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『世界を変えた10冊の本』

 「世界を変えた10冊の本」は、あの有名なキャスター、池上 彰氏の著述作品です。いかにも読みたくなる新刊書。
・世界を変えた、とはどういう意味においてなのか?
・なぜニュースキャスターとしてあの分かりやすい語り口で近年大人気の池上さんがこの本?なのか。
その背景と実話は最後のあとがきで明かされる。文藝春秋  2011-8-10 第一刷)
 実は、いま借りてきた8冊を同時並行で読んでいる。(󮏃月9日の記事を移設)昨日食事前にはこの池上さんの本。寝る前にはエルロイの「アンダーワールドUSA」(FBIの謀略戦小説)ちなみにこれは上下巻で分厚く、キング牧師暗殺(MLK)、ケネディ暗殺(JFK/RFK)やキューバへの謀略活動など、実に手荒い内容の小説。なんでもアメリカ小説界の「狂犬」著者とか・・・、公式には推薦できない?ユニークな一冊なのだ。とにかく登場人物が横文字で30名くらい出てくるので、冒頭の登場人物欄を当初は10回くらい読み返して誰がどの人物なのかを確認しないとさっぱり筋が分からないっていうよくある外国小説です(笑)。そして通勤時には、「秘境ブータン」を、それぞれ読んでいる。


<書評>
 「世界を変えた10冊の本」池上 彰氏 第一章、アンネの日記(Anne Frank 1929 - 1945)   ◇1944−4−5 から、引用:
『 わたしは世間の大多数の人たちのように、ただ無目的に、惰性で生きたくはありません。周囲のみんなの役に立つ、あるいはみんなに喜びを与える存在でありたいのです。わたしの周囲にいながら、実際にはわたしを知らない人たちにたいしても、わたしの望みは、死んでからもなお生き続けること! 』 
 この本がある為に、迫害されたユダヤ人の国であるイスラエルは、そのアラブ諸国との対立の中にあって、「世界から許されている」、と池上さんは見ている。また、私たちがむかし子どもの頃に読んだもの。あれはオリジナルではなく、生き延びたアンネの父親が、一部記述を割愛した版ということだ。
 (以降)
第二章 聖書(The Bible)/ 
第三章 コーラン (Qur'an)/ 
第四章 プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神 (Max Weber 1864 - 1920) / Die protestantische Ethik und der Geist des Kapitalismus 
第五章 資本論 (Das Kapital 1st published in 1867 by Karl Marx 1818 - 1883)(4章5章は学生時代にも読んでいないので概略だけでも知ることが出来てありがたい) / 
第六章、イスラーム原理主義の「道しるべ」/// オサマ・ビンラデインの教本となった発禁の書 
第七章 沈黙の春 (Silent Spring 1962 by Rachel Carson 1907 - 1964):化学肥料、特に当時の「DDT」の食物連鎖による生物の危機を初めて明らかにした一冊。