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ケインズ経済学を実践するエジプト王国(第九章、雇用、利子および貨幣の一般理論/ケインズ)

The General Theory of Employment, Interest and Money 1936 (John Maynard Keynes 1883 - 1946)
(Twitterアカウント@Accurasalから)
古代エジプトのピラミッド建設は、かつては王の浪費のための非人間的な奴隷労働とみられてきたが、最近の研究で、農閑期の働き場所確保という景気対策だったと、わかってきた。古代エジプトの王はケインズ経済学を実践していた。
「世界を変えた十冊の本」池上彰からの引用。 むろん「ケインズ」は名前は知っていたが本のあらましを理解するのは今回が初めて。概要の解説語り口がとても理解しやすかった。高校生くらいでこの池上本を紹介して、経済学に興味を持てる学生もいるように想像する。

第十章、資本主義と自由(ミルトン・フリードマン1976年ノーベル経済学賞受賞)
Capitalism and Freedom 1962 by Milton Freedman 1912 - 2006
異端から常識となった「自由至上主義」(リバタリアニズム)・歴代の教頭大統領の知恵袋、小さな政府と個人の自由を重視。「自由な市場は言論の自由も守る」・景気対策には通貨供給の重視を・「変動相場制」を主張。「学校選択の自由」を提言。「企業経営者の使命は金儲け」・「累進課税は効果がない」

本書はB5版。文字数や間隔も意図的にスカスカのレイアウトなので、スラスラと読みやすい。自然と全部を読み通す気持ちになってくる。

<追伸>(*)他にも、ガイ・カワサキ氏がAppleでの経験談などを綴った「賢者の起業術」。まだ手付かずだが、あと二日で読み終えないといけない。速読でなんとか。明日は大学へ一日行く予定で夕方からは浅草橋。ウン十年前に卒業した都内中学校同窓会の二次会に出席するため今夜と明後日でなんとか読み終えたい。(*)(11月9日の記事を移設)