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インド・ガンジス川に想う

another sky IIから切り取った画面を引用。

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another sky II、又吉直樹

インド・Gaṅgā…

私のインドは一度だけ。1996年ニューデリーに入り、そこからプネーとムンバイ(旧称ボンベイ)にサーベイ出張に行った。

ガンジス川と鳥葬の山へ車で連れて行ってもらった記憶がある。鳥葬の山では空に肉食系と思しき鳥がまさにぐるぐると舞っていたのを覚えている。あの何やら停滞した薄暗い空気感は一生忘れることはない。

Mumbai → 当時日本人駐在は有力企業である海運会社の日本郵船のO所長しかいらっしゃらず。インドのMumbaiに日本人ただお一人。我々が到着したのが日曜だったので、運転手なし、所長ご自身が空港へ出迎えられました。

運転が好きなので苦にならないと屈託無く笑うOさんが運転される、社有車の立派なセダンのトヨタクラウンでまず空港のヒルトンホテルで昼食をとり、街を車で流しながら順番に案内された。

線路沿いに延々続くスラム街。引き込み線の線路が集積している広々した空間が、道路の橋の上から鳥瞰できた。そこではなんと戸外で風にはためく夥しい数の白いシーツの洗濯もの。そして、線路沿いの道路が生活空間。道端の黒い水溜りで裸の子どもが水遊びをしていたのに目を奪われた。この調達市場サーベイのレポート用写真を担当した最年少の私は車中から、あまりの凄絶さに言葉を失い、カメラシャッターを押せないくらい人生最大の衝撃を受けた。

「みなさん同じです」、とO氏はさらりと言ってのけた。世界は広く、日本はちっぽけだ。

 

確かあの年には、ミャンマー🇲🇲にも行った。当時の首都Yangonで、我が家・第二子の誕生をメールで知ると言う、そんな会社生活だった。第二子はへその緒が首に巻きついたので緊急の帝王切開になり、家族の手術同意は、車で病院に連れて行ってくれた同じマンションの友人のMさんが代わりに行ったとか、どうしたんだろう…

いま職場で貿易相談を担当して、世界とのあらゆる輸出入取引などを考えながら、全ては自分の肥やしとなり、今に繋がっていると信じ、心から感謝しています。