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文学探偵の推理・謎解き、サリンジャー

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新潮選書『謎ときサリンジャー』(副題 : 自殺したのは誰なのか)竹内康浩・朴舜起 共著 を読み始めた。

実に不思議な本。このような著作は初めて。

あの、”Catcher in The Rye” 「ライ麦畑でつかまえて」を書いた米国作家サリンジャーの発表済みと未発表の著作全体にまつわる「」についてのサリンジャー文学史と著述部分を俯瞰した "一風変わった推理研究" になっている。

あの謎短篇のラストが実は「事件」だった?驚天動地の評論。

  • 前代未聞の問いは問いを呼び、やがて「ライ麦畑」も含む作品世界を一変させる。世界最高峰のミステリ賞(エドガー賞) (評論・評伝部門)で日本人初の最終候補となった「文学探偵」が弟子とともに天才作家の謎を稠密(ちゅうみつ)なロジックで解き明かす。

たまには、アメリカ文学について知ってみるのも面白いか?などと思いついて、新聞の書評欄で興味を惹かれた一冊です。

追記 : サリンジャー作品の謎解きのキーワード。その1つが芭蕉芭蕉の名は元来バナナツリーのことを意味する。「テディー」と「バナナフィッシュ」…

引用する芭蕉の2つの俳句…

やがて死ぬけしきは見えず蝉の声」と「この道や行く人なしに秋の暮

  • 歴史探偵ならぬ文学探偵の竹内は2つの小説がつながっており、作者であるサリンジャーが読者が注意深く後に分析をしないと分かりようのないつながりを小説の中に、主人公のセリフをヒントとして埋め込んだことを分析している。

ヒントは、この本の救急番号にある。

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