なぜそこまでに?と大いなる中東への疑問が湧いてくる。
 国家と政治と民衆のものがたり。あまりにリアルな、どぎついまでの実写は
人によってはショックを覚える程だろう。映像のつなぎ合わせという意味での
カットの編集は間違いなくされているが、まさに主人公のワアドが意識して
撮影したまんまのシロウトもの的匂いの残ることで、
作品というより「実写記録」の形容がふさわしい。夫で医師のハムザも闘う医師。

 映像としての外見は、破壊された都市空間と生活の場。空爆で破壊されていく病院。街のコンクリートと運び込まれる血塗れの怪我人、そして死者…と、
目を覆うひどい実態がある。それはそのままアサド政権への「なぜ?」
の怒りへと転嫁されていく。

 正義と自由を信じて闘う主人公の夫で医師と周りの友人知人。人々は老若男女、
胎児の生まれるか死ぬかの場面から、爆撃で傷を負った、あるいは死ぬ子ども
までの、生と死のあまりにむごい事実・実態が次々と映される。

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映画での Waadは、こんな格好いい美人ではなく、普通の一人のシリア人。

一方、落ち込んだ気持ちを少し明るくさせるのが
こちら▼

→カリフォルニア・ロスから北へ1時間のオーガニック・ファーム。
チェスター夫婦の創業からphase転換までの年を追っての変化を描く映像美
ここでも、生と死のリアルさが表されるが、正直アレッポとのあまりの落差に
戸惑いを覚えるほどの対比の妙。それがまた◎なのだ。
ギンレイホールの選択によりこの2本の企画の素晴らしさを垣間見る思いがした。

 伝統農業の夢に対して、クラウドファンディング?から土地買収による農場起業と、伝統的ノウハウのカリスマメンターに導かれた開拓の魂。
アメリカ人のフロンティア精神、いまだ死なず…と言った風情
美しい農場への変貌ぶりが、自然の中でのecosystemを成立させていく動物たち、
植物、そして人間の三者で絡まって描かれていく。 

 まさにホンモノのecosystem確立まで。その土地・土壌、動物、植物、それらと自然との闘いを7年にわたり、美しい映像美と見事な映像編集で「作り上げた」ドキュメンタリーのお手本的な作品だろう。そしてこれは間違いなく、happy movieだ。
シリアのアレッポで苦い思いをした後に、格好の口直しではある。

そして、両方ともに共通するのは、

・夫婦と家族の愛のものがたり

・強い意志と行動の末に、未来を拓く

・仲間とのきずな、土地・場所とのきずな

・連続して襲う苦難に対抗する人智、その力

である。『挑戦、勇気、再生、希望』がテーマだと感じられる。
フィクションと異なりリアルに「これはスゴイ‼️」の感動をくれる。

見終わって仰ぎ見る青空は「希望」という感じだった。
またこの場所に来よう!

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