2020/12/25 日本時間。日英協定に関連のある英国とEUの自由貿易協定の交渉が期限ギリギリで決着した。▼日本経済新聞報道から引用 :
ロイター報道▼英EU、通商協定含む将来関係巡る交渉で合意 離脱後の混乱回避
https://jp.reuters.com/article/britain-eu-deal-idJPKBN28Y1GR
漁業権での合意がなんとか成立したようだ。
以下は少し前の元の記載内容が続く。
「日英包括経済連携協定」講演で、その発効と内容、今後の展望などを勉強してきました。(2020年10月23日@日本の外務省飯倉公館で英国🇬🇧トラス貿易相<前職は農業大臣だから農産品に拘りあった様子>と、日本🇯🇵茂木外務大臣により正式署名された。)
会員になっている日本関税協会・貿易実務研究部会の12月講演会で、現在はコロナ禍のために、オンライン視聴が提供されています。
◉関税協会・貿易実務研究部会
12/15日本関税協会主催で、財務省関税局の経済連携室長による日英EPA講演を聴いてきました。今回は最近恒例化した自宅リモート聴講はやめて、出勤したあと午後を休暇にして都内の会場まで出向き、現場で聴講しました。
講演後のQ&Aは会場とリモートから併せて数多く活発。かなり専門的な(よく分かっている人からの)質問もあり、今後の相談対応で役立つピンポイント知識も 得られました。
実際の交渉当事者・責任者による生の解説はやはり貴重なものです。
時間を見つけて 貿易アドバイザー協会 (”AIBA")FTA部会メンバーで共有するような専門的なエッセンス部分をまとめるつもりです。
何より良かったのは、講演者の井田室長様は茂木大臣に同行した交渉当事者で、英国トラス貿易大臣との今年8月ロンドン交渉の概略とそこでのトピックスも拝聴できたことです。英国産チーズの話が臨場感あり、有意義でした…(^^)。感謝します。
時節柄、ご担当されているRCEPの話も追加してくださり、同室長(責任者)ならではの「企業のEPA利用促進施策」の話もあり、たいへん有意義な講演会でした。
AIBAメンバー&公的機関勤務者として、まさに、この線で中小規模の企業さんや個人事業主の方たちをサポートして、日本の輸出入ビジネスに貢献する活動を心掛けていきます。
三密を避けた会場設定は4人がけ横長テーブルに一人で着席。広く快適で安全な環境設定です。会場参加は20数人くらいでしょうか。関税協会殿のご尽力に深謝します。
講演後に講師と名刺交換。リモートでは当然できないことです。公的機関での相談対応の会話を室長と交わしてきました。F2Fは実り多し、を体感し有意義な時間となりました。どうもありがとうございました。
◉日EU-EPAから、日英包括的経済連携協定(EPA)|外務省へ
BREXITのあと、締結された日英EPAは一体いつ発効するのか。その答えはBrexitの離脱協定の定めに係り、日EU協定がどうなるかによります。引き続き注視します。▼12/23現在▼
EU交渉官、対英交渉は「最後のひと押し」 漁業権でなお相違 | ロイター🔗
https://jp.reuters.com/article/britain-eu-idJPKBN28W24R
英・EU、FTA交渉さらに継続 両首脳が合意: 日本経済新聞 https://t.co/esMZWTMG1t
— Andy S. の雑記帳 (Andy-e49er) (@Accurasal) 2020年12月14日
BrexitでEU🇪🇺の縛りから離脱するのにイギリス🇬🇧海域の漁業権が英国以外との条件で合わない事は離脱したのに理不尽だとの思いがある。工業系、特にクルマ生産で関税が復活することは大変なマイナスだから容認出来ない。
▲この件について、12/18時点の報道から。
『英との通商協議、18日までに合意の可能性乏しい=EU関係筋』| https://reut.rs/38cDrkS
EU28ヶ国中、英語が公用語なのは実は、UNITED KINGDAM (Great Britain) のみです。やや意外な気がしますが、よく考えると確かにそうですね。このことは大きく、さらに加えて日英の歴史的関係も相まって、日本から見る英国🇬🇧はEU🇪🇺の事業窓口、投資先となってきた経緯があります。日系企業1,000社が英国に進出して、雇用と事業を生み出してきました。
今後も英国とのつながり、ネットワークは大切です。日英EPAはその役割を果たすはずです。
◉日英EPAの発効と今後の課題(2020年12月15日号) | 西村あさひ法律事務所
https://www.jurists.co.jp/ja/newsletters/europe_201215.html
N&Aでも日英EPA、出してますね。チェックしておきます。
12/18 (金) 外務省ホームページ新着
日英包括的経済連携協定の効力発生のための外交上の公文の交換
https://www.mofa.go.jp/m ofaj/press/release/press1_0004 74.html
【番外・追加情報】
英EU、通商協定で合意 関税ゼロ維持へ :
日本経済新聞リンクhttps://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM00090_09122020000000
🔻以下の通りEvernote に日経電子版の関連記事をまとめてアップロードしましたのでどなたでもご覧いただけます。
(出所: 日本経済新聞・電子版)
▲記事はここまで / 2021/1/1 元旦に追記。
そして、年が変わった2021/1/31 ついに英国はTPP加盟を正式に表明しました。新たなモーメンタムが動き出す契機になりそうです💮
英、TPP参加を正式申請へ 発足11カ国以外で初: 日本経済新聞 https://t.co/k7RqtbOhyx
— Andy S. の雑記帳 (Andy-e49er) (@Accurasal) 2021年1月30日
👉BrexitしてEUの制約から放たれた英国にとって🇬🇧待ち望んだ自国判断による独自路線の表明が始まった。TPP11への加盟はタイなども持っているようだが、英国が正式表明したことで米国に🇺🇸影響あるかどうか。
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