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本📖伊藤真の法学入門 講義再現版

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断捨離データ編で、Evernote アップロードしておいた備忘録から転載します。オススメ本です。

本📖伊藤真の法学入門 講義再現版
2010-5-3 第一版第一刷
【書評】 
 法学部卒の人には、卒業後の復習・確認用に最適。私が学部にいた時にも当然法学入門を学んだと思うがこんなわかりやすい教科書ではなかった。

  • 文系の会社員には、商取引・契約・そしてリーガルマインド」ということの理解に最適。
  • 理工系の人には、法というものを、もしも初めて学ぶとしても分かりやすく読みこなせる。非常に平易に、しかも親しみやすく話ことばに近く書かれていて読んでそのまま理解できますよ。

だから、すべての人に自信を持ってオススメできる本です。著者は知る人ぞ知る、司法試験勉強の神様。

【  英米法と大陸系 】 
英米法、法の支配、イギリスのコモンロー 
判例法主義、司法権の優越(行政に関する事件も通常の司法裁判所の裁判権に服する)、二元的法制度、陪審員制度 
法に従う理由は法を作った人の権威よりもむしろ、コモンローが国民に客観的な規範(自然法)として通用していることを重視 
◆大陸系、法治主義 、ローマ法
成文法主義、行政裁判所、参審制
法に従う理由は法を作った人の権威
 
【法の使い方、学び方】 
◆考える力、から
・基礎知識を使って推論する力
・問題を解く
・要約し、推論しながら読む
・読解力を高める
・物事を比較する(クセをつける)
・なぜだろうと考えるクセをつける
・他人と法律的な議論をする
◆バランス感覚(センス)
・法律のセンスはバランス感覚
憲法を理解し、法とは何かを理解しておく
・双方の言い分を聞いてから判断する
・反対の立場に立って考えてみる
・自分の思考過程を明確に示す 

(2024/1/11 (木) 追記する新たな知識)

職場で定期購読している国際法務の雑誌は毎号必ずパラ見してます。常に新しい知識あるいは忘れかけてる知識の再確認をするためです(笑)

今朝読んだのは、毎号必ず目を通す有名な弁護士・長谷川俊明先生の連載Q&Aシリーズと、別の先生のインドの憲法や政治体制から契約法務までまとめた話。インドはご存知、英連邦の一員だったので、コモン・ローの世界なのだと、改めてナルホド、でした。それで、『約因』(Consideration) がなければ、契約成立しないということを久々にまた確認しました。