新年おめでとうございます。元日の今日、このあと私的ブログで今後について考えてみます。#Hello2021 #世界 #FTA #EPA #英EU #TPP #RCEP #通商協定 #外交 #ビジネス #経営 #SCM #地経学 #地政学 #安全保障 #JapanFirst pic.twitter.com/FOE9AtfUIk
— Andy S. の雑記帳 (Andy-e49er) (@Accurasal) 2021年1月1日
(出所:Reuters / Twitter )
主題 : 2021年(令和3年)FTA新時代の幕開け
副題 : グローバリズムと自国ファースト
テーマ : 経済(経世済民)と安全安心(安全保障)はどこへ向かうか(その1)
新年おめでとうございます㊗️
#新型コロナ #感染拡大 での年越しとなりました。この人類史に残るであろう1年を閉じ、新たな年「丑年」のスタートです。我々の日々の生活と世界は昨日・今日、そして明日以降の未来へとつながっており、この連綿と続く流れに切れ目はありません。
人と人が接触することで Virus は宿主を変えて生き延びます。対する人類は知恵を絞り、"withコロナ" としての #新常態 #NextNormal を新たに見出さねばなりません。
2019年2月1日、日本主導の日EU・EPA(JEEPA)が発効、その前2018/12/31には(アメリカ合衆国抜きの)CPTPP, 通称 "TPP11" が発効。「二つのメガFTA」成立は世界を沸かせ、日本経済と貿易、企業の事業運営に大きな期待感をもたらしました。
昨年には(当初メンバーだったインドが抜けて)アジア太平洋地域の広範な国・地域にまたがる ”RCEP” が15ヶ国で署名になり、2021年中の発効に期待がかかります。
そんな中、2020年最大の懸案だったEUと英国の間の通商交渉がようやく決着をみました。
▼出所:日本経済新聞(電子版)
(課題)ボリス・ジョンソン首相 は、#MakeGreatBritainGREATAgain を実現出来るか⁉️
このことにはとても大きな意味があります。つまりEU28ヶ国から脱退して文字通りの独立国家となった英国は今後、世界のどの国や地域との間でも自由に自由貿易協定(FTA : Free Trade Agreement )を結ぶことができる、と言う効果です。一種のグローバリズムとは正反対の一国が唯我独尊主義を貫いて、相手国と一対一で貿易交渉を行い、「バイの」通商協定や投資協定を目指す形です。
EU設立理念・意義とは真っ向から相対することになるこの動きは、まずBrexitにより英国が自国の利益だけを純粋に追求する力とその(独立国家としての)立場を取り戻す結果を創出しました。かつてアングロサクソン国家としての大英帝国 Great Britain そして、Paks Britanica といわれた時代のような「栄光」を得ることができるのか。まさに、トランプならぬ、#ボリスジョンソンPM によるMake Great Britain GREAT Again の実現ですね。トランプ政権が目指したAmerica First(アメリカ第一主義)と相似形の政策理念です。
18世紀のジェームズ・ワットによる「蒸気機関の発明」から勃興した『産業革命』時代のイギリス国はまさにInnovationの申し子だったわけですが、今は21世紀。グローバリズムが進展したこの現代に時計の針を巻き戻すことは苦行であると言わざるを得ません。
新たなFTA(例えばTPP11への加盟や英米FTAなど)を成立させ、関税抜きの貿易活動による輸出拡大による産業振興や相手国への事業投資、および人の往来の規制を下げるこれらの通商政策ツールにどれだけ魔法の力が残っているか、この命題には少し疑問が残ります。
▼出所:日本経済新聞(電子版)
英EU、通商協定で合意 関税ゼロ維持へ : 日本経済新聞リンクhttps://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM00090_09122020000000
🔻以下の通りEvernote に日経電子版の関連記事をまとめて
アップロードしましたのでどなたでもご覧いただけます。
(出所: 日本経済新聞・電子版)
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▼ポイント整理表(出所:日本経済新聞電子版)
(出所:Reuters / Twitter )
そして、2021/2/1 ついに英国は🇬🇧次の一手に踏み出しました。この動きを、自由貿易体制としては大歓迎します。
Brexit後UKがEU-UK FTAと日英FTAの次に2/1TPP加盟申請の明るい報の一方で、ASEAN内ではMyanmerが軍事クーデータを起こした。国内の人権迫害問題、国政選挙結果への不満、米国新政権の誕生なども絡んだ政変という背景か。同時に中国のグァム周辺調査などきな臭い。国際情勢「一寸先は闇」の証左となる。 https://t.co/qFDYwA6rPT
— Andy S. の雑記帳 (Andy-e49er) (@Accurasal) 2021年2月1日
英参加、TPPに拡大機運 中国にらみ加盟基準は緩めず:日本経済新聞 https://t.co/y5of0M2So6
— Andy S. の雑記帳 (Andy-e49er) (@Accurasal) 2021年2月1日
英国トラス国際貿易相が2/1、輪番議長国を務める日本の西村康稔経済財政・再生相やNZオコナー貿易・輸出振興相とオンライン会談、参加申請。
今春から本格交渉に。既存ルール変えない(中国にはハードル)
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